読書感想文 #7 『ユダヤ人大富豪の教え幸せな金持ちになる17の秘訣』
みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。
今日8月18日はお米の日だそうで、お米の画像を使わせていただきました。
しばらく前のビジネス本で、タイトルからなんとなく借りて読んだ本なのですが、結構面白かったので、感想を書いてみます。
ユダヤ人大富豪の教え
幸せな金持ちになる17の秘訣
本田健著
著者が20歳くらいの頃に、米国に滞在し、各地で日本文化と平和の講演をしていたところ、フロリダでゲラーというユダヤ人の老人と出会う。
ゲラー爺さんから、自宅での食事に誘われ、著者が訪問すると、大富豪の豪華に家に暮らしており、著者が成功の秘訣のインタビューを申し出る。
すると、爺さんから「テストにパスしたら」という条件をつけられ、「私がこの若者が人生で成功するのを心から応援する」と書いた紙に1000人分の署名を3日以内にもってくるようにという内容。
著者は、ショッピングセンターで、道行く人ににこやかに話しかけるも、数十人からしかサインをもらえない。
そこで道行く人が喜んでサインするような仕組みを考え、折り鶴をプレゼントすることにしたところ、あっという間に人垣ができ、自発的に列を整理する子どものアシスタントまででき、1日半で1000名のサインをもらい、爺さんに提出。
それから「幸せな金持ちになるためのレッスン」が開始された。
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17の秘訣のうち、気になった一部を抜粋してみます。
第1の秘訣 社会の成り立ちを知る
「お金儲けのことばかり考えている連中より、仕事が大好きでしょうがない人間の方が成功するのだ。」後者は、お客が喜ぶサービスを無限に思いつく。
つい、今月の売上が足りないとか、粗利が、なんて言って、強引に売ってしまうのは、逆効果になるということでしょう。
自由人と不自由人- 立場幸せと豊かさを決める。
「世の中には自由人と不自由人の二通りしかいない。自由人は経済的、社会的、精神的に独立して、誰からの援助も指図も受けない。不自由人は誰かに依存している。」
大半の人は不自由人でしょうね。ボクもそうですが。どうにかして自由人になる努力が必要です。
「現在の世の中は、経済価値や喜びを与えた人間が豊かになるようになっている。」
この認識を根本的に持っていないとだめでしょうね。
「自由人はクリエイティブなアイデアが成功を約束してくるれると知っているので、アイデア帳を持っている。」
僕も何か思い浮かんだら、すぐにスマホのメモ帳に書くようにしています。
第5の秘訣 セールスの達人になる。
著者はセールスの秘訣を教わろうとすると、ゲラー爺さんは1000個の電球を用意し、著者に売るように指示します。
1件1件ベルを鳴らして、売り込むも断られ続けます。そこで電球を取り換える面倒な作業を無料でやりますと、付け加えたところ、老婦人が背の届かないホコリかぶった電球交換を依頼し、著者に感謝する。その後マンションを片っ端から回り、この老婦人が売り込みのアシスタントをやり、1軒あたり10個購入してもらうことで、目標達成し、教えてもらえるようになります。
「セールスのコツは、感情のない人間が成功することは難しく、その人間の内にふつふつとした情熱の炎がないとダメだ。」
思い込みと誠実さ、想像力と知識、最後の一押しといったところでしょうか。経験や努力が必要ですね。
第6の秘訣 スピーチの天才になる
「成功者はみなスピーチがうまい。コミュニケーション能力を高めることが成功への近道。」
ボクは自分では、スピーチは全然うまくないと思っているので、かなり練習していかねばなりません。
「日常的に話す言葉が運命を作る 自分の話す言葉に注意しなさい」
「普段話していることばが、未来を作る。人の悪口、否定的なこと、ゴシップ話をすれば、将来はネガティブなもので満たされる。希望、ビジョン、豊かさの話をすれば、人生は喜びと豊かさで満たされる。」
居酒屋で同僚や上司の悪口や会社の愚痴を言ってはいけないですね。夢を語っていくようにしたいと思います。
第8の秘訣 お金の法則を学ぶ
「いくらビジネスで成功してもお金のIQを高めなければ、金持ちになることは難しい。稼ぐのがうまくても、お金のエキスパートにならなければ、大失敗することがあるから。」
貧乏人の口癖は「普段頑張っているご褒美に買っちゃおう」、金持ちは「今の私には必要ないな。またにしておこう。」
ご褒美は耳が痛くなりますね。稼いで、原資を増やし、浪費をしない。税務署や家族、詐欺師がお金を狙ってくることから守り、投資で資産を増やし、人と資産を分かちあうことで、ますます豊かになるようです。気の長い作業ですね。
第9の秘訣 自分のビジネスを持つ
ビジネスは人がお金を払ってもいいと思うぐらい価値あるサービスやものを提供すること
自分の好きなことの分野を選択し、そこで活躍している人に教えを乞い、仕事を学んで、少ないリスクで始めて、お客さんの喜ぶものをマーケティングし、仕組みができたら、他の人に任せるという順にするのが良いようです。
事業を始めるとなると、こういう手順でやっていくべきなのでしょうね。
第10の秘訣 アラジンの魔法のランプの使い方をマスターする
「達成できたこと、出来なかったことリストをつくる。達成できたリストを見れば、どれだけ自分の人生を豊かにしてきたか、かみしめることができる。その後に、達成できなかったリストを見ると、その時できなかったことがかえって、より大きなことを学べたかもしれないと思える。」
これはやってみる価値はありそうですね。自分の実績を整理し、再認識したり、うまくいかなかったことでも、得たことはあるでしょうからね。
叶ったら最高にうれしいという目標を立てて、少しづつ段階を踏むような内容とし、達成した喜びと、しなかった場合どれくらい痛い目に合うか書いておく。目標達成したことを妄想し、下りエスカレーターを一気に駆け降りるような勢いで行動するとよいそうです。一度試してみようかなと思いますね。
第13の秘訣 ミリオネア・メンタリティを身に着ける
「セルフイメージが高いほど、幸せ、成功、富を引き寄せることができる。」
「自分が素晴らしいと思えば、その人のセルフイメージもそうなり、自分像となる。」
日本人は自分は大したことないと思ってしがいがちですね。謙遜というか。
幸せなセルフイメージを持つことが大事なようですね。
豊かさの意識の高め方
「お金に縁のない頃から、金持ちの気分で生活すること。
今日から毎日あたかも金持ちになったかのような気分で生活」
現在の預金額に0を4つ足して、資産とする金持ちと思いこんでみる。資産は預けるので、手持ちの現金がないだけと。
ゲーム感覚でやってみようかと思います。態度は落ち着き、自信があるような感じで。
第15の秘訣 失敗とうまくつき合う
「失敗とは、あきらめてしまったときにのみ起こる現実」
諦めないということが大事で、災難のように考えないほうがよい。
「いま、心から楽しめることを全身全霊やる。その生き方が、魂の喜びと経済的な豊かさを同時にもたらしてくれる」
成功するのにエネルギーがたくさんいる為、過去や未来にエネルギーをとられないようにする必要がありますね。
第17の日秘訣 人生がもたらす、全てを受け取る
「いいことも悪いことも解釈の仕方次第
実は人生には良いことも悪いことも全くない。」
「中立の出来事をツキがある、ないと解釈することによって、人生が変わる。」
災いがあっても、それがあって立ち直ってから幸せになることもあるわけで、とらえ方はどうにでもなるということでしょうか。
長くなりましたがいかがでしょうか。興味があったら、本を読まれるとよいかと思います。
それでは、また。
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