Bytedanceがスポーツ関連企業に197億円を出資 | 中国スタートアップ
BytedanceはIPO目前と言われている虎扑に、約197億円(12.6億元)を出資し、30%の株式を取得した。虎扑の評価額は約658億円(42億元)となった。
虎扑は2004年に設立された、スポーツ総合サービス提供企業である。虎扑はスポーツメディアの運営を始め、イベント運営、動画配信、eコマースの運営などの事業を行なっている。
虎扑が運営するサービスのユーザー数は累計3,000万人だ。
虎扑は独立IPOを目指していた。ではなぜ今になってBytedanceの出資を受けることとなったのか。
2015年、虎扑はすでにIPOの計画を立てていた。2016年に虎扑が提出した報告書によると、2013年・2014年・2015年の売上はそれぞれ15億円・22億円・31億円であり、純利益は2.3億円・1.1億円・4.9億円であった。
しかしながら2017年に虎扑のIPOは拒絶された。
今回虎扑は、Bytedanceという強力な投資家を迎えて、再度IPOにチャレンジする目論見だ。