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【ヨガと私】公務員組織を超えて自由に生きる。

 秋に40歳キャリアビジョン研修というものがあって、自分の思考とかを分析し、キャリアビジョンを立てました。

キャリアビジョン
 県職員や専門領域にしばられることなく、興味のない仕事は適当にかわし、自由に面白いと思うことをやっていくことができる職員。

 どちらかというと仕事はできる(と思っている)ので、さすがにそろそろ昇給だろうと思っていたのですが、3月の面談で言われました。

 年齢的にはそろそろ昇給なのですが、残念ながらあなたの能力は県の評価制度では評価することができません。
 関係者と仲良くなれるのはあなたにしかない特殊な能力です。
 県の仕事は9時ー5時と考えて、県の仕事以外に時間を使って自由に好きなことをやっていってください。

 キャリアビジョンそのままになっているような気もするけど、でも、この組織それでいいの?

 私は先輩たちからかわいがられたため、すごくいろいろ教えてもらっていて、職場の中でも一番くらい知識が多いし、後輩たちからも人気があるので、皆しゃべりに来るし、私が教えると楽しく仕事してると思うんだけど。
 周りの人が楽しく仕事をしてくれるし、コミュニケーションも取れているので失敗もなく、仕事はすんなり終わるので、残業はしないので効率いいと思うけど。 
 でも、能力を県組織に還元しなくて別の場所に還元するしかないってこと?

 とりあえず、県の評価制度について考えてみました。

 うちの県で出世する人の特徴は、たいして仕事もしていないのに、できないからか意図的かただただ長時間残業をしているだけの人。

 自分の頭で考える能力がなくて、言われたことをただやるだけの人。便利に使える側面もある。でも、言われたとおりにはできないので、間違っていて、それのしりぬぐいをしている時間の方が長い。

 要するに、昭和的発想で、能力は皆同じくらいなことが想定されていて、長時間ただただマニュアルどおりの仕事をこなすだけの人を評価するシステム? バブル期から評価制度が変わっていない、変えていない、要するに人事が仕事をしていないだけ。

 あとは、頭のいい人が出世すると既得権益を持っている人にとっては脅威になってしまうから早めに潰しておきたいということもあるのだろうか。

 すべては公務員というつぶれない(と思っている)組織の特徴なのかな。要するに、安定の中にいたい、変化したくない、どうせ3年で移動するしというその場しのぎな風土。

 でも、今年も同期から退職しますメールが届き、どちらかというとやる気のあった人たちから退職していく状況を目のあたりにしていて、まるで沈んでいく船の中にいるような感覚があります。

 当面、公務員はクビにならないし、最低限の生活費は保証されているという状況は続くだろう。それがあるからこそ自由に好きなことをやれるという側面もある。

 副業解禁それも社会の流れなのかな。

 私は出世しないしょうもない人間ともとれるんだけど、皆がいろいろなメッセージをくれて、逆に、愛されているなあという実感を受けていたりして。

 よくも悪くもすべてはヨガが導いてくれています。

 秋に呼吸体操をやっていて気づいたのですが、私の肺は体の中にある肺だと思っていて、それを動かすのに、必死になっていたのですが、広がらないなあって、ふとした瞬間、私の肺って体を超えてもっと大きく広がる!という感覚がありました。

 体って物質的な体だけじゃないんだと気づいた瞬間でした。要するに気というものだと思う。

 自分を制限しているのは自分自身。

 制限を取って、もっと自由になれる。

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