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無人ソフトクリーム製造マシーンが資金調達 | 中国スタートアップ

無人ソフトクリーム製造マシーン"ICE机摩人"を開発する湖北思勤智能装备有限公司は5月29日、シリーズBで資金調達を完了させたことを発表しました。調達金額は開示されていません。

湖北思勤智能装备有限公司は2015年に設立された会社です。創業者は31才、従業員の平均年齢は20代の若いチームです。これまで3度の資金調達を行なっており、今回が4度目の資金調達となりました。

ICE机摩人は飲料の自動販売機と同じような形態のマシーンで、ショッピングモールの中などに置かれています。味は81種類の組み合わせから選ぶことができ、注文から約25秒で食べることができます。

ソフトクリームの注文から完成までの様子は、こちらの動画から見ることができます。

"自由に選ぶ"をタッチします。

タップするだけで自分の好きな味やトッピングを追加できます。

支払いは電子決済によって行われます。金額は1つ約80円と非常にリーズナブルです。

支払いが完了すると、約40秒後にソフトクリームとスプーンが出てきます。

中国におけるソフトクリームの市場規模は、2014年にアメリカを抜き、2017年には1兆5,000億円にまで成長しています。

湖北思勤智能装备有限公司は中国国内で18の特許を取得しています。また、現在2,000台のマシーンが稼働していますが、追加で2万台の製造を発注しており、今後急速に拡大していく予定です。