高校生からガイド役として活躍! シェア街コミュニティマネージャー そうたさんインタビュー
高校生からシェア街のコミュニティマネージャーとして関わっているそうたさん。
今回は、なぜコミュニティに関わるようになったのか、高校生が参加するメリット、シェア街の魅力などをインタビューしていきます。
高校生や大学生の方、進路に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください!
ー自己紹介と現在の活動について教えてください。
現在は東京の大学で経営と英語を学んでいます。
愛知の高校へ通っていたころからシェア街へ参加し、現在はコミュニティマネージャーとして「シェマ街学園」のガイド役をしています。
ガイド役として、シェア街へ入った人がコミュニティに馴染みやすいように、イベントへの参加や交流を促していますね。
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シェア街学園とは?
シェア街学園とは、クラスのメンバーとしてシェア街に参加する人と交流を深めたり、イベントに参加したりする取り組みのひとつです。
シェア街へ初めて参加する人でも、楽しめるような活動を行っています!
シェア街学園について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェック!
https://note.com/sharemachi/n/n09703fc9770f?sub_rt=share_pw
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ーガイド役となると進行など難しい場面もあると思います。
実際やっていて大変だと感じることはありますか?
ガイド役で大変だと感じるのは、
・全員の参加を促すこと
・メンバーが変わると話が深堀りしにくいこと
・話をまとめるのが難しいこと
主にこの3つです。
まず、全員の参加を促すことに関してですが、シェア街学園は主にオンラインで活動しています。
オンラインという背景もあり、予定を決めていても参加者が少なくなるので調整が難しいと感じています。
また、僕のクラスには経営者の方など忙しい方が多く、時間の調整が難しいのも大変でした。
次に、メンバーが変わると話しが深堀りしにくいことに関してですが、先ほど話した参加者に関係しています。
毎回参加者が同じであれば今までの話題を深堀りすればいいのですが、メンバーが変わるので話が変わってしまいます。
深堀りできればいいのですが、ときどき参加できるメンバーにも楽しんでもらいたかったので、話題の提供が難しかったですね。
ー私もひさしぶりに会う人と何を話したらいいのかわからなくなります笑
まさにそんな感じだと思いますね笑
最後の、話をまとめるのが難しいことにもつながってくるのですが、話題が毎回変わるので進行役として話をまとめるのが大変なんです。
ー学校やご自身の活動との両立は大変ではなかったですか?
高校生のときは、大学受験を終えてからシェア街へ参加したので時間の余裕はありました。
ですが、小さいころからやっている薙刀やテスト期間との両立は厳しい場面もあったので、
運営の方にもフォローしていただきながら活動していました。
サポートしていただいているのもあって、計画的にシェア街の活動へ取り組めていると思います。
参加してよかったと感じる部分は、さまざまな出会いがあることですね。
ー難しい場面をお聞きしてきましたが、楽しいことややっていてよかったと感じる部分はありますか?
シェア街学園に参加してよかったと感じる部分は、やっぱりいろんなジャンルの取り組みをされている方と出会えることです。
なかでも、政治家を目指している方や雑貨のオーナーをされている方のお話は興味深かったですね。
ー政治家を目指している方の話は面白そうですね。
はい。教育やエネルギー問題など、面白いお話を聞くことができましたね。
僕や政治家を目指している方の年齢が若かった一方で、ほかのクラスメイトは40代、50代の方が多かったので、世代間のギャップで盛り上がりました。
ほかにも、雑貨屋さんのオーナーさんから聞いたものづくりのお話も面白かったですね。
イベントも開催されている方だったので、クラスのメンバーで参加したいと考えるきっかけにもなりました。
大変な場面もありますが、自分にない考えや貴重な経験について聞けると、シェア街学園のガイド役をやっていてよかったと思いますね。
ーオンラインだけではなく、オフラインでのつながりもできるということですね。
そうですね。
僕が東京の大学へ引っ越しをしたあとに会おうと言ってくれた人もいるので、シェア街学園はつながりが増える場所だと思いますね。
ーこれまでシェア街での活動についてお聞きしてきましたが、参加しようと決めたきっかけはありますか?
まず、シェア街を知ったのは「activo」というボランティア募集サイトでした。
そして参加したきっかけは、activoのサイトからシェア街を運営する「LittleJapan」のホテル事業に興味を持ち、自分も関わりたいと考えたからです。
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Little Japanとは?
Little Japanは、浅草橋にあるゲストハウス・シェアハウス・カフェ&バーの複合施設です。浅草や上野、秋葉原や日本橋へ15分程度で行ける好アクセス。東京観光での宿泊はもちろん、Little Japanが気に入った方は長期滞在もできます。また、各種イベントも定期的に開催されています。
【公式】Little Japan|東京浅草橋のホテル・シェアハウス・カフェ&バー
わたしのゲストハウスのつくり方「空き家問題とLittle Japan」|シェア街メディア (note.com)
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Little Japan ECHIGOとは?
新潟県越後湯沢の元旅館を改装したゲストハウス&カフェバー「Little Japan ECHIGO」。かぐらスキー場、田代スキー場へのアクセスが良好なため、冬にはスキーやスノーボードなどウインタースポーツが楽しめます。周辺には、ロープウェイから眺める絶景や温泉など、どの季節でも楽しめる観光スポットが充実。ラウンジやカフェも併設されているので、誰もが気軽に利用できる、リビングのような場所です。
Little Japan ECHIGO公式HP
https://ljechigo.com/1
Little Japan ECHIGOの様子はこちら!
https://note.com/sharemachi/n/nf7dfe6a42fd3
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不安はなかった。「やってみよう精神」で参加を決めた。
ー私も積極的に活動したいとは考えてはいるのですが、実際に行動に移すのは難しいと感じてしまいます。
そうたさんは行動に移されていると思うのですが、不安はなかったですか?
