【英国滞在備忘録】#57　勉強再会とアルバイト探し

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

9th December (Friday)

先週受講したTOEICのスコアをもとに、TOEIC対策コースの受講レベルが確定した。
今日は初回のレッスンを受講するために、Golders Greenへ出かけた。

Golders Greenは、Zone3にあるので、俺の地下鉄パスの対象外。Zone2のHampsteadで下車して、Golders Green行のバスを待つ。時刻表では、12分ごとにバスがあるはずだったが、20分待てどもバスが来ない。
学校に遅刻の電話を入れてお詫びした。

レッスンは個別指導の形式で、週に1回程度をアレンジして受験対策する形式だC先生はナイスガイで丁寧に教えてくれそうだ。

帰りは、行とは違うバス路線でWest Hampsteadへ向かう。次来る時のためにバスの時刻表をチェックする。
その後、Japan centreへ行って、アルバイトの情報について収集した。
掲示板の写真を撮ったり、冊子などを持ち帰ることにした。

3件目にかけた電話で、面接の約束を取り付けることができた。
翌日の面接時間を確定する。
内容はというと、ケータリングの厨房で調理・盛付のアシスタントや洗い物だ。
場所はNorth ActonというZone2の西端ではあったが、どのような場所なのかを確かめに行った。
オーナーが言った道順とは違うのかと最初思ったが、なんとかたどり着くことができた。郊外の倉庫街というか、町工場というか、居住地域というよりは工業団地のような印象だ。

帰り道に、Kings Crossを経由する。
年末に訪英予定の家族のために予約したホテルの所在地を確かめに行った。 駅の周辺を探すこと30分ほどかかってしまったが、大通りからは奥まっていて、よさそうな場所だった。
ホテルといっても、B&B（Bed & Breakfast）なので普通のアパートを宿泊者向けに改装しているような雰囲気で、どの建物なのかがすぐに分からなかった。

10th December (Saturday)

今日は、アルバイトのインタビューに行った。
採用となった。面接なのできちんとした格好でいったが、ケータリングにそこまでの服装はいらない雰囲気だった。

単に経済的な理由で始めようとしているアルバイトであるが、日本人経営者の職場なので英語の上達には好ましくない状況だ。
夜の交流会に参加のためには、午前中が中心のシフトは好都合だったので、この状況に甘んじることにした。

その後は、Oxfordの友人、ヨルダン人のIと、日本人のAさんと再会を果たした。DEBENHAMSの前で待ち合わせる。
マダムタッソーに行くことにした。入館料が￡25（当時6,000円弱）ととても高く、俺とAさんはIの帰りを待っていた。
Aさんは、たかがワックスなのに！と貧乏学生に賛同してくれた。彼女も同年代だが貧乏学生かはわからないが。

彼を待つ間に、土産店へ入る。
たくさんのお土産品を見るまで、ベーカーストリートがあの、シャーロックホームズのベーカーストリートであったのだ、ということに気づいていたなかった。

マダムタッソーから出てきたIは満足そうだった。中東諸国の著名人の蝋人形もあり、写真をたくさんとっていた。

その後は3人で大英博物館に行ったり、カフェで小休止したりした。

Iがとても疲れていたので、彼を連れて俺のフラットへ行くことにし、AさんはCovent Gardenでチケットを予約しに行った。
Charing Crossで再び落ち合って、Tower Bridge行きのバスを見つけ、二人を見送った。俺は書店に入って、“Rich Dad”シリーズを見つけて読んだ。

帰宅して、軽食を口に放り込んで再び出かけた。Victoria駅近くで開催されるMolly’s Clubに参加するためだ。土曜ということもあってか人は少なめだ。日本のアニメ好きなUと話した。

帰宅するとすぐに眠りについた。とても疲れた一日だった。

11th December (Sunday)

今日はいつもに比べて早めに起床した。
今日はTOEIC対策の勉強に専念した。
リスニングパートは改善したが、リーディングパートは終わらなかった。

鶏の手羽を調理してみようとオーブンで焼いてみたが、煙がひどいのでやめた。
仕方がないので茹でることにした。油分が多いのかこの部位をこの家のオーブンでローストするのは難しいのだと分かった。