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繊維製品の輸入をしている企業は『今』手を打たないといけない

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、出入国の規制をかけるケースも出てきました。

私はその手の専門家ではありませんから細かいことは言えませんが、この影響を受けるであろう繊維製品の生産と物流にことなら自分なりに書けるだろうとポチポチしています。

現在のアパレル製品の生産拠点は海外にあるケースが多いです。
特に、中国をはじめとして、ベトナム、ミャンマーなどがその拠点となっていることがほとんどです。

しかし、ほぼ災害と言ってもいいほどの今回の事態で、工場の稼働がストップしたり、物流が滞ったりという事態も起きてきているようです。

マスクが例に挙げられるかと思いますが、国産もあるとはいえ、ほとんどが中国からの輸入に頼っていたことから、全国的にも品切れ状態が続いています。
服がなくて困ると消費者が思うことはないのかもしれませんが、現象の根本としては同じようなことが起きていると言えます。

現在、収束までの見通しも立っていないため、生産や物流機能の回復もいつになるのかハッキリはわかっていません。

ですが、日本国内の経済を回したり、商品を市場に供給していくためには商品を作り、回していかなければなりません。

1日2日で見通しが立つのであればよいのでしょうが、今、その拠点が揺らいでおり、見通しも立たない中でどう動くのか?と言うことは非常にキーポイントだと思っています。

その一つの方法としては、
『可能な範囲で国内製造に切り替える決断をする』
と言うことだと思っています。

もちろん、そこには現実的、意識的な弊害があることは想像できるのですが、この決断を早くできることが大切だと考えます。

なぜ早い方がいいのか?

それは、そもそも日本の縫製工場はどんどん少なくなっていて、
さらに生産可能なキャパは限られているからです。

判断の早い企業が生産キャパを確保している場合、
いつものスケジュールくらいで「よろしくー」くらいのテンションで依頼を出そうとしても埋まってしまっているケースだって想像できます。

おそらく、

「わからない」
「見通しが立たない」
「状況を静観する」

と会議室では話になっているのでしょうが、裏を返せば、

状況が読めない。わからない。見通しが立たない。
ということは予想できているわけです。

わからないから静観するのも判断でしょうから、先だって行動するくらいのことができないと、後々に痛い目を見るような気がしてなりません。

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