不安はまったくなかったですね。
日々興味を持ったものには積極的に取り組んできたので、シェア街へ入るときも「やってみよう精神」で飛び込んだ感じです。
ー私が学生のときはテストと部活のことしか考えていなかったので、積極的に活動されていてすごいなと思います。
積極的に活動する背景はあったりされるんですか?
学校外での活動を積極的にするようになったのは、高校での取り組みとカナダへ1年間留学したのが大きかったと思います。
高校の取り組みで、1年生のときから進路や将来のことについて調べていました。
大学のことやこれからやりたいことを調べる中で、学校外での活動をするのにつながっていると思います。
また、カナダへ留学してからは、なるべく外に出て活動しようと思うようになったんです。
知らないお店へ買い物に行くだけでもいいし、ボランティアやイベントなどとにかく参加しようと思うようになりました。
ーカナダへの留学がきっかけとしてあったんですね。
カナダではどのようなことを勉強されたんですか?
カナダでは英語はもちろんですが、会計やマーケティングなど、主に経営に関する内容を勉強しました。
面白かったのは、日本と比べて実習の授業が多かったことです。
例えば、Adobeのソフトを使ってビジネスの勉強をしたり、メディア・アートというデジタル技術を駆使した作品を作ったりしました。
実践で行うビジネスの授業が面白かったのもあって、今の活動や大学の進路を決めるのにつながっていますね。
ーカナダでは実践の授業が多いんですね。授業や留学を通じて身についたと感じるスキルはありますか?
留学で身についたと思うスキルは主に2つあります。
1つは、英語力です。
留学を通じて、自分が表現したいことを素直に話せるようになったと思います。
2つ目は、初対面の人とのコミュニケーション能力ですね。
学校やボランティアでさまざまなバックグラウンドを持つ方と初対面で会う機会が多くありました。
そのなかで、自然と緊張しなくなりましたし、会話を続ける能力が身についたと思いますね。
また、カナダの首相にお会いするなど、貴重な経験もできました。
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そうたさんの留学の様子は以下から!
Trudeau visits Victoria, BC: climate change, health crises - Victoria Times Colonist
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今興味がある内容を学ぶのを大切にしている。チームをまとめる能力も身につけたい!
ーお話を聞いていて、留学で身につけた能力がシェア街での活動にも活きていると感じました。
これからの話しになりますが、シェア街でどんな活動をしていきたいと思いますか?
シェア街学園のガイド役としては、同じクラスの人とイベントへ積極的に参加していきたいと思っています。
シェア街へ初めて参加した人はイベントへ参加しづらいと思うので、早く馴染んでもらえるような取り組みをしていきたいと思っています。
僕自身としては、リーダーシップ能力を身に着けたいと思っています。
高校や留学での学びを通じて、チームで取り組んだほうがいいものが出来上がるのを痛感しました。
ですが、僕が人にタスクをお願いするのが苦手というのもあるので、チームをまとめて進行する能力を身に着けたいですね。
そして、興味があるものは積極的に学んでいきたいと思います。
僕は、今興味がある内容を学ぶのを大切にしているので、大学での勉強を含めていろんな活動に関わっていきたいです。
高校生のときから参加するといい経験ができる。積極的に活用してほしい。
ーお話を聞いていて、そうたさんの将来がとても楽しみだと感じました。
ちなみにですが、シェア街への参加を考えている高校生へメッセージはありますか?
主に2つあります。
1つは、シェア街での活動は大学受験の準備にもなる点です。
街づくりを実際に学べますし、総合型選抜やAO入試などに役立つので、受験前に参加するメリットは大きいと思います。
シェア街へ参加する高校生の方は、うまく活用して受験を乗り越えてほしいですね。
2つ目は、将来を見据えていろんな分野を知ってほしいです。
シェア街には、仕事や個人の活動など、さまざまな取り組みをされている方がいます。
自身が興味ある内容だけではなく、いろんな分野の取り組みを知ることで刺激をもらえるので、シェア街を積極的に活用してほしいなと思っています。
なにより、いろんな活動を知れて面白いので、シェア街でいい経験をしてほしいです。
シェア街の魅力は、さまざまな取り組みを知って、実際に関われること!
ー高校生のうちにシェア街へ入るといろんな経験ができるということですね。最後にですが、そうたさんが思うシェア街の魅力はありますか?
シェア街の魅力は、みんながそれぞれの色を出して活動しているところです。
個性を打ち出したイベントをそれぞれが行うコミュニティは少ないと思いますし、実際に参加すると面白いなと感じます。
好奇心がある人はもちろん、自身の個性を活かして成し遂げたいものがある人は、ぜひシェア街へ参加してください!
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まちをシェアする「シェア街」とは?
リアルとオンラインで新しい経済圏をつくる仮想の実験都市。 シェアハウスに住む「住民」とオンライン上でつながる「関係住民」の「まち」です。 シェア街には、住民さんがつくる様々なコミュニティ(「きょてん」と呼んでいます)があり、コミュニティづくりの研究・実践、メタバース・地域通貨の活用など、日々新しいことが生まれています。
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写真:提供写真
編集:福田聖也
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