ささのは結婚式ができるまでのリアル #14
ささのは結婚式ができるまでのリアル#13 はこちら
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さて結婚式前日。
私達は、静岡と宮崎の出身で、親がどちらも共働きということもあり、両家顔合わせは事前に日程がおさえられなかったため、結婚式前日に行うことにしていた。
宮崎からくる、私の両親は、お昼前くらいの飛行機にのって、13時くらいに羽田空港につく予定。
お仕事で福岡にいる、下の弟は、両親より少し前に福岡から羽田空港につく予定だ。
飛行機のチケットは、両親と弟ふたりの分は、式の3ヶ月ほど前に私が手配をしていた。
久しぶりに家族に会えるのが楽しみで、空港に迎えに行く準備をしていたら、福岡にいる弟から電話がかかってきた。
弟「確認番号おしえて〜〜」
私「あー予約番号しかあげちょらんかったね、調べてLINEするわ」
前日に確認番号などが書いたメールがANAから届くのを知っていたので、メールをさかのぼっていた。
あれ・・・
もう一度弟からの電話が鳴る。
弟「なんか予約がキャンセルされちょるげなよ」
私「え〜〜〜あははは」
そう、飛行機がとれていなかったのである。しかも家族全員分。
わたしは予約だけして、時間の確認をみんなにして、それからそのチケットを購入していなかった。のが式の前日、さあ飛行機があと1時間ほどで出発しようかというときに気づいてしまった。
私「あとでお金は全部払うから、いくらかかってもいいからとりあえず来て!ほんとごめんほんとごめんほんとごめん」
幸い、福岡から羽田空港に来る飛行機は、わたしが予約だけした便にまだ空席があり、予定通りの便にのることができた。
弟にはそのままカウンターでチケットをとってもらった。
さて、次は宮崎から来る両親と上の弟の分だ。
とりあえず母に電話した。
私「おはよう〜〜もうチケット発券しよる?」
母「今からちょうどしようとしてたとこよ〜!たのしみじゃわ〜!」
私「...落ち着いて聞いてね。」
母「なになに!?」
私「飛行機がとれちょらんかったっちゃけど今からすぐ取るからまだチケット発券機には近づかんでw」
母「え!?!?!?えええ!?!?...え?」
母はかなり動揺していたし、私もANAアプリで手をガクガク震わせながら空席確認をした。幸い予約をした便がこちらも空席があったので、生まれて始めて飛行機を普通価格で買った。
母に各種番号を伝え、無事チケットの発券ができた。
母は、いくらしたとけ!?とお金の心配をしていたが、もうハイになってる私にはお金のことなんて考えられない。みんなが揃えばそれでよし!
優しく見守ってくれていた主人に、
「お金で解決した〜〜!」といって、今回の経緯を事細かに説明した謝罪動画を撮り、家族LINEに流しておいた。
(実際、3ヶ月前と当日とでは倍くらい金額が違った)
飛行機には無事全員乗れて、空港にお迎えを。
自営業のため、旅行なんてなかなか来れない両親が久しぶりに東京に来た。
父も「東京タワー行くけ!?」とはしゃいでいる。
空港でお昼をたべ、ここで一緒に来てくれていた旦那さんは旦那さんの両親をお迎えにいき、私達は東京タワーに向かった。
東京タワーを階段で登りたがる父をなだめて、エレベーターで上まで行き、下りは階段で降りた。
終始げらげら笑いながら東京を案内した。
夜は両家顔合わせを、家の近くのレストランで行い、明日にそなえて早めに解散した。
猫を飼っていて、母がずっと猫に会いたがっていたので、ホテルに戻る前に家にきてもらって猫と対面させたが、うちの猫はお客様に弱く、見慣れない人が来るとひたすらに怒り出してしまう。
この日も激おこで、怒っている猫をみて父はずっと笑っていた。母は、わたしの腕に新しい傷ができることを心配し、もういいが、またね猫ちゃん!と挨拶をして、ホテルまで帰っていった。
さて、いよいよ明日は結婚式。
明日は私は7:00出発、旦那さんはもう少し遅めに旦那さん家族と来る予定だったので、私だけ先に出ることになっていた。
はやめにベッドに入り、すぐに眠った。
明日は七夕、結婚式。もう結婚して1年がたつ。
いよいよだ。この1年間の楽しかった結婚準備の集大成。
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