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【エッセイ】たかがトイレ掃除、さすれどトイレ掃除。トイレ掃除で、人となりが分かる。
朝のルーティン、何から始めますか?
私は、トイレ掃除からスタートします。
なぜにトイレ掃除か。
それは、トイレの神様がいるから、
というあながち間違いではない
理由も然りですが、
1日の始まりにトイレ掃除をすると、
⚫︎建設的な気持ちになれる
⚫︎清々しさ、心の安定につながる
からです😊
トイレ掃除がちゃんとできる人は
仕事ができる人
以前、とあるカフェオーナーの方と
人を雇う時、どんな面接をする?
という話になりました。
そしで彼女はこう答えました。
まずはトイレ掃除をしてもらう、と。
その理由は、
トイレ掃除でその人となりが大体分かるから、といった理由からで、
これ、深いなぁ、
と唸ったのを覚えています。
非言語の部分でその人を観る方法に
トイレ掃除があったとは、
何とも奥深く我が国らしい、
と思ったんですよね。
ひと言でトイレ掃除、と言っても
便器の掃除以外に、
・ペーパーやタオルの取り替え
・石鹸の補充
・鏡をキレイに保つ
・洗面台を磨く
・汚物入れの交換
など色々あるわけです。
ゆえに、これらの掃除項目を
ちゃんとこなせる人というのは、
私が思うにこんな人かなぁ、と😌
•周りの人のことを考えられる
✨キレイに保つ、足りないものを補充する気持ちから
•任務をこなす誠実性がある
✨任された仕事を正確に取り組む姿勢から
•ものを大切にする
✨適切に掃除道具を使えているかなどの視点から
こんな風にトイレ掃除から人となりが窺い知れるなぁ、と面接にトイレ掃除を組み入れることはアリだな、と納得したわけなんです。
私の拡大解釈かも知れませんが、
その人の性質にそう遠くない解釈だと思うんですよね。
実際に、私が担当しているクライアント様にも、誰かをお雇いする際にトイレ掃除を面接に取り入れることを提案しています。
たかがトイレ掃除ですが、さすれどトイレ掃除、なんですよね。
学校のトイレ掃除に感謝
今から思うと日本の学校の良いところだったなぁと思うんですよね、あの掃除の時間。
アメリカの学校では、生徒たちのスケジュールに掃除の時間は組み込まれていないので。
当時の自分は、
嫌だなぁ、やりたくないなぁトイレ掃除、
と思う一方で
みんなで使うものだしなぁ、
誰かがキレイにしないとなぁ、
やらないと先生に叱られるしなぁ、
と子どもなりに葛藤しながらも
任務をこなしてたんですよね。
他のクラスメイトだって口では面倒だ、
なんて言いながら手はちゃんと動かしていたよなぁ、とあの時の微かな記憶が蘇ってきました。
その慣習が今のトイレ掃除に繋がっているのは確かで、
トイレ掃除は好きとは言わないまでも、
嫌では無くなり、むしろ毎日掃除しないと気持ち悪くなっています。
清潔に保とうとする試みは、
あの頃のトイレ掃除の時間があったから、
とも言えるんですよね。
一日の学校スケジュールに
トイレ掃除を組み込むメリット
(私の勝手考察✍️)
そしてですね、あの頃の自分に戻りながら、トイレ掃除を学校スケジュールに組み込むメリットを考察してみたんです。
裏付けがある訳ではなくて、あくまで私の経験からの考察ですが、視点はズレていないかなと。
✨メリット1:責任感が育つ
自分の掃除担当場所に対する責任が生まれます。
「あぁ、〇〇さんの担当場所、ちゃんと掃除されていない」
「がさつぅ」
なんて思われたら嫌だ、という想いが拍車をかけたように感じます。
✨メリット2:時間管理能力が育つ
5時間目に間に合わせないと!
時間通りに終わらせないと先生に叱られる!
という妙な焦りから、自然と時間内にタスクを遂行するスキルが身に付いたような気がします。
✨メリット3:チームワークが育つ
クラスメイトと仕事の量を分け合うので、自然と助け合おうって思うようになります。
「今日、最後のホースは私がするわ」
「じゃぁ、私は明日するね」
というような会話がナチュラルにできていたなぁと。
たまに、「最後のホースさせてぇ、これ好きだから」という友達もいて、人にはいろんな「好き」があるんだと、当時「価値観」という言葉を知らなかった私はへぇ、と一驚してました。
と、こんな風に学校のトイレ掃除には、
「みんなで使う場所はみんなで清潔に保とうね」
と学校側からしたら
子供たちにコミュニティの一員としての在り方を学ばせる思惑もあったのでしょうが、
この刷り込みこそ大人になってからのモラルの在り方に大きく影響してくるんだな、と実感しております😌
自分の家のトイレだけでなく、
他人の家のトイレや施設のトイレを
キレイに使おうと思えるようになったのは、
あの頃のトイレ掃除のおかげかぁ、
と今朝もトイレ掃除から始まりました。
今日はいつに無く「トイレ」を連呼しております。
たかがトイレ掃除なんですけど、さすれどトイレ掃除、なんですよね😊
トイレ掃除が人を変える、オススメの日常系小説もありますよ。
ことわ荒太先生の「オピト!!」はユーモアがあって泣けて、
「あぁ、人生ってトイレ掃除って、いいなぁ」
と読後に思えた一冊でもありました。
あなた様も私も死ぬまでトイレとお付き合いをします。いや、トイレにお付き合いしてもらっているんですよね。
トイレを大切に扱えないなら、
自分や人の心も大切に扱えないだろうよ、
と、植村花菜氏の「トイレの神様」を聞き直しました。ダメですね。速攻で涙腺崩壊しましたね、あの旋律と歌詞に🥹
日本はGWで人もたくさん、かと思います。
海外からも人が押し寄せているとニュースで聞いております。
どうか、トイレはキレイに使っていただきたいですね。
本日も最後まで読んで下さいましてありがとうございました😌
あなた様にもゆっくりと過ごせる時間が訪れますように。
しゃろん;
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