膝蓋骨骨折小話 #11 前向きな気分だ(42-46日目)
自力で床からこぶし1個分
骨折から43日目。リハビリの帰宅後、おさらいのように自力でヒザを曲げたところ、こぶし1個分床から曲げられるようになった。
前回は指3本分だったので大きな成果だ!
わーいわーい!この調子でどんどん曲げるぞ!っと調子に乗って自力リハビリしたところ、骨の痛みが出てしまった。やりすぎたなと思い、痛み止めを飲む。
時点、骨はくっついていないのだけど、骨の痛みはほとんどない。
時折痛むのは負担をかけすぎたとき。たとえば足全体は正面を向いているのにつま先は斜め右に向いているような状態で体重がかかり続けると、ピキッと骨が悲鳴を上げ痛むが、だいたいそれで終わる。
先生にちょっとメッてされる
骨折から45日目、7度目のレントゲン検査・診察の日。
先生に「無理して自力リハビリしすぎたら骨が痛いんですけど、いつもは痛くないです」って素直にバカ丸出しで伝えたら、怒り顔で「どんだけやったの」てメッてされた。だって早く良くなりたいんだもの。
先生に今の状態で普通に歩けるのはいつかと尋ねたところ、あと2か月半後と言われた。骨折から数えると約4か月ということになる。当初聞いていた予定より大きく時間がかかりそうだ。付け加えて「大きな骨折だからね」と。今更それを言われても。だったら手術のほうが早かったかもしれない。まあ自ら手術を希望していたわけでもない。なにもかも済んでしまったことだ。
でも次回から毎週やっていたレントゲン検査を2週に1回になったので、すこしうれしい。それにリハビリのせいか、レントゲン検査でヒザを曲げるのも今回は痛くなかった!これが一番うれしい!
でも今回の技師さん優しいひとだったからかも。でもちゃんとレントゲン画像撮れてたし、曲げれていたってことでしょう。なんせ前回の技師さんはグッて曲げるもんだからめっちゃ痛かった。
暇人は地道にポイントをため、チケットを待つ
通っている病院には漫画が各種置いてあり、「鋼の錬金術師」を読むのが楽しみだった。ハガレン・・・子どものころ読んでたけど途中で読むのやめてしまっていた。
今読んでもすごいおもしろい!漫画家さんて本当にすごいと思う。絵ができて、物語が考えられて、1ページに人を夢中にさせるコマ割りや視点やいろいろ詰め込まれている。全世界の漫画家さん・・・長生きしてくださいね・・・。
この「鋼の錬金術師」、家ではガンガンの漫画が読めるアプリ「ガンガンオンライン」で毎日無料チケットを回復しながらちまちま読んでいて、診察日は待ってる間に読み進める。でも来週は診察ないのかあ・・・。
「ガンガンオンライン」で課金するほどではないので、これまたちまちまとポイントをためて、最終巻になったらそのポイントを使って一気に読んでやろうという算段だ。
今の時代はいい。過去作ならば時間をかければ無料で読める。
特にガンガンつまりスクエアエニックスは太っ腹な気だ。
連載中の漫画も最新話近くまで毎日無料で読める。ハガレンも最初はこれまたスクエニのアプリ「マンガUP!」と併用して読み進めていた。
まあ、それ以外にも「LINEマンガ」とも3併用していたけど。
少し前に読書を始めたことも書いたが、三日坊主とはならず毎日30分は読むようにしている。全く読まない人間からしたら大した進歩だ。
それに暇すぎて届いた住民税課税証明書を紐解くまで計算までし始めた。やったところで何となくしかわからなかったけど。
人生のなかでもそうそうない大きな休みとして前向きにとらえ、充実した治療ライフを楽しみたいと思う。
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