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2023年11月を振り返る

今月書いたnote


アジカン精神分析的レビューは1本。『ホームタウン』は1回ノーマルレビューも書いてたんで棲み分けが大変でした。

年末のシリーズ記事2本目も。かなり慎重に書いたけど、それに越したことはないと思う。



映画を1本。今年は"普通"を揺さぶる映画に良作が多かった。


大好きなポッドキャストについてもだいぶしっかり書きました。


偶然にも立て続けに観た2作品、こういうのは書くしかなくなる。


久々にライブレポートをがっつり。





今月の寄稿記事



今月の色々

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ユニゾンやピロウズ、betcover!!のライブ感想など。

月の人 on Instagram: "【🍎ネタバレ感想🦝】 11.2 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2023 "Ninth Peel" next @ Zepp Fukuoka 仕事が立て込み、MARK ISに車を停めれたのが18:57、会場に入ったのが18:59というとんでもない慌ただしさの中で始まったライブ。久しぶりのスタンディングソールドアウトライブハウスのユニゾンでキマりまくった。仕事の終わりが見えなくなりそうだった時、まぁ5月にアルバムツアーみたしもうエエか、、とも思いかけたのだが行った後なら分かる。これは完全に別モノであり、アルバム2周目のツアーとして完璧な構成だった。 例えばアルバム楽曲の役割の与え方。3曲目に春ツアーで本編ラストを飾った「恋する惑星」が爆裂な多幸感をもたらすし、6曲目にして前回アンコールラストだった「kaleido proud fiesta」で凄まじいクライマックス感を煽ってくる。最新曲「いけない fool logic」とアルバム屈指の激烈さを誇る「カオスが極まる」を並べて中盤に強い揺さぶりをかけてくる。ツアーを連続して観ると、楽曲が働きかける感情や高揚感のバリエーションを楽しみ尽くせる仕様なのだ。 ユニゾンのライブと言えば見事なバランスで構築された“起承転結”セトリが特徴だが今回はそこにも変化が及んでいる。まず“起”がとても長い。「天国と地獄」や「23:25」といった終盤めいた楽曲も次々と現れるし、同じタイプの楽曲が並ばない情緒の緩急が凄まじいパートになっていた。さらに”転“の後に置かれがちなドラムソロが”承“の前に置かれ、カップリング曲「ここで会ったがけもの道」を際立たせるという演出も新鮮だった。 “転”を飾った「もう君に会えない」はnextにて初披露。照明もぐるぐる変わるユニゾンのライブには珍しく、落ち着いた色合いのライティングでグッと引き込む時間。相変わらず爆発的なステージングだが『Ninth Peel』はこういうストレートな楽曲が増えたことで、選曲に温かみも滲むようになったと思う。ライブで初めて聴けた「きみのもとへ」にもそんな隠し味を感じたりした。終盤、アルバムラストの「フレーズボトル・バイバイ」とオープナー「スペースシャトル・ララバイ」を続ける直球の円環構成も眩しすぎて感激した。 アンコールでもピカピカのアンセムを投下しつつ、きっちりと90分で終演。あれほどのド派手さを放ちながら、これほどまでに研ぎ澄まされているライブはここでしか観れない。今回は本編ラストが「Invisible Sensation」だったことで、特に”生の肯定”なるエネルギーが全編にわたって漲っていたと思う。ステージでは勝手に暴れてるし、観客席も魂を解放している。ユニゾンが作り出すポリフォニックなライブ空間はいつまでも続いてくれなきゃ困る! 《setlist》 1.スカースデイル 2.天国と地獄 3.恋する惑星 4.BUSTER DICE MISERY 5.23:25 6.kaleido proud fiesta (Drum Solo) 7.