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第22回 会員総会開催

都内で桜の開花発表が聞こえてきた週の3月18日(土)、第22回シェア会員総会が開催されました。

コロナの収束にともない、今年は初めての会場とオンラインの同時開催! シェア事務局は約10名のマンパワーのため、少ない人数で『同時開催』を成功できるのか、準備段階から試行錯誤の連続でした。

そんな中迎えた総会当日、総勢44名が参加してくださいました。会場の女子栄養大学では、久々の再会で近況報告に花が咲く姿が見られたり、遠方からオンラインでご参加くださった会員の皆さまも20名いらっしゃいました。総会会場の様子も配信することでオンライン参加者にも会場の雰囲気をお伝えすることが出来たかと思います。

会場の様子 オンライン参加者はスクリーンに

まず、事務局長の八尋さんからの開始挨拶の後、司会の山本さん、議長の仁科さん(シェア理事)の進行のもと、次の3つの議案と、続いて策定中の中期計画についての報告がありました。
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第1号議案:2022年度事業報告および決算(案)
第2号議案:2023年度事業計画及び予算(案)
第3号議案:役員改選
第1号報告:中期計画報告
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2022年度事業報告や2023年度事業計画については事業内容や財政基盤についても質疑応答がなされました。また、特に印象深かったのが、第3号議案の『役員改選』でした。退任される理事3名からのご挨拶は素敵なメッセージでしたので一部をご紹介させていただきます。

●松山章子さん
様々な問題にシェアがスタッフ、現場、支援してくださる方々と真摯に一つずつ問題を話し合い、考えを深めて解決していく姿に、国際協力の原点を見てきました。これからは会員としてシェアと何かをしていけたらと思います。(一部抜粋)

●湯浅資之さん
シェアの理事会に出席して、グローバルヘルスの原点を確認出来てきました。特に社会から取り残されているような人々の健康、人権を今後も忘れないようにしていきたいと思います。(一部抜粋)

●鈴木直喜さん
シェアの掲げるHealth for All は、活動者と対象者の関係を超えて健康を分かち合うことを実現するための活動であり、それに魅力を感じてきた20余年でした。健康は水や空気と同じように人々が生きる上で必要不可欠な純粋な公共財です。(一部抜粋)

今回の役員改選は、シェアの未来を見据え、理事の若返りを図ることで、更なる活性化を図ろうという退任理事のご希望でもありました。これまでシェアを支えてくださった理事の3名の皆さま、本当にありがとうございました!今回新たに着任された理事2名にもご挨拶をいただき、40周年を迎える節目に、新たな仲間が加わったことに心強さを感じられました。


最後は2024年1月から開始する中期計画の中間報告です。この表の5つの丸は今後シェアが大切にする5つの柱を表しています。スタッフや理事とともに内容の検討が進められています。

シェアが掲げる中期ビジョン(議論継続中)


中期計画の報告後、会場やオンライン参加者からもご意見をいただきました。

『マイグラントヘルスを中期計画に取り入れていってもよいのではないか』

『シェアは母子保健をメインで行っているが、災害時やコロナなどの緊急事態の経験もあり強みがあるので、中期計画に取り入れてもよいのでは?』

『シェアは様々なアドボカシー活動をしていることが活動報告のなかであったが、仕組みそのものを変えることに賛同をし発信していることが中期計画の5つの柱にも明確に無かったのが残念!」

など、運営会員や支持会員の方々の率直な声を聞くことができました。
頂いたご意見も含め、中期計画は継続審議を続けていきます。

オンラインの方はすべては掲載できていませんが、記念撮影で当日の雰囲気を受け取っていただけたらと思います。

記念撮影 オンライン(左上は会場の様子)
記念撮影 会場とオンライン

シェアは2023年も、「すべての人々に健康を!」というビジョンを掲げて、日本、東ティモール、カンボジアでお母さんや子どもたち、そして地域の方々の健康を守る活動を続けていきます。40年の歩みを振り返りつつ、さらなる発展をできるよう、応援をよろしくお願いします。

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シェア 坂下有起

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