見出し画像

美容室で失敗しないためのオーダー方法

こんにちは!しゃおりです。

TwitterやInstagramをはじめ、いつもお付き合いいただき有難うございます!

今回の記事では、そんな私が美容師ならではの目線で「美容室で失敗しないためのオーダー方法をお伝えしようと思います。


「日本の美容室の店舗数、令和元年は25万4422軒 過去最高を更新」


信号機よりも、コンビニよりも多いと言われている美容室。
1つの美容室には何人もの美容師が在籍。

選択肢として計算すると・・・あ、かゆくなってきた。(数字アレルギー)

とにかく気が遠くなるくらいの数。
私たちはこんな沢山ある中から選ばなければいけないない。
ネット予約みたり、SNSみたり、口コミ見たり・・・
もはやギャンブルで当てるようなもの。

・自分のオーダーを汲み取ってくれる美容師
・丸投げしてもいい感じにしてくれるセンスが良い美容師
・自分の推しみたいに仕上げてくれる美容師
・毎回同じ仕上がりになる安定感のある美容師
・居心地良くて会話が楽しい友達みたいな美容師
・早くて上手に仕上げてくれる美容師

などなど、人によって好みは様々。


そんな相性が良い美容師との出会いも
最初は「はじめまして」からスタートします。


今後も通うかどうかの最低条件は
「変にならない、失敗されない」こと。

本当は美容師側が頑張るところなのですが、
失敗しない為の対策と今後の可能性を見極める方法としてお伝えしたいと思います。



内容に入る前に
まずは『どちら様ですかー?』って話ですよね。
ちょっとだけ自己紹介をさせてください。

はじめましての皆様も、いつもお世話になってる皆様もよろしくお願いします。

名前は 釋迦郡沙織(しゃかごおりさおり)と申します。本名です。

普段は東京原宿を拠点に、フリーランス美容師をしております。パーソナルカラー・骨格診断等イメージコンサルタント業、出張ヘアメイクやメイクアドバイザー、男性向けモテコンサル、最近は占い師として星読み占いなんかもしております。


美容業を始めて14年。

表参道と原宿という激戦区で働いて8年。

他の美容室を利用することもあるので
お客様にもなりますし、美容師という立場だからこそ

「こう言ってもらえたら実現しやすい」
という内容もよく分かります。

そんな私が、以下の内容で詳しくお伝えしていきます!

【 目次 】
 ・○○を伝える
・ 〇〇を見せる
・「◯cm(長さのみ)」「傷んでいる部分だけ」「整えるだけ」「伸びた分だ け」と伝えない
・ヘアカラーの明るさ優先?色み優先?
・ライフスタイルを伝える
・普段スタイリング剤等を使ったり巻いたりするかを伝える
・美容室に行きたい!と思った動機を伝える
・YouTube動画で解説



有料部分に入る前に
失敗例に繋がる確率が一番高い項目を一つネタばらししますね。

・「◯cm(長さのみ)」「傷んでいる部分だけ」「整えるだけ」「伸びた分だけと伝えない


「◯cm切ってください」
「整える感じでお願いします」
「傷んでるところだけ切ってください」

コレ、非常に多いです!
切られすぎちゃった問題、思ったより切ってもらえなかった(切り直して時間が経かった)に直結します。


みなさん3cmのおよその長さを指で表現してみてください。
お手元に測るものがある場合は確認してみましょう。

・・・いかがでしたか?


長さの感覚は人によって多少のズレがあります。
(私の場合は目盛があるコームを使って、お客様と見て確認します)

また、これも本当なら美容師側が頑張るところなのですが
濡れた髪は膨潤する性質があるので、乾かすと縮むんです。
それを気にせずにカットすると、乾かしてからアレ?ってなります。


仮に、オーダー通りの◯cmで

正確にカットしたとして
予測できていない時点でそれよりも短くなる。
クセがある場合はさらに短くなる。

本人的には言われた長さで切った。
お客様からしたら、思っていたのと違う。

こういう展開になります。特に前髪で多い。
もう、想像しただけでツラい。地獄絵図すぎる。

「整えるくらい」「傷んでいるところ」「伸びた分だけ」というのも危険。


カウンセリングの時、濡らす前の来店時の状態で
切る長さを事前に確認&共有しておきましょう。

・「伸ばしたいから」
・「現状キープをしたい」
・「ある程度切ってもいい」

という意思もこの時に伝えると良いです。


この他にも6つの項目でお伝えしていますので、
興味を持って下さった方はぜひ読み進めていただけると嬉しいです。
美容室帰りの幸福感をより沢山の方に実感していただけますように。

ここから先は

1,534字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?