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結びつき方から考えるコミュニティ。ソーシャルキャピタル

シェア街の「場づくりの学校」で開催されている講義の抜粋記事!
今回の講義のテーマ「コミュニティの分類」から、「コミュニティ同士の最適な結びつき方」をご紹介したいと思います。

「コミュニティ」の定義

本題に入る前に、まずは今回のテーマで扱うコミュニティとはどういったものなのか、言葉の定義づけから確認しました。
米国の社会学者・政治学者であるマッキーヴァーは、集団を大きく「コミュニティ」と「アソシエーション」の二つに分類しています。

コミュニティの定義については、こちらの記事でもご紹介をしていますので、ご参照ください。


では、今回はこの「コミュニティ」について「結びつき方」から詳しく見ていくことにしましょう。

パットナムによるつながりの研究

アメリカの政治学者パットナムによると、「ソーシャルキャピタル」とは、個人/社会に何らかの資源をもたらす人間関係を表した概念のことです。そして、そこには「ネットワーク」「互酬性」「信頼」の3つの要素が偏りなく相互に作用する必要であると言います。

「結束型」と「橋渡し型」

コミュニティには2種類の関係性が存在します。内向きの矢印を持つ関係性を「結束型」といいます。
シェア街においてはコミュニティラボや音街ロマン館などのきょてんがそれに該当します。

一方、外向きの矢印をもつ関係性を「橋渡し型」といいます。
シェア街全体がそれに該当します。
 
この「結束型」と「橋渡し型」は、どちらが優れているということはなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。

場づくりの学校では、、、さらに、「結束型」と「橋渡し型」のそれぞれメリット・デメリットを6つの指標で検討し、現在のシェア街はどうか、、、という分析を行います。

場づくりの学校とは

シェア街のコミュニティラボが運営するコミュニティづくりについて学ぶ学校です。
場づくりの学校を含めたコミュニティラボのゼミは毎週1回のペースで開催中です。
 シェア街の住民さんなら誰でも参加することができます!住民になりたい人はこちらから!


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