#212 動画で見る阪神淡路大震災

東日本大震災は現在でもメディアで取り上げられることが多いが、1995年の阪神淡路大震災の被害は見たことがない生徒も多い。
避難訓練や災害学習時に参考になる動画を紹介する。

阪神淡路大震災は1995年1月17日の午前5時46分に発生した。
津波による被害が大きかった東日本大震災に対して、直下型地震の阪神淡路大震災は、全壊した住宅10万棟以上、全焼した住宅は約7000棟、被害者6434人という甚大な被害を出した。

↓地震発生の瞬間や被害の様子を記録しているのが次の映像である。

読売テレビの動画には避難所の様子が記録されている。

阪神大震災の起きた1995年は「ボランティア元年」とよばれるようになった。震災の復興にかけつけたボランティアは延べ130万人以上となり、ボランティア活動が全国的に周知されるきっかけとなった。同年12月、政府は災害対策基本法を改正して、国や地方公共団体はボランティアによる防災活動の環境整備に努めることが法律に記載された。

また、多くの被害者が出た震災ではやむを得ずトリアージを行う必要がある。現在では一般的にも知られるようになったトリアージだが、その現場を記録した貴重な映像が残されている。


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