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河口湖へ

9月の終わり頃。
一度は見たかった富士山をみるために
山梨県河口湖に訪れた。

夏が終わりを迎える頃であったため
肌を照るような暑さは無かった。
しかし、まだ半袖短パンで十分。

早速。出迎えてくれた。
富士山は雲に隠れる事が多いと聞いてたので
嬉しかった。

初めて見た高揚感で脳を幸福で満たされていた瞬間。
人生を生きる上で、こうゆう時間を増やしていきたい。
日々の日常の中では感じることができないからね。

お昼は、
河口湖で獲れたわかさぎの天ぷらを頂いた。
岩塩を付けて食べるのがお勧めらしい。 
いただきます。

そのままでも、身がプリプリとしてて美味しいが
岩塩により、きりっと締まってさらに美味しい。
白米をかきこみ、味噌汁で流す。
身体が暖まり、心もホカホカに。

夕暮れの河口湖。
スワンボート、ジェットヨット、大型観光船が広い湖の上を走ってる。
家族連れが多いな。恋人同士もよく見かけた。
なんて暖かい空気。
今日が晴れてて良かった。心からそう思う。

水面が浅緋色に染まって綺麗。
仕事の嫌なことだって忘れられる。
来る前はモヤモヤしてたものが、いつのまにか浄化されていた。
来て良かった。

富士の山も一緒に。

夕食の時間。
空いている店が中々なく、Googleで検索をしてた所、民家みたいなご飯屋さんを発見した。
扉をあけると
田舎の優しいおばあちゃんが、出迎えてくれた。

畳のお部屋には神棚が備えてあり
テレビにはサザエさん。
まるで実家のような空気感。
故郷に帰りたくなった。

メニューは、一つ。
もつ煮定食のみ。
いただきます。
これが本当に美味しかった。
白米がどんどん進む。

おばあちゃんとは、本栖湖の星空についての話をした。
何十年か前に見に行ったそうで。 
それはとても綺麗なものだったらしい。
僕が河口湖に来た目的も、星空を見たかったという理由であったため、
タイムリーな話題に少しテンションが上がった。
ここら辺は、都会に比べ街の灯りが少ないから
よく見えるらしい。

この日は、月の影響もあって
少し星の光が弱く感じた。
でも、こんな一杯の星空を見るのは久しぶり。

小一時間程、見惚れていた。
ぼーっと眺めてるだけで幸せ。
本当に静かな夜。

いろんなことを考えさせられる。
大切な人、家族、友人。
当たり前に支えられてきたけど、それは当たり前なんかではない。
僕ももっと、愛を注がないとだね。

2日目の朝も綺麗に見えた。
ありがとう。
また来ます。その日まで精一杯生きると誓って、
河口湖を跡に。

一言
楽しかった!大人の遊びってこうゆう事なのかな?
また絶対にいく!!

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