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自分のリーダーシップにもいろいろある

こんにちは!
「難しい」を「易しい」に変えるナビゲーター 深谷百合子です。

「リーダーシップ」という言葉に、あなたはどんなイメージをお持ちですか。

私は、「先頭に立って引っ張る」というイメージを持っていました。でも、私自身はまったくそういうタイプじゃない。

だから、「私にはリーダーシップはない」と決めつけていました。

しかし、リーダーシップについて学んでいくと、「サーバント・リーダーシップ」とか「シェアド・リーダーシップ」とか「インクルーシブ・リーダーシップ」とか、さまざまな理論があって、「先頭でグイグイ引っ張るだけがリーダーシップではない」というのがわかってきました。

自分がリーダーを担っていた頃は、「サーバント・リーダーシップ」という言葉があることすら知りませんでした。

ただ、目の前のメンバーと向き合っていたとき、「自分が先頭に立って引っ張るのではなくても、後ろから皆を押していくようなスタイルで目標に向けて進むことができる」と気づいた瞬間がありました。

あとから振り返ってみると、「サーバント・リーダーシップ」に近い形で、私はメンバーと接していたのだと思います。

じゃあ、私がいつでも「サーバント・リーダー」だったかというと、そういうわけではありません。

私たちは何かに分類されていると安心なので、ついつい「私は◎◎タイプだ」と自分を定義したくなります。

でも、必ずしもいつでもどこでも同じとは限らないですよね。

これも、後から振り返ってみて気づいたのですが、私は自分のメンバーに対しては後ろから押していくスタイルだった一方、会社に対しては、実は「先頭に立ってグイグイ進む」タイプだったんですね。

会社に対して、「環境対策のためにこんなことやりましょう」と新しい提案をしたり、「今のままじゃダメだから、管理職向けの教育会をやらせてほしい」と総務にかけあったりしていました。

「また何かめんどくさいこと言ってきたぞ」と思われていたかもしれません。

小集団活動みたいなグループ活動では、役割分担をする中で「じゃあ、そこは私が!」と名乗りをあげることも。

そんな風に、場面や置かれる状況、チームによって発揮するリーダーシップもいろいろでした。

リーダーシップは「影響力」です。

私は◎◎タイプだからと決めつける必要はないし、「今の時代はインクルーシブ型のリーダーにならなきゃ」と思う必要もありません。

リーダーって、ひとりではなれないもの。
そこには必ず他者の存在があります。

大事なのは、その人に対して自分はどんな影響力を発揮できるかなんですよね。

私自身も最初の頃は、「自分はどんなリーダーになればよいのか」「どんなリーダーシップを発揮したらいいのか」わからなくて、正解がどこかにあると思って探し求めていました。

でも、見当違いでした。

自分は目の前のメンバーのために何ができるのか。
会社のために何ができるのか。

視点を「自分」から「相手」に向けることで、自然とやるべきことが見えてきて、その積み重ねが自分らしいリーダーシップにつながっていきました。

どんなリーダーになればよいのか。
どんなリーダーシップを発揮すればいいのか。
それは、メンバーや関わるチームが教えてくれることでした。

このことは、組織の話だけでなく、「自分がどうしたいのかわからない」という問題にも共通しているなと思います。

目の前の「他者」と向き合う。
そして「他者」と向き合ったときの「自分」と向き合う。

この順番が大切なのです。

それでは、また。


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