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熱中症になるとどうなるのか?

lady's&gentleman、andおとっつぁんおっかさん。
皆様おはようございます。
おこんにちは、おこんばんは。

熱中症…
日常的に聞かれる季節になってきましたが、実際に経験された方は少ないかと思います。
ですが、具体的にどうなるのかについて触れることは少なく、ならないようにするための対策は多く広められています。
ですので、今回は『熱中症になるとどうなるのか?』についてお話します。
ではレッツゴ‼‼


熱中症とは?

熱中症とは、高温多湿な環境などにより、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。重症化すると、死に至ることもあります。
日常生活の中で起きる「非労作性熱中症(ひろうさせいねっちゅうしょう)」と、スポーツや仕事などの活動中に起きる「労作性熱中症(ろうさせいねっちゅうしょう)」に大別できます。
また、高温での長風呂・サウナなどでは浴室熱中症(よくしつねっちゅうしょう)となる場合もあります。

屋内・屋外を問わず、高温・多湿が原因となって起こり得ます。
湿球黒球温度21 - 25℃あたりから要注意となります。
日本の国立衛生研究所の資料によると、25℃あたりから患者が発生し(段階的に増え)、31℃を超えると急増するようです。

ちなみに、湿球黒球温度によるリスク度の判断は1954年、アメリカ海兵隊のサウスカロライナ州パリス・アイランド訓練所で導入されました。
この湿球黒球温度を日本では「暑さ指数」と呼び、これが33以上になると予想される日は環境省と気象庁が都道府県単位で熱中症アラートを発令しており、発令地域では外出自粛を呼びかける自治体もあるそうです。

熱中症の重症度と症状

軽症:めまい、立ちくらみ、筋肉痛など
中症:頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、意識障害など
重症:体温40℃以上、意識障害、けいれん、脱水症状など
※重症熱中症の診断基準は、
・暑熱への曝露がある。
・深部体温40℃以上または腋窩体温38℃以上。
・脳機能・肝臓機能・腎臓機能・血液凝固のいずれか一つでも異常徴候がある。
の3つを満たす場合です。
血液凝固は体温の過度の上昇によって体タンパク質が壊れて内出血をした結果、内出血を止めるために血液が凝固するために起きます。
言い換えれば、熱射病になった後に起こる症状です。
ちなみに私が経験した症状は、重症熱中症でした。

熱中症の予防

良く周知されている事ですが、改めて記載します。
暑さ対策:エアコンや扇風機などを活用し、室温を涼しく保つ
水分補給:こまめに水分を補給し、脱水症状を防ぐ
塩分補給:汗で失われた塩分を補給する
適度な休憩:無理せず、適度に休憩を取る
涼しい服装:通気性の良い衣服を着用する

熱中症の応急処置

こちらも良く周知されている内容ですが、改めて記載します。
涼しい場所に移動し、体を横たえる
衣服を緩め、扇風機などで風を当てる
水分や塩分を補給する
体調が悪い場合は、医療機関を受診する

熱中症の原因

そもそもこれが分かっていない事には、熱中症の予防はちゃんと行えないので、記載しておきます。

環境面

・前日より急に温度が上昇した日。
・温度がそれほど高くなくても、多湿であれば起こりやすい(汗による蒸散ができず、体内の熱を発散できなくなるため)。
・涼しい室内にいた人が、急に外に出て作業した場合(暑さに慣れていないため)。
・作業日程の初日 - 数日間が発症しやすい。
・安全上の理由で薄着になることが困難な工事現場、製造業、災害救助現場など、長時間にわたる屋外でのスポーツや行動、屋内でも防具や厚手の衣服での行動。
・時間帯 - 統計的にかかりやすい時間帯は、午前中では10時頃、午後では1時から2時頃に発症件数が多い。
・季節 - 梅雨明け後、7月、そして特に8月に多い。ただし「涼しい環境で」「練習を始めて間もない短時間」「軽い運動」でも熱中症は発生する[20]。
・サウナ
・水温と気温の合計が65℃を超えるプール。
・保護者の過失 - 何らかの理由で子供を高温になる可能性が高い自動車車内などに置き去りにして発症する例がある。日本ではパチンコ屋駐車場などでの置き去り例が注目されるが、アメリカ合衆国などでも保護者が子供を乗せていたことを忘れる等により熱中症死する事例が少なからず発生している。
・猛暑日における復旧困難な広域大規模停電による空調機器の停止。
・マスクをしたままの生活でも熱中症になるといわれる。
・道路は日射の反射と蓄熱により厳しい環境となる。特に遮熱性舗装の道路は熱を反射し路面温度を上げない反面、反射した熱が歩行者に厳しい環境を作り出すため熱中症の危険性が増加する。

素因

・おおむね10歳未満の子供
・障害者
・65歳以上の高齢者
・肥満者
・脱水傾向にある人(下痢等)
・発熱のある人
・先天性無痛無汗症など発汗不良によりうまく体温が下げられない人
・頭熱足寒の人 - 足下が冷え、知らぬ間に体の芯が冷え切って発汗による
・体温調節ができないため、上半身が高温になり、脳細胞が40℃以上になると機能しなくなり、熱中症で倒れる。
・睡眠不足
・遺伝的素因…「CPT-2」と呼ばれるエネルギー代謝・産生に関係する酵素に、特定のSNPを持つと、40℃以上の高体温でのエネルギー代謝(ATP生産)がうまくいかなくなり細胞の機能不全に繋がる。インフルエンザ脳症も同様のSNPで発症しやすい。
・予防策に関する知識が不十分なこと

まとめ

熱中症は、適切な対策を講じることで防ぐことができます。暑さ対策をしっかりと行い、体調に気を配りましょう。
私は対策出来ない環境にさらされていたので、気合と根性で何とかしましたが、危険ですから絶対にマネしないでください。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
また次回、お逢いしましょう。
See you next.

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