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第7回 花粉症を英語で言えますか?/ 鍼灸師のための必須英語表現

英語総合即戦学校 責任者・講師 鈴木将樹

積聚会通信No.98 2020年7月号 掲載

さて、前回は症状を表す名詞を紹介しました。今回も続けて、症状関連の名詞を紹介していきましょう。
 
まずは、日本では一番よく聞くものを紹介しましょう。花粉症です。ちなみに僕が留学していたオーストラリアでは、花粉症の人はいませんでした。日本人で花粉症の人でも、オーストラリアでは花粉症が出なくて天国だと言っていた記憶があります。花粉症がない国の人には、そもそも花粉症と言っても理解してもらえないかもしれませんが、英語では hay fever とか pollen allergyと言います。hay は干し草を指す言葉で、pollen は花粉です。
 
続いては日本人よりも外国人に多そうなものを2つ紹介しておきましょう。

1つ目は高血圧です。これは、意外とそのままという感じで high blood pressure と言います。ちなみに血糖値も blood sugar とほぼ日本語の直訳です。2つ目は糖尿病です。これは diabetes と言います。読み方はタイアビーティスという感じです。発音にも気をつけましょう。
 
上の2つは肥満が原因であることも多々ありますが、肥満は何と言うかわかりますか? fat だとちょっと直接的ですね。医学的な感じで言えば obesity になります。オビーシティという読み方です。これは名詞で、「太っている」という形容詞なら、 obese や overweight があります。
 
次も覚えやすいのをいってみましょう。耳鳴りです。いくつか言い方がありますが、覚えやすいのは ear ringing です。 ring は音が鳴るという意味ですね。
 
次はインフルエンザです。こちらは英語でも influenza という言葉があるのですが、長いので会話では flu と言う人が多いです。ちなみに今年全世界に多大なる影響を与えた新型コロナウイルス感染症ですが、新聞を見ていると covid-19 という言い方をするのが一般的のようです。
 
この号が出る頃には covid-19 が終息しているのを願って、今回はここまでにしておきます。