英語も話せなかった私が17年間シェアハウスを運営した件

2006年~シェアハウス黎明期からシェアハウスを立ち上げ運営・管理してきたおじさんが引…

英語も話せなかった私が17年間シェアハウスを運営した件

2006年~シェアハウス黎明期からシェアハウスを立ち上げ運営・管理してきたおじさんが引退・・シェアハウスのネットで知ることのできないビックリ話・お金の話・失敗話・感動話等々を赤裸々にお伝えします。

最近の記事

シェアハウス内の入居者同士の交流  とパーティの意味

今回はシェアハウスを管理したときに必ず出てくる問題です。 入居者同士の交流を促したほうがいいのか否か まったく交流のないハウスの管理委託を受けたこともありますし 自分のハウスでは交流を促していました。 また別のケースで委託を受けた先で交流を入居者に任せているパターンもありました。 運営側の視点から見ると、どのケースもよいところと悪いところがあります。自身が運営する際にどの部分をとるか?ということになると思いますのであくまで今回は大体こうなりますという事例を紹介しつつ、私

    • シェアハウスの審査・契約書はどうする?

      契約・審査について考える 以前の記事の通り、シェアハウス業がいよいよスタートしました。 当時そもそもシェアハウス自体が相当マイナーな存在でこの賃貸物件を見つけて住みたい という人はほぼ海外滞在経験者、あるいは安い家賃を求めて流れ着いた方、外国人の方の3通りでした。 当時唯一あったポータルサイトに掲載をしてもらい入居者の募集開始です。 大体ですが、新しい物件をスタートしたとき、1か月は連絡はありません。 他の事業も同じだと思うのですが、1ヵ月間は存在が知られていない状況で

      • シェアハウス運営の鬼門!清掃管理方法を比較してみます

        シェアハウス運営の鬼門!清掃管理方法を比較してみます。 少し時系列の経験談とは外れてしまいますが、シェアハウス業に必ずといってもいいほど出てくる清掃管理について書いていこうと思います。 シェアハウスのポータルサイトなどに行くと、清掃業者週1回、管理人訪問週1回・・・など各社で条件は異なりますが色々記載してあると思います。 入居希望者はこの条件等を見て内見訪問をしてきますので内見の際に ”清掃はどんな条件ですか?" とか”管理の人は清掃をしますか?”あるいは "週に何回訪問

        • シェアハウス管理スタート & 相互補助システム制作

          さていよいよ、初物件にてシェアハウス運営業スタートです。 時は2007年7月頃です。 毎朝このハウスに出勤します。 業務はこんな感じ 7am~8am 起床しメールの確認、返信その間に食事。 9am ~ 3pm ごみをまとめて捨てる、共用部キッチン・リビング、廊下、玄関、バルコニー、水回りトイレ3箇所、シャワー4室、空室の清掃 休憩・食事(ほぼありません、多分20分くらい) 入居者の苦情対応、その他四方山話を聞く。 其の後、出版社に出勤。 16時~19時頃まで勤務。

        シェアハウス内の入居者同士の交流  とパーティの意味

          掃除に始まり掃除に終わる

          さて先日の投稿の続きです。 結局私はその〇平の〇川町にあるシェアハウスの管理をスタートします。 しかし既に荒れに荒れ切ってる物件なので管理も何もありません。 まずは共用部に大量に捨てられているごみを捨てて、空室を清掃、壊れている家具や備品を解体して移動・廃棄。 異臭のするキッチンや水回り共用部の清掃です。 一つの疑問は、これをキレイにしたところで客が入るのか? ですが、そこは当時雇われの身、あれこれ考える必要はなく言われたことを黙々とやります。 1.2階が部屋になっており

          シェアハウス初訪問!@2007年

           2007年の5月頃です。 初のシェアハウスを訪問することになります。 流れとしては〇平市の〇川町に(当時はゲストハウスと呼ばれていました) そのハウスを運営している方がおり、ぜひ案内をしたいとのこと。 当時の記憶を辿ると、訪問したのは4名でした。 社長+社員2名+私です。 今思うと当然のことですが、シェアハウス業界というものも全くない時代で おもいっきり黎明期、出てくる人物も玉石混合です。 この方はまた再度シェアハウス史の中に出てくる方で(よい登場ケースではないです)M

          シェアハウス運営のはじまりときっかけ

          時は遡ります、めちゃくちゃ遡ります。 スタートは2007年。 私自身の事情はさておきとしてどういう風に始まったのかをnoteにしていきます。 その頃私はとある会社でアルバイトという形で本の出版作業の情報やデータ集め、原稿の校閲などに携わっておりました。 その折、不動産業務として新たなものに着手したいという会社のトップダウンでのお達しがありそこに新業種の一つとして挙がっていたものがゲストハウスというものでした。 当時、シェアハウスなんて言葉はありません。 私は勿論この業種が

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          シェアハウス運営のはじまりときっかけ

          シェアハウスの本当のおはなし

          シェアハウスってなんだろう? はじめ僕がこの業界に足を踏み入れた時の感想はこれでした。 周りに同業他社も殆どいない、シェアハウス(当時はゲストハウスという呼び名の方がメジャーでした)について何にも知識がない、海外で留学は勿論のことシェアハウスで生活したこともない、まして男女混合で(今だとジェンダーの問題に引っかかりそうですが、、そこはご容赦ください)同じ家に住むっていう発想すらない自分自身がこんなに深く関わる業種になるなんてことは想像もできませんでした。 流れでそうなっ