社会復帰するために必要なこと
みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。
仕事においても、同時にいろいろなことをこなさなければならず、わけわからなくなったりして、笑うしかないというような状況になることもあります。
今日は罪を犯してしまった人たちが、社会復帰するのに必要なことについて考えてみました。
刑務所はどんなものがあるのか
刑務所施設一覧
刑務所、医療刑務所、少年刑務所、女子刑務所、拘置所
少年院、少年鑑別所
年齢、性別、罪の種類等で行先が異なります。
少年院は,少年の更生及び教育に重点が置かれていますが,少年刑務所は,基本的に成人が収容される刑務所と同様に,刑罰として刑務作業などを行うことになります。
刑事事件で犯罪の種類について
警視庁による刑法犯の分類
凶悪犯:殺人、強盗、放火、強制性交等(強姦)
粗暴犯:暴行、傷害、脅迫、恐喝、凶器準備集合
窃盗犯:窃盗
知能犯:詐欺、横領(占有離脱物横領を除く。)、偽造、汚職、背任
風俗犯:賭博、わいせつ
その他の刑法犯:公務執行妨害、住居侵入、逮捕監禁、器物損壊、占有離脱物横領等上記に掲げるもの以外の刑法犯
犯罪といっても様々な種類があり、初犯の人もいれば、複数回罪を犯してしまう人もいます。人やモノに危害を加えることや、薬物のような違反というのもあり、一概にはくくることはできないかと思います。
問題点
・プライベートがない いじめが横行
・教育というより、懲罰の就労であり、犯罪に対する意識がさほど変わらない
・社会が冷たい 就職等の復帰が難しい
原因
・貧困
・一般常識を知らない
・他の人の気持ちがわからない
・病気
他にもあるかと思いますが、思い込みや、勘違い、生き方を知らない等というのが多いのではないでしょうか。
解決策
就労もいいのですが、教育をもっと充実させたほうがよいかと思います。
前近代的なムチ打ちの刑等、未だに採用している国もありますが、恐怖を味合わせたり、痛みを与えて更生させようというのは、それほど効果はないのではと思います。
要は、罪を犯さない、まともな人になってもらうことが大事だと思います。
例えばですが、読書をするというのはいいと思います。
好きなものを自由にではなく、管理して、ある程度与えるのです。
受刑者は学歴の高い人もいれば、そうでない人もいるので、人によって変えたほうが良いと思います。本をろくに読んだことがない人に、いきなり分厚いのを読ませたら、寝るだけですね。場合によってはマンガでもいいと思います。
ただし読むだけでなく、読書感想文を書かせたり、あるテーマについて、グループでディスカッションをさせたりし、自分の意見を述べたり、他の人の意見に耳を傾ける経験をさせるのです。
そうすることで、自分の罪の大きさが分かったり、被害者やその家族、友人の心の痛みも理解できるようになるのではないでしょうか。
また就労はしますが、お金を管理したり、運用したりとか、そういうことも得意ではない人が多いかと思いますので、その分野の本を読んだり、時にはボードゲームのようなものをやってもいいでしょう。
一般社会の人々にも理解を深められるようにすれば、再就職もよりできるようになるかと思います。たまに刑務所の人が作った皮製品を売ってたりしますが、読書感想文とか、俳句とかを一般の人に見てもらえるような機会とか設けてもいいと思います。
未成年だけでなく、成人に対しても教育は必要だと思います。犯罪の有無に関係なく、人生において、ずっと勉強していかないといけないということを分かっていないと、復帰後に明るい将来を築くのは難しいと思います。
大人数での共同生活で、いじめなども横行しているのも、ハラスメントであり、もしそれが判明したら、加害者には、読書の課題を倍にするとかしてもいいのではないでしょうか。
刑務所そのものが、”ブタ箱” といういつまでも明治時代から戦前のような位置づけの延長ではなく、そろそろ変えていかないと、社会は変わらないと思います。
それでは、また。
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