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ONARA RECORD #2「Happiness/嵐」

日本にも、世界にも、数々の「名曲」と呼ばれるものが存在し、人々を勇気付け、癒しています。
しかし「名曲」も輝かしいアーティストが歌う場合にのみ「名曲」であり続けられますが、一般の我々が同じこと語ると「屁理屈」「言い訳」と揶揄されて片付けられてしまいます。

つまり、「何を言うか」ではなく「誰が言うか」が価値を決めてしまっているのです。
そんな誤解を解くために、このマガジンでは敢えて「名曲」というものを屁理屈を歌った「オナラレコード」として紹介していきます。

今回ご紹介するオナラレコードは「Happiness/嵐」です。

嵐はたくさん名曲を出していますが、その中でもかなり有名な部類に入るのではないでしょうか。
「山田太郎ものがたり」と言うドラマで主題歌だったので、そこで聴いた人も多いかもしれません。

▼TV出演映像

▼歌詞


さて、まずはこの曲を簡単に3行でまとめてみたいと思います。

傷つくこともある、だけどそれが恋。
後先なんて考えずに、走りだそう。
まだ実らない恋でも、小さな恋心でも、Happinessだから。

なんとも純粋な歌詞です。
青春真っ只中の無垢な男心が表現されていますね。


そして、これは「オナラレコード」です。
一体どんな屁理屈を歌っているのでしょうか。

それは、ストーカー行為に及んで逮捕された男の屁理屈を歌ったオナラレコードです。


嵐がそんな歌を歌っているはずがない。
そう思うのは当然だと思います。

しかし、それがあながち嘘でないことは、このブログを読んでいただければお分かりいただけるでしょう。
では、まずストーカーの様子を思い浮かべてみましょう。

・今年39になる高校教師
・同校の女子学生に発情してしまい、ストーカー行為に及ぶ
・ついに女子学生宅に侵入し、ベッドの下に隠れるようになる
・いびきをかいて眠り、気付いた女子学生が警察に通報

いかがでしょう。最低最悪な男ですね。
教師の失態はマスコミの大好物です。すぐワイドショーに取り上げられるでしょう。

そんな最低教師の気持ちを「Happiness」が代弁しているのでしょうか?
実際に歌詞を見ていきましょう。

Let’s ONARA RECORD!!



向かい風の中で 嘆いてるよりも
上手く行く事を想像すれば いつの日か変わる時がくる
夢中で生きてたら 何気ないことで
愛が傷ついて ためらいながら 何度も立ち上がるよ

これは悶々とした日々のことでしょう。

教師と生徒、しかも年が2回りも違うとなれば「叶わぬ恋」としか思えない。
しかし、可憐な脚、大きな瞳、艶やかな髪にどんどん夢中になっていく。

世間の目、良心で押さえ込もうと何度もする。その度に「愛が傷つく」
ただ、純粋な恋心に嘘はつけない。何度も立ち上がるのです。


思い出の後先を 考えたら 寂しすぎるね
騒がしい未来が向こうで きっと待ってるから

これはストーキングする直前の感情でしょう。

もし愛を打ち明けたら、そして失敗でもしようものなら学校からは追放されます。
そんな後先のことを考えれば考えるほど、寂しい気持ちが胸を締め付けます

ですが、そんなことばかり考えていてもらちは開きません。
信じるしかないのです。「騒がしい未来が向こうで待っている」と。


走り出せ 走り出せ 明日を迎えに行こう
君だけの音を聞かせてよ 全部感じてるよ
止めないで 止めないで 今を動かす気持ち

これはストーキング行為を行い、ついに部屋への侵入に成功した時でしょう。

夜も更けって、丑の刻を回った頃。
純粋に彼女を思う気持ちに突き動かされ、走り出す。明日の朝を迎えるまで。

そしてついにベッドの下でこう思うのです。
「君だけの音を聞かせてよ 全部感じてるよ」と。


どんなに小さなつぼみでも 一つだけのHappiness

これはベッドの下で思ったことでしょう。

板を一枚隔てた上には、憧れの彼女がいます。
近くても遠い。彼女の静かな寝息を聞くのがやっとのことです。

しかし、彼はそれでも幸せを感じられている。
どんなに小さなことでも構わない。それが自分にとっての「Happiness」なんだ。と。


いかがでしたでしょうか。
おそらくニュースで「男性高校教師が、女子生徒の自宅に侵入。ベッドの下に潜んでいるところを逮捕。」と見る時よりは同情の余地も生まれたのではないでしょうか。

もちろん、ストーカー行為自体は許されることではありません。
しかし、彼なりのピュアな思いがあり、自分の心に従ってした行為なのであれば、ある意味人間らしいことなのではないでしょうか。

「幸せ(Happiness)」の形は綺麗なものだけではない。
歪なものだって、あるのではないでしょうか。

サポートされたお金は恵まれない無職の肥やしとなり、胃に吸収され、腸に吸収され、贅肉となり、いつか天命を受けたかのようにダイエットされて無くなります。