幼稚園のクリスマスコンサート

先日、娘の幼稚園のクリスマスコンサートがありました。
まだ入園して1か月。
人見知りの上、英語もままならない娘がどうやって幼稚園生活をサバイブしているのかが確認できる貴重な機会。
家族で1名のみ参加できたので、母親の私だけで行ってまいりました。

コンサートは交代制で、年長・年中・年少組それぞれ1時間ずつ発表がありました。

会場の赤い緞帳か開くと、華やかなクリスマスの装飾が輝き、手前に一列に子どもたちが並んでいます。

下手の1番端っこで、サンタの格好に身を包み、きょろきょろと、私の顔を探す娘。

見つけると、安心して自信満々に立っていました。(ドレスに身を包んでいたこともあり、結構ご機嫌)

しかし、いざ歌&ダンスが始まると、あまり練習していないということもあり、戸惑った表情で立ちすくんでいました。

もともと石橋を叩いて渡らない慎重かつマイペースな娘なので、想定はしていましたが、いざ不安げな表情を目の当たりにすると、こちらまでハラハラ。

しかし、3曲目は娘がよく口ずさんでいたクリスマスソングだったということもあり、身体を少し揺らしながら、リラックスして歌えていました。

お話しできるお友だちもできたようで、周りと少しコミュニケーションをとっている様子もありました。

全ての発表が終わった後、ダンスと歌を指導された先生方に労いの花束が贈られコンサート終了となっており、先生方が最後に取り上げられるというのが、日本だとあまりないような気がして、印象に残っています。

たった1時間でしたが、娘が分からないながらも、必死に行事に参加している様子を見て、確実に精神的に強くなっているなと思いました。

どんな場所・環境でも、乱されず、マイペースに「自分」を生きられるほうが、日々の生活が晴れやかなものになるのではないかなと思っているので、

そんな力を、上海で養っていると信じ、明日からも明るい気持ちで「いってらっしゃい」と娘を幼稚園に送り出そうと思います。
                              枕野歌奈


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