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【英国滞在備忘録】#69 バイト先で統一教会が話題に

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

10th January (Tuesday)

火曜日は、3本立ての日だ。7時からのシフトに入り、TOEIC対策のレッスンに行き、交流会へ参加する。
なかなかハードなスケジュールである。

とは言え、アルバイトのケータリングでの仕事はつらくはない。
オーナーは面白い人で、いろいろな話をしてくれる。そして、仕事の教え方がうまい。ルールを明確に伝えて、まずは実際に見せてくれる。
アルバイトが入れ替わるので、教え方も洗練されたのだろう。

ひょんなことから、大学で、統一教会の勧誘があって、それに学生が騙されないように注意喚起している、という話をした。存外にオーナーから反応が返ってきた。
合同結婚式などで一時期話題になったが、世間的には、また海外では忘れ去られているものだと思っていたので意外だった。

オーナーが「ロリコン」と呼ぶ食材の仕入れ先がある。それが統一教会の関係なのではないかいう。そんな身近な話なのか。
その仕入れ先の従業員はコリア系で、年の離れた年下の配偶者がいるのだという。そして、同じようなカップルが何組もいる。どうやって知り合って結婚できたのか、合同結婚式なのではないか、と。
ことの真偽はともかくとして、日本でマイナーと思っていたことを、海外で身近に感じている人に出会ったのはちょっとした驚きと変な嬉しさがあった。

アルバイトを終えて、TOEIC対策に向かう。そして帰国前に受験するTOEICの受講料を払った。ラストチャンスである。

その後は、交流会へ。今日も充実した一日であった。


11th January (Wednesday)

今日はアルバイトはなく、ゆっくりすごす。
テスト対策の勉強を進める。

先週、交流会で出会ったNさんからメールが来ていた。
彼女は、カザフスタン出身で、これからロンドンの大学へ通うということで、まずは語学のコースを受講するということだった。

驚いたのは、カザフスタン人と日本人とはとてもよく似ているということだった。初見で日本人と思ったが、違ったのだ。
彼女の場合が特にだったのかもしれないが、中央アジアの国と極東の島国とのつながりが興味深かった。


12th January (Thursday)

今日もアルバイトで、午後までシフトに入ってから交流会へ出かけた。

早朝のNorth Acton


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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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