#132 地図で見る東京大空襲

 1945年3月10日、東京下町が大規模な空襲を受け、一夜にしておよそ10万人もの人命が失われた。アメリカ軍は日本の空襲にあたって木造家屋を焼き払うための焼夷弾を開発した。東京には1665トンに上る大量の焼夷弾が投下された。

焼夷弾の効果は絶大で、春の強風に煽られた炎は東京下町を瞬く間に焼け野原にした。その後も大規模な空襲が断続的に行われ、東京区部全域が空襲の被害を受けた。その被害の様子は次の地図で細部まで見ることができる。なお、あくまで東京への空襲被害を表わした地図なので、3月10日の東京大空襲のみの被災地図ではない点は留意が必要である。

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