『家事が圧倒的に楽になるエプロン』をつくったわけ

いとはらえりか

2021年1月26日 22:21

明日の2021年1月27日(水)から、人生初のクラウドファンディングに挑戦します！挑戦するのは『家事が圧倒的に楽になるエプロン』（#家事ラクエプロン）の製作です！

https://www.makuake.com/project/kajiraku-apron/
※1/27（水）15時オープン

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「糸原、突然エプロンつくる？？？」

この半年間、こんな反応をたくさんたくさんいただいてきました！笑

そこで、この場をお借りして、この数年間、家事をがんばる何千人もの方に関わった中で、私がエプロンを作りたいと思ったきっかけから「家事ラクエプロン」に込めた想いを改めてお伝えできればと思います。

エプロンをつくるまで

私はこの数年間、家事代行を500件以上担当してきました。そこで家事をされる方々の偉大さを日々、痛感していて、同時に『家事負担＝愛情』という世間の目があるなぁ・・・。と感じていました。

疲れている時や心に余裕のない時でも、家事は毎日のタスクとして降りかかってきます。そんなときも誰にも頼らずにがんばることが正義みたいな。

もちろん、家事の一つ一つを丁寧にこなすのはとても素晴らしいことだけど、いつもがんばってるんだから、できるところはどんどんラクしてほしい。

そう思って、オンラインでとにかく簡単にできる料理教室をスタートしました。ここでは1レッスンに最大80名、10ヶ月で累計4500名以上の方と料理をさせていただきました。

日々いただく素敵なレビューの中に、

「家事ってラクしてもいいんだ！」
「肩肘張らなくていいんだ！」
「時短でできた時間で家族と楽しく過ごしました！」

というコメントをたくさんいただき、もっともっと、キッチンに立つ人の負担を少しでも減らしたい。と思うようになりました。

レッスンでラクな時短レシピを提供していますが、これはお料理中の皆さんをサポートすることができても、その前後にある家事をサポートすることはできません。それに、みなさん自身がいろいろ工夫されるのも良いけれど、そばにいる相棒みたいな存在が皆さんのことをサポートできたらもっとラクでいいなと。

そうして料理をするときにいつも身につけるエプロンで、少しでも負担を減らすお手伝いができればと思い、エプロンの開発をスタートしました。

日常的にエプロンをつけて家事をする方、あるいはエプロンを身につける習慣のない方にも、手に取っていただきたくなるような機能とこだわりをたくさん詰めこみました。

エプロンへのこだわり

５つの楽横

衣服を水やうっかりこぼした調味料などの汚れから守るために着るのがエプロンです。さぁ料理をするぞ！という気分にもなりますし、キッチンにおける作業着ともいえます。

普段着のまま料理をすると、思いもよらないところに汚れがついて、洗濯では落ちない汚れになってしまったり、出勤前に急いで洗い物だけ済まそうとして、水が跳ねて服がびしょ濡れになってしまい、エプロンをつけていれば……なんて後悔したことは一度や二度ではありません。

撮影データ (10 - 29)-2

そんな大切なアイテムなのに、エプロンを選ぶ際、ほとんどの方がデザインを気にするくらいで、性能にこだわりを持って選ぶ方は多くありません。一般的なエプロンは綿素材が多いため、汚れもつきやすく、洗うと型崩れを起こしたり、シワだらけになってしまいます。

しかも普段から使うとはいえ、キッチンツールですから、少し古くなったからといって、そんなに何度も買い替えたりするものではありませんよね。おうちにあるエプロンを思い返してみてください。何年前に買ったものだったか覚えていますか？

そうなると、ゴミ出しのためにちょっと外に出たり、宅配や急な来客があれば、くたびれたエプロンで人前に出るの何だか恥ずかしい。だからといって、その度に着たり脱いだりするなんていうのも正直面倒です。

汚れてしまったエプロンは定期的に綺麗に洗濯して、シワを伸ばすためにアイロンをかけて、お手入れに手間と時間がかかってきてしまいます。しばらく使っていると生地自体もヨレヨレになってしまう・・・。

そこでふと、家事をするためのエプロンが、むしろ家事を増やしているのでは？と気がつきました。そこから、オンラインレッスンを受講いただいた方や、キッチンに立つ皆さんから沢山のご意見を頂きながら、実際にエプロンに求める機能って何だろう？を突き詰めて、開発を進めました。

「コンロや水周りは危ないからスマホ用のポケットが必須！」

「体型カバーできるような綺麗なシルエットだったら嬉しい」

「汚れが染み込んで落ちなくなるし、何度も洗濯すると色落ちしちゃう」

「首にかける形だと疲れちゃうから長時間は付けられない……」

何度も試行錯誤して、こんなエプロンなら使いたい！という機能を全部詰め込んで形にしました。

撮影データ (10 - 29)-3

包丁やまな板と同じように、こだわって選んだキッチンツールは生涯使い続けられるよう、生地選びから縫製まで国内生産にこだわり、丈夫で着心地のよいものになっています。

そして、「家事を家族のだれか一人だけが背負うのではなく、家族みんなのトピックにして欲しい。」という思いを込めて、あらゆる年代、性別の方に使っていただける色展開・形展開にしました。

忙しい生活の中で、家事の過程にある「見えない家事」をできるだけ減らす。小さなことかもしれませんが、家事をする中で嫌だなあと思うことを少しずつ減らして、皆さんの生活を豊かになることを祈っています。

着てみるほど、使ってみるほど、どんどんその魅力に腹落ちしていく感じのエプロンなのですが、見た目がすごく派手というわけではないので、この子の良さがオンラインでちゃんと伝わるのか、親心としてはちょっと心配しています（笑）

ぜひみなさんにお手にとって可愛がっていただけたら嬉しいです！