![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61105492/rectangle_large_type_2_4ff6a517b17ecafcee4fe546680e32b6.jpg?width=800)
勝てる社長の応援コラム vol.244
-----------------
小山昇が斬る! 本日のカン違い
-----------------
会社の業績が上がるかどうかは、
「どういうやり方にするか」ではなく、
「どういう結果にするか」です。
その「どういう結果にするか」が、「戦略」なのです。
私どものような会社は、基本的には「ミツバチ作戦」といって、
会社からミツバチがお客様の所へ飛んで行って、蜜を集めてきます。
この反対が、飲食店やホテルなどの「クモの巣作戦」。
クモの巣を張ってお客様が来るのを待っています。
自分の会社の事業は、「ミツバチ作戦」が適しているのか、「クモの巣作戦」にするべきか、きちんと明確に戦略決定をしなければいけません。
わが社の基幹事業のダスキンは、当初フランチャイズでした。
ある時、社員が「テレビCMをしましょう」と言いました。
でも、ダスキンの看板を掲げているところはありませんでしたから、お客様がどこに買いに行けば良いかわかりません。
シェアが低い時は、テレビコマーシャルをしても意味がないのです。
こちらから訪問をして販売するのが正しい。
自社の事業によって、「ミツバチ」か「クモの巣」か、どちらかに決めるのが「戦略」です。
その戦略が間違っていると、一生懸命努力しても結果は出ません。
-------------------
P.171 №0940(0830)【戦略】
-------------------
左に行くか右に行くか、前に進むか後退するか、
どの方向に進むかを決定することです。
札幌と大阪に、同時に同じ人が行くことはできない。
どちらか1つを選ぶということです。
■書籍「改訂3版 仕事ができる人の心得」より
CCCメディアハウス刊
書籍購入はこちら
https://amzn.to/2JvawwI
-------------------
戦略とは、右か左か、前か後ろか、一歩しか選べません。
社員のみなさんは、わが社に入社したら、1年後にどうなりたいでしょうか?
「立派なルートマン」という漠然とした目標ではいけません。
「S評価を獲るルートマン」か「A評価を獲るルートマン」、また
「B評価のルートマン」とでは、努力の方向が違います。
これが、戦略が明確になっていないということです。
「立派」とは、具体的ではありません。
具体的な目標を持たずに、一生懸命努力してもダメです。
(ある朝の早朝勉強会にて)
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
最新のコラム、お得なセミナー情報など
経営者視点での経営手腕を定期的に確認できる
勝ち続ける社長の365日
-小山昇のメールマガジン‐はこちらから
<https://bit.ly/30PBmcx>
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?