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【海外在住エッセイ】YVR(バンクーバー空港)にて朝を迎える。。。

今までにやったことはないけれど、
一度は試してみたい

そんな経験を適度にすることは
脳を老化させないために必要な事だと

経由地のYVR(バンクーバー空港)にて
一泊を決めたわけなんですけどね。

まぁ、これがなかなか大変で。

何せ、ほぼ24時間のlayover(乗り継ぎ時間)
なもので、荷物預け入れのチェックインができず、荷物と共に一夜を過ごしたわけです。

ちょっと一息つきながら。


空港内とはいえ、セキュリティチェック前は出発/到着に関係のない人も立ち入れる場所なので、安全面のレベルは高くないんです。

お手洗いに行く時も荷物を持って入る方もいたほど。

更にチェックイン前の空港内は  
充電スポットが少なく、
フードコート内の少数の席のみに
ソケットがあったのでそこを拠点に
時間を過ごしました。

北米の夏の夜は長く、これで21:30です。


正直言って眠れるスペースなんてないわけで、
それでも何とか眠りに着こうと
姿勢を変えて持ち込みのブランケット
を腰椎あたりに添えて「良いポジ」を探すのですが、

「あ、みっけ」と思って安心したのも束の間、数分したら節々が痛んだり……

でも、こういうことなんだよな。
お布団で眠れるって最大の幸せなんだな
としみじみ思い、、、

子たちもその辺りのことをポツリと漏らしたので、

普段の当たり前が
最大級の幸せであるということを
体をもって学んでもらえた良い機会。

そして朝を迎えました☀️

チェックインの準備で荷物の再確認をしていたら

“Can you lend me your charger?Because  my battery is low.”
(充電器を貸してもらえますか。バッテリーが少なくて)

と一人の女性に声をかけられました。

いきなり声かけられた瞬間は
警戒感MAXだったんですけど、

隣の席で充電してもらうこと、
1時間で私たちはこの場所を出なきゃいけないということ、

を了承してもらってからお貸ししました。

海外では
貸したまま持って行かれたりすること
もあるのでね。

そんなの、貸さない方がイイよ、
なんてお声も聞こえそうですが、

なんでしょうかね。

彼女が本当に困っているように見えたこと、
もし自分が彼女の立場ならと俯瞰したこと、
仮に充電器を取られたとしても安い勉強代だと思えたこと

という答えが出たのでお貸ししたわけです。

彼女に聞けば、到着する友達を出迎えに来たということ。それならば連絡取れないと困りますからね。

充電くらいちゃんとしてこいよー、

なんて思う方もいらっしゃるかも知れませんが、事情があってできなかったかも知れませんし、忘れてしまうことってありますからね、
人間、完璧じゃないから。

そんなこんなで、彼女の充電がある程度チャージされるのを確認してからチェックイン✅へGO.

オンラインで事前チェックインをしていたので預け入れ荷物のプロセスも実にかんたん。

該当する場所に載せたら重さが図られ勝手にベルトコンベヤーが動き出す、という何ともシームレスなチェックイン。人要らず。

そしてセキュリティを抜ければ、
もう出国ゲートです。

アクアリウムもありました。
ビオトープっぽい何か?
空いてました。


自分たちの出国ゲートに近づくと、行き先が関空なので、ちらほらと関西弁が聞こえてくる度、もう「血」が反応して嬉しくなるのは、遺伝子ですかね。

と、無事に搭乗できたわけですが、、、、

結論。
空港内での一泊はセキュリティ上と健康上、オススメしません。

しかしながら、自己責任という名のもとに
行われる分には自由です。
好奇心、冒険心という未知の期待と興味で自分を鼓舞したい方もいらっしゃいますからね。

だってね、夕焼けを浴びながら空港内でパソコン作業をするのは、

何となくメランコリックで、非日常的で、
集中力を維持できる乙な空間だったんですよね😊

今宵も最後まで読んで頂きまして
ありがとうございました😌

あなた様にとって、今日という1日が
穏やかに過ごせる日でありますように。

しゃろん;

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