ここで会ったがけもの道 8.アンチ・トレンディ・クラブ 9.きみのもとへ 10.いけないfool logic 11.カオスが極まる 12.もう君に会えない 13.夏影テールライト 14.ミレニアムハッピー・チェンソーエッヂ 15.世界はファンシー 16.フレーズボトル・バイバイ 17.スペースシャトル・ララバイ 18.Invisible Sensation  -encore- 19.ライドオンタイム 20.mix juiceのいうとおり #unisonsquaregarden #ユニゾンスクエアガーデン #NinthPeel #USG2023 #ライブレポート #ライブ感想 #福岡 #ZeppFukuoka #ninthpeelnext" 14 likes, 0 comments - moonshapemoon on November 2, 2023: "【🍎 instagram.com
月の人 on Instagram: "【🥲ネタバレ感想✏️】 11.5 マカロニえんぴつ「マカロックツアー vol.16」@マリンメッセ福岡 両日ともにソールドアウトという大記録となった初アリーナツアー福岡公演の2日目。Queblickやvoodoo loungeで観たバンドをマリンメッセで観るのは初めてのこと。この5年のブレイクに伴って興味が薄れるどころか、今年のアルバムで最高値を叩き出してくれた稀有なバンドの大舞台である。 ライブ自体は驚くほどにいつも通り。凝ったモニターセットはあったが映像演出自体は各楽曲に色をつけるような程良いもので、入場SEも演奏のペースも、そんなにウケはしないMCも、何もかもが普段通りだが、それがちゃんとアリーナを制圧している様が素晴らしかった。普段着のロックバンドが楽曲の強度と誠実な演奏だけで大会場を揺らす様は、マカえんが真に浸透したことを象徴しているようだった。 8月のアルバム『大人の涙』のリリースツアーとしての側面と、初アリーナツアーとしてのストーリー性を両立させる選曲で序盤は進む。空気を一変させたのははっとり(Vo/Gt)の弾き語りによる「嘘なき」と、静かなる別れを歌う「ありあまる日々」が続く流れ。1万2000人がじっくり浸る時間を作れるのも彼らの積み上げた楽曲があってこそ。そして「なんでもないよ、」で巻き起こる優しいクラップはまるでゴスペルのようにこの曲の聖性を高めていた。 ムード歌謡「嵐の番い鳥」の前後には小芝居のコントVTRを挟み、この1曲だけのための衣装替えもしてしまう。こういうネタ的な楽曲を粒立ててしまうのもマカえんの癖といったところか。またメロコアオマージュな「Frozen My Love」ではフロアを人型のバルーンが飛び交いまるでダイブのような光景が立ち上がる。パロディ的な遊び心がそのまま盛り上げ演出に直結する見事なセンス。ユーモアと批評性の共存はユニコーンの血統を強く感じる時間だった。 終盤の流れは更に圧巻。「洗濯機と君とラヂオ」でブチ上げたのち、そのまま享楽に突き進むのでなく「星が泳ぐ」でグッと重たく引き込む構成の美しさたるや。その後、アルバムでは1曲目を飾った「悲しみはバスに乗って」がずっしりとした余韻を残す。パーティチューンでもなければポップな包容力もない、ひたすらに切迫した生への執念で突き刺していくようなクライマックス。こんなセトリを組む”今流行りの“ロックバンドがいるだろうか。感服した。 アンコールでは大名曲「ヤングアダルト」と、5年前にQueblickでも聴いた「ミスター・ブルースカイ」が。つくづくずっしりとした歌にこそ未来を託してきたバンドだと思う。皆で大声で歌う楽曲があるでも、同じ振り付けをする楽曲があるでもなく、ただ1人ぼっちで口ずさめる歌に希望を織り込んできたバンドだ。だからこそ彼らはコロナ禍に躍進し、孤独の愛し方を描くアルバムでアリーナを回ることが出来た。誠実な音楽のままでまだまだ売れて欲しい。 《setlist》 1. 愛の波 2. レモンパイ 3. ペパーミント 4. たましいの居場所 5. リンジュー・ラブ 6. ブルーベリー・ナイツ 7. 