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2024.06.08 Distant Worlds: music from FINAL FANTASY

世界単位で開催されているファイナルファンタジーのコンサートツアー

Distant Worlds: music from FINAL FANTASY

(以下、DWFF)が2年ぶりに日本に来ました。

そしてこれまではFF15までのナンバリングまででしたが、最新のナンバリングであるFF16まで演奏される初のDWFFとなります。その模様を簡単に書きたいと思います。


01.会場はDWFFの聖地国際フォーラム


コンサートが行われるのは数々のDistant Worlds: music from FINAL FANTASYが開催されてきた国際フォーラムのホールA。改修工事のため、2024年7月1日から2025年3月31日まで休館となります。

東京国際フォーラム ホールA入口

休館前の最後のDWFFですね。開場時間の17時には多くの人が会場付近で待っていました。

会場のイベント案内

会場のイベント案内にもしっかり出ており、始まるのが楽しみです。

02.まさかのシステムトラブル


BRA★BRAでもそうですが、今回のDWFFでは電子チケットでした。しかし中々待機列が進まない状態に。

進まない待機列

どうやらシステムトラブルで電子チケット確認ができない状態に。結局、目視確認に変わり15分遅れでスタートする事になりました。

03.会場内はFF16メイン!


会場に入ると飛び込んでくるのはFF16のタイトルイメージ。

FF16のクライヴ

横にはミニフィギュアも飾ってあります。

少年時代のクライヴ、ジョシュア、ジル

特にFF16のミニフィギュアにはすごい行列が並んでいました。他にはFF14も少し。

FF16がメインですが、作曲されている祖堅さんといえばFF14!こちらも間もなく最新作が出るので楽しみですね。

04.感動しっぱなしのコンサート


15分遅れではありましたが、時間になるとプレリュードからスタート。今までのシリーズタイトルをはじめに振り返るのは良い演出でした。

その後はLiberi Fataliから始まり、各FFから素敵な音楽が奏でられます。個人的にザナルカンドにてはやっぱり最高だなぁと改めて感じました。

Vamo' alla Flamencoではゲストとしてクラシックギター奏者の宮川春奈さんが参加され、BRA★BRAとはまた違ったリズムの曲調を披露してくださいました。

そしてこの後はゲストとして来ていただいている祖堅正慶さんの代表作の1つ、FF14から4曲演奏されます。ここではボーカリストとしてAmanda Achenさんも参加。力強い歌声で会場に魅力を伝えてくれました。

前半最後はチョコボのメドレーで〆。前半が終わって休憩に出ると、色んなFFのファンがお互いにどの曲が良かったなど語り合っているのが印象的でしたね。

後半はFF6の30周年を記念して2曲演奏。特に凄かったのは妖星乱舞!中々プロのオーケストラで妖星乱舞を第1楽章から第4楽章までフルに聴けることは少ないですが、今回は大盤振る舞い。ゲストとして参加された小島弥寧子さんのオルガンも素敵で、感動して泣いている人もいました。

荘厳な曲に続いてはFF7からもエアリスのテーマが演奏されました。8月から9月にかけてFF7リバースのコンサートもありますし楽しみですね。

FF15からもDWFFとしては始めての曲Valse di Fantasticaが演奏されます。こうして聴くと、植松さん、祖堅さん、下村さんの個性の違いがよくわかりますね。

さて、ここからは今回のDWFFのメイン、FF16の演奏です。

まずはAwayから。映像はジョシュアメインで流されます。FF16の初めでも衝撃を受けますが、本当に印象深い曲でとても感動しました。

続いてはAscensionです。映像はディオンがメイン。なかなか複雑な人生を歩んだディオン。とても人間らしいバハムートで最後までカッコ良かったですよね。

My Starでは再びAmanda Achenさんが登場し熱唱されました。ドレスが青色でシヴァを彷彿とさせます。映像もジルが中心。もう、泣くしかないですよね……。

最後の曲の前には祖堅さんがFF16のパーカーを着て登場。忙しい中駆けつけて、挨拶してくださいました。

FF16最後の曲はFind the Flameです。クライヴが自分を受け入れるシーンで流れますよね。この曲もかっこよくて素敵でした。

そして最後はスタッフロールとともにメインテーマが流れ、初代FFから最新のFF16までのキャラがシルエット出でる形で演奏されました。曲が終わると、ブラボーの声がかかり大きな拍手が響きます。

アンコールはDWFFでは欠かさず演奏されている片翼の天使!DWFFならではのアップテンポな仕上がりで恐怖感がより一層増しました。

05.終わりに


あっという間の2時間半でした。FF16はもちろん、FF14、FF6もフューチャーされていて良かったですね。

フラワースタンド

FFもタイトルが増えてきて、中々全作品をやるのも難しくなってきましたよね。今回のようにタイトルをある程度絞ってスポットを当ててやるのも良いなぁと感じました。

明日もDWFFあるので楽しみたいと思います。

【セットリスト】


〜前半〜

  • プレリュード(FFシリーズ)

  • Liberi Fatali(FF8)

  • 勝利のファンファーレ(FF)

  • ゴルベーザ四天王とのバトル(FF4)

  • ザナルカンドにて(FF10)

  • Vamo' alla Flamenco(FF9)

  • 塩と苦難の歌〜ギラバニア湖畔地帯:昼〜(FF14)

  • Tomorrow and Tomorrow(FF14)

  • Flow(FF14)

  • 終焉の戦い(FF14)

  • Chocobo Medley 2012(FFシリーズ)

〜後半〜

  • 仲間を求めて(FF6)

  • 妖星乱舞(FF6)

  • エアリスのテーマ(FF7)

  • Valse di Fantastica(FF15)

  • Away(FF16)

  • Ascension(FF16)

  • My Star(FF16)

  • Find the Flame(FF16)

  • メインテーマ(FFシリーズ)

〜アンコール〜

  • 片翼の天使(FF7)

【出演者】


指揮:アーニー・ロス
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
コーラス:Barzz〜鳥の吟遊詩人たち〜
ゲスト:祖堅正慶(サウンドディレクター / コンポーザー)、Amanda Achen(Vocal)、小島弥寧子(オルガン)、宮川春奈(クラシックギター)

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