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膝蓋骨骨折小話 #5 骨折はつらいよ(12-17日目)

家の中は危険だらけ!

骨折箇所がヒザの皿だから、歩くこともままならない。
壁を伝って歩くのはまだ少し早く歩けるが、支えるものがないと1歩1歩が本当に遅い。普通に歩けていたころがなんとありがたい日々だったことか。懐かしいなあ・・・。

家の中も床にモノがあると歩行の邪魔になる。例えば玄関に敷いてあるマットも足を引きずらないようにとか、行きたい方向に両親がいつもはいているスリッパが散乱しているだけでもそれを超えるために慎重にとか、いろいろ気を付けなければならない。
つくづく、ウチって床にモノが散乱している家なんだなと思う。

ペット代わりに家庭用ロボットのLOVOTを購入したいと本気で悩んでいたが(いまでも)、こんなに床にモノが散らばっていたり、段差が多い家だったらLOVOTものびのび生活できないだろう。ロボットにのびのび生活という概念はないか。

トイレに失敗する

ニーブレースという医療器具で太ももからふくらはぎまでにかけて固定していることもあり、ヒザもそもそも曲がらないため、イスに浅く座ることしかできない。もちろん、トイレの便座にも浅く座ることしかできないため、女性はご想像通り失敗することもしばしば。(小しか失敗しません)
こんな状況じゃいつ失敗するかわからないから、少しでも早めにトイレに行っておこうと思ってトイレが近くなった気がする。

たまに外出先のトイレに行くと便器からなにか垂れたアトを見るけど、浅く座っているのが原因だったんだな。汚い話で申し訳ありませんが、皆さんもどうか気を付けて。

外出できない

そんなこんなで、こんな足じゃ外出なんてもってのほか。
インドア派なので家にいるのは苦じゃないが、そろそろ外出がうらやましくなってきた。

わたしはKinKi Kidsが好きで、彼らに会いにしょっちゅう出かけるのだが、骨折のおかげで行く予定だった舞台に行けなくなった。こんなことにならなければ推し活もできたのに・・・。

むくみとしびれとの闘い

以前、ヒザ裏に内出血が出た話を書いたが、正面のヒザは大きくむくんでいる。医師曰く血がたまっているとのこと。
内出血のように青白くないので、皮下には出てきていないことなんだろうが、触ってみると熱を持っている。

気休めかもしれないが、座ってかかとを突き出したり伸ばしたりしてみるが、10回くらいでなんとなくヒザに来る感覚があるので、思い出したらやるようにしている。

しびれも稀に起こる。ニーブレースの締めすぎなのか、長時間イスなどに浅く座っているせいでより足に血が下がるのか、そんなときは横になって心臓より足を上げている。

たのしみは30分の日光浴

骨にはカルシウムだけでなくビタミンDも必要とのことで、それには最低30分の日光浴をするといいとか。
あたたかいお日様の下で音楽を聴いたり、漫画を読んだり。別に家の中でも音楽や漫画は楽しめる。場所が違うだけでこんなに晴れ晴れとするものなのか。
これが唯一のたのしみなんて悲しすぎる。

どんどん太るしかない末路

こんな感じでけが人とは言え家から出ないんだから、さらに太る結末しかないだろ。骨折していても食欲が減らない自分に悲しくなる。
食事制限でもしろ?家から出られないんだからすきなもの食べさせてほしい!そんなことできるなら、最初からデブってないわ!!

こんなこと書いていて言い訳しているみたいなので、早々に終わろう。

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