零色 8. TIME. 9. 嘘なき 10. ありあまる日々 11. なんでもないよ、 12. 嵐の番い鳥 13. ネクタリン 14. 誰もわるくない 15. はしりがき 16. メイビーネイビー 17. Frozen My Love 18. 洗濯機と君とラヂオ 19. 星が泳ぐ 20. 悲しみはバスに乗って -encore- 21. ヤングアダルト 22. ミスター・ブルースカイ #マカロニえんぴつ #マカロニえんぴつライブ #マカロックツアー #マカロックツアーvol16 #マカロックツアーvol16マカロニちゃんじつはとってもシャイなの仲良くなっても時間を置くとすぐまた照れちゃうからコンスタントに会ってくだシャイ編 #マカえん #マリンメッセ福岡 #ライブ #ライブ感想" 16 likes, 0 comments - moonshapemoon on November 5, 2023: "【🥲 instagram.com
月の人 on Instagram: "【🐎ネタバレ感想だし動画いっぱい貼ってます🫏】 11.22 betcover!! uma tour 2023@福岡BEAT STATION 数週前に聴いたニューアルバム『馬』にやられて急遽観に行くことにし、結果的にとんでもないものを見せつけてくれた。80分ノンストップで耽美と破壊が繰り返される、やや怖くなるくらいの演奏と歌唱。緩和する時間は存在せず、ただただ音に支配され尽くし、気付いたら終わっていた。汗だくだった。これは体の熱もあるが、精神的な緊張ゆえのものだと思う。その艶やかなムードと暴力性が感情を揺さぶる。 まるで余韻を拒絶するように次々に曲を繋ぎ合わせていく構成はひと息もつく暇はない。一瞬たりともダレることのないその流れはノイジーで不気味な部分も、一気に静謐さに引きずりこむ部分も、等しく美しく、そして恐ろしい。そんな音の激流の中にも古い短編映画をカットアップするように、不意に言葉がヌッと景色を立ち上げる瞬間がある。荒々しさの隙間にある只者ではないポエトリー。恍惚としてしまう。 なぜそんなにも艶やかなのか、というような柳瀬二郎の歌声の迫力(時折、癇癪のように叫ぶ様も昭和の暴れ俳優のようでイケている)と、肉感的かつ爆発的な演奏に徹するバンドメンバー、その絡みつきも完璧だったと思う。そんな無茶苦茶な演奏の後、アンコールでは柳瀬が弾き語りを披露。ようやく訪れた弛緩の時間、というような染み方。場を掴み、緩急を操る。表現者として鍛え上がりつつある存在だと思う。 例えば大合唱アンセムがここぞ!で炸裂するライブであったり、十何年と親しんできた名曲やレア曲を堪能できるライブも最高なのだが、時折こういう何者か分からないものや、どういう感情になるか分からないものを食らうためにライブを観ることも強烈に印象深い体験になるのだと思う。アクシデントやバグを自ら起こしにいきたくなるような、そういう勘や衝動はいつまでも大事にしたいと強く思うライブだった。 #betcover #betcover‼︎ #福岡beatstation #福岡 #ライブ" 5 likes, 0 comments - moonshapemoon on November 22, 2023: "【🐎 instagram.com
月の人 on Instagram: "【11月に観たお笑いライブ】 ①②③11.4 真空ジェシカ@九大祭 九州大学の学祭で真空ジェシカが30分出番をもらっていると聞きつけて参加。結果的に営業的な振る舞いをちゃんとしつつ、程よく横暴な魅力を展開する良い真空ジェシカを観ることができた。 ネタはお化け屋敷とマンション管理組合。学祭みたいな一見さん多めの現場でツカミやブリッジで延々とカナメストーンのくだりやったりとか、分かる人だけ分かれば良いを貫いてるの良かった。でもちゃんと現場の空気に適応してるし写真許可の箇所も美学があってまーごめでした。 ④⑤11.18 よしもとお笑いライブ第3部@よしもと福岡ダイワファンドラップ劇場 令和ロマンがM-1の仕上げに差し掛かりつつあるので観に行った。ネタは「猫の島」。