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空手に学ぶ人生訓🥋

小学生の時に5年間、空手を習っていた時期がある。
今思い出すと、本当に良い経験だったと思えるし何よりも、今を生きる上で大事なメッセージを教えてもらった気がする。

人に勝つために強くなるのではなく、
人を守るために強くなる。
これは格闘技をする上での前提の話。
心技体が揃っていないと、それは実行できないであろう。

小学生の頃、いつものように練習を終え最後にみんなで道場訓を唱和する時間がある。
それは5つから構成されており、大人になった今考えると本当に深い事を言ってたんだなって気づいた。

①人格完成に努ること
お互いを尊重し、人間性の向上発展に努力する。
 
②誠の道を守ること
ひとたび口にしたことはは必ず守ること。言ったことは実行し、嘘をつかない。

③努力の精神を養うこと
何事も努力無くしては、達成できない。努力するために、心から決心をする必要がある。そうでなくては、何事もなしえない。

④礼儀を重んずること
人間性の現れである。自分自身のためであり、堂々と丁重に礼をする。人間の真価は礼に現れる。

⑤血気の勇を戒むること
人間は我が儘で、傲慢である。少しのことで腹を立て、熱くなり冷静さを保てなくなる。本人は勇ましく振る舞っているつもりだが周りからみたら滑稽である。
にっこり笑えるくらいの余裕を常に持てることが重要。

これは、仕事にもランニングにも日々の生活にも生かせるような深い事を言っている。
人間の心は、脆く弱いものだから
日々強くなれるよう、努力をする。

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