見出し画像

中学受験とバレエの違いって?

中学受験の場合

中学受験をした理由

上のお兄ちゃんは、御三家と言われる学校に通っております。
中学受験をしました。

中学受験をした理由は、お兄ちゃんが少し(結構?)変わっている子なので、このまま公立の中学校に行かした場合、高校受験は必敗と感じたからです。(本当に…社会性があって、運動ができる息子さん…羨ましすぎます。涙)

情報収集 | 中学受験

中学受験をしていた時、私はあらゆる情報を調べておりました。塾任せで、うまく行く気がしない…不安だったから…必死でしたね。
大手塾の授業、教材、試験内容、合格率、生徒の男女比、クラスの人数等。
ブログ、掲示板、口コミ、テキストについてはあらゆる参考書や副教材を買い占めてました。本当に、毎日のようにアマゾンから本が届いておりました。

それで、Y塾も通ったり、季節講習はS塾で受けたり、算数だけはSP塾に行ってみたり、W塾の特別な授業も聞いたり。良いものには全てを手を出しました。また、家庭教師も使って、塾で先生に質問をするために順番を待つ時間も節約してました。

どうも、これは世間的には「節操」が無いように見えるようです。
季節講習を他塾で受けることで、通っていた塾に怒られたり。
塾の掛け持ちをしていることで非難されたり…(結局、怒った塾はやめましたが。)

自分だけの「生徒」にしたがるのは「合格実績」のためでしょうか?
正直、塾はあくまで「サービス」なので、消費者である生徒が購入したいのであれば、どのような形で買っていても(掛け持ちでもなんでも)、構わないような気がしますが…

結論的に、いろんな塾で、たくさんの教材、多様な試験成績を経験したことは、息子を合格させるために重要だったと思っています。

バレエの場合

バレエ教室を変えた経緯

さて、今度はバレエ。
実は娘は小5になるタイミングで教室を変えております。
原因は、当時在籍していた教室から、ゴール(Goal)とパス(Path)が見えなくなったからです。在籍していた生徒たちで小4以上はほとんど辞めていて、娘より小さい子たちだけの状態で、バレエへのモチベが維持できない状態でした。また、レッスン内容も低学年に合わせた簡単な内容が続いておりマンネリ化したので、娘の意欲も落ちてました。

達成を可視化するための目標、コンクール

小5はプロを目指すか否かを試す期間にしようと娘と約束しており、次のような目標を立てました。
・コンクールの上位入賞

子供の頃のコンクール入賞は意味がないとか、基礎がもっと大事だとはもよく言われますが、それでも、コンクールより簡単に今までの積み重ねの達成度を測れるものはないと思います。(中学受験でいう、模擬テスト?)

そして、新しく入ったバレエ教室の先生の指導のもの、様々なコンクールで結果を得ることができました。

ヴィクトワールバレエコンクール 小学生5・6年部門 2位
NBA東京 小学生5・6年部門 3−3位
NBA所沢 小学生5・6年部門 2−2位
フルール東京 小学生5−6年 5位
YBC東京 小学生5・6年部門 2位
などなど

コンクール以外でも、牧阿佐美バレヱ団のくるみ割り人形の子役(女の子役)として舞台経験をすることもでき、とても充実した1年が過ごせました。

情報収集 | バレエ

こうしている内に、いろんなワークショップにも参加しました。(塾でいう季節講習?)
ワガノワのワークショップでは現役のワガノワ先生たちの指導を受けたり、インターナショナルバレエインテンシブでは、高田茜さんや平田桃子さん等の指導を受けたり、マリアフォレワーさん、石井久美子さん等。
外部で参加可能なワークショップがあったら、できる限り参加しました。

すると、今までの指導で抜けていたことが目に見えてきたのですね。
土踏まずが上がってない、膝下だけターンアウトしている、太ももを使ってエカルテをしている、つまり、全身のアンディオールができていない。
バレエの形を作る、一番大事な「アンディオール」ができてない!!!!
なんちゃってバレエをやっていることを知ってしまったのです。
(これはどこで学べるのかな…)

結局、たくさんの情報を集めて自分の現状と比較したから、問題点がわかったのです。(息子の受験と同じですよね。)でも、バレエでも他塾に行くのを嫌がるのと同じように、外部のワークショップを受けたり、他の教室のレッスンを受けるのも嫌がるんですよね。

共通点と相違点

相違点 | 次のステップの有無

ここが、理解を苦しむポイントですね。
塾が排他的とはいえ、中学校に上がればさようならです。そこから、また別のステージですからね。
でも、バレエはなぜか「一生」?縛られるんですよね…なぜ?!?!
まなびには段階がありますよね。その段階別に必要とするティーチングは異なります。(勉強でも同じく。)趣味でバイオリンをしておりますが、バイオリンでも先生は3人だと言います。① 初心者のときの先生、② 音大を目指すときの先生、③ プロになってからの先生。

でも、なぜかバレエは最初に入った教室に…ずっと…縛られる。なんででしょうね。非合理的だと思いませんか?
バレエ教室を商品に例えるなら、「定期縛りのある解約ができない詐欺商品」に見えますよね。本当に。

共通点 | 情報収集による交差検証

まあ…結論は情報収集の重要性ですね。
交差検証を経て、自分のステータスを確認し、不足を補いながら、次へすすむ。
勉強もバレエも。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?