どうやら準々決勝でもやったらしい。仕上がりはもう盤石オブ盤石。去年敗者復活でハネたくるまの1人大立ち回りを随所に入れ、意外性もテーマのキレも抜群。ネタ後半は会場にいた赤子の泣き声であまり集中できなかったのでこれは決勝で是非とも。 そのほか、ダイタクも意外性のあるネタで見事なウケを取ってたし、ラストイヤー超応援したい。ゆにばーすは漫才こそ定番だったけど、コーナーでの裏回しが決まってて川瀬名人ってこういうのちゃんとやってくれるのね!と嬉しくなった。 ⑥⑦11.25 金属バット×デルマパンゲ「よしもと大喜利ライブ」(ゲスト:大自然)@よしもと福岡ダイワファンドラップ劇場 最前列で終わりなき執拗な大喜利を食らい続けて笑い疲れた。なぜあんなにも5時55分のめざまし君にこだわり続けたのか。これだ!となって以降のしつこさはこの座組ならではだと思う。もう最後の方、「5時55分のアイツ」って言葉だけで呼吸できないくらい笑ってたと思う。 前半にはネタも披露。なぜ今年のM-1落ちたのかと話題になっているデルマパンゲだけど、やはり相当な仕上がり。この日見たのはあまりにも怖すぎて去年落ちたネタの改良版で、やはり凄まじい超展開だった。このネタをもしも決勝で観ることになったら、と少し恐ろしさを感じてしまうのがデルマパンゲの魅力だなと改めて。混乱と怒りの果てになぜだか溢れてしまう笑い。素晴らしい。 #お笑い #お笑い芸人 #お笑いライブ #学祭 #九大祭 #真空ジェシカ #令和ロマン #ダイタク #ゆにばーす #デルマパンゲ #金属バット #大自然 #大喜利 #よしもと福岡ダイワファンドラップ劇場" 8 likes, 0 comments - moonshapemoon on November 28, 2023: "【1 instagram.com
月の人 on Instagram: "【2023年11月のメシ】 ①②星期菜 ちょいとイイ中華を食べようと思い中洲へと出向いた。非常に個性的な料理ばかりで、これが中華なのか?というリミッターを外していく料理ばかり。てか皿が全部おもろい。高い料理って皿がおもろいんよ。 ③サイゼリヤ サイゼリヤを食べるくらいなら何も食わない方がいいと語る美食家の友人もいますが、そう言われてしまうとむしろ食べたくなってしまう逆行性の欲望を持っているのでそれを言われた日の夜に行った。この日はステーキをラージライスと一緒に食べました。サイコー ④ふるさと納税のハマグリ 今年も色々ふるさと納税ぶちかましたけど、ハマグリは大当たりだったな、、、味が長くてイイ。酒蒸しで出た出汁に卵を溶いてチンしただけの簡易茶碗蒸しとかも超旨かったし、ポテンシャルがすごい。 ⑤⑥マリィのシフォンケーキ 最近は妻がぼる塾田辺さんのYouTubeチャンネルに夢中でお菓子が田辺さんレコメンド由来になりつつある。今日は高宮のマリィのシフォンケーキを。めちゃふわふわで霞を食べてるような心地だった。カフェオレキャラメルという味が最高だった。田辺さん、教えてくれてありがとう。 ⑦⑧ 九龍點心 制限時間のないバイキングって楽しすぎて腹爆発するくらい食べちゃうね!!爆裂うまかった。小籠包を軸に置いてるセンスが光ってる。そして坦々麺が食べ放題のクオリティじゃない。これでマークイズのレストランはほぼコンプした! ⑨⑩キハチカフェ 名古屋で初めて知ったレストラン、そのカフェが三越にあると聴きランチへ。妻の早めのバースデー。チーズ狂いにはたまらぬメシが期間限定であったのでカッ喰らった。デザートのクレープも良好な味だった。定期的に来たいとこだなー。 #福岡 #福岡グルメ #星期菜 #サイゼリヤ #ふるさと納税 #ハマグリ #シフォンケーキ #MARIE #高宮marie #九龍點心 #キハチカフェ #キハチカフェ福岡三越" 4 likes, 0 comments - moonshapemoon on November 29, 2023: "【2 instagram.com


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