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若者のルームシェアが当たり前の中国で、ルームメイトマッチングアプリが登場 | 中国スタートアップ

中国(特に都心)ではどんどん家賃が高騰しています。学生や新入社員が大学や仕事の都合で都心に住む場合、1人で家賃を支払うことが難しいため、2〜4人ほどでルームシェアをするのが一般的になっています。

これまで、ルームメイトを探す際には学校の掲示板を使ったり、友達に紹介してもらったりとアナログな方法を使っていました。

また、大家さんは住んでいるのが2人だろうと4人だろうと1部屋分の家賃をまとめて請求するため、ルームメイトが卒業や転職で引っ越す場合1人あたりの負担が一気に増えてしまうため、すぐ別のルームメイトを探さなければならなく、ルームメイトが部屋を出るたびに非常に大変な思いをしていました。

こんな状況の中で登場したのがルームメイトマッチングアプリの『适友』です。

まだサービスを開始したばかりのサービスで、現在はiOSのみリリースされていますが、今後はAndroid版もリリースされる予定です。

アプリを開くと、ユーザー登録画面になります。本名・職業・身分証のアップロードが必要になります。

基本情報を登録した後は、ルームメイトマッチングアプリならではの情報を入力していきます。

希望家賃やいつから入居を開始したいか、さらに自分の起床・就寝時間、趣味まで登録します。

ここまで入力したら、ユーザー登録は完了となります。

ユーザー登録が完了すると、早速ルームメイトを探すことができるようになります。他のユーザーのプロフィールや、希望家賃、住みたい場所などを閲覧することができ、気になった人がいると直接コンタクトを取ることができます。

掲示板機能もあり、自分のプロフィールや希望を記載して公に募集することも可能です。

現在の機能は人と人とのマッチングのみとなっており、マネタイズのポイントも見当たりませんでした。これから住居の掲載なども行なっていくのでしょうか?

需要は必ずあるサービスだと思うので、どこでマネタイズしていくのか注目です。