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野村克也さんの名言で「一流の脇役になれ」に思うこと

私が小さいころと言うのは、地上波で毎日のように巨人戦がありました。
物心ついたときには、巨人が好きになっていて、その巨人を倒そうとする選手、監督もライバル心をメラメラと出していて、子どもながらに、そういった「真剣勝負」を熱く観ていたものでした。

その筆頭ともいえるのが、野村克也さん。
選手としても監督としても素晴らしい成績を残されました。
その野村さんが

「王や長嶋はヒマワリ。それに比べれば、私なんかは日本海の海辺に咲く月見草だ」

と言ったのは有名な話です。
これ、取り方によっては単なる「自虐モード」なんですが、実はそうではないんですよね。
もちろん、野村克也さん本人にしかその真意はわかりませんが、王さんや長嶋さんの実力や人気を認めたうえで、ご自身の立ち位置をしっかり見つけ、

勝てないから無理~

ではなく、

どうすれば勝てるか

を考え尽くしたからの言葉だったのかなと勝手に想像しております。

というか、この想像が合っていようが違っていようが別にどっちでも良いんですよ。私の成長に繋がっているんで(^^)/

これは私がコンサルティングや養成講座の講師のお仕事をしているからなのかの解釈なのかもしれませんが、なぜ私がそう思ったかと言うと、野村さんの

「一流の脇役になれ」

という言葉からなんですよね。
これは、ヤクルトスワローズの監督時代にある選手に言ったようですが、まさにこれなんですヨ。

例えば私の所に相談に来る方は、方向性がしっかりと定まっていない方や、起業し始めても自信が無くなってしまっている方が多かったりします。

そういった方はたいてい、大きな市場で自分自身の「価値」を見いだせないことが多いんですよね。

自分の知っていること、やっていることなんて大したことない

こんな風に思っている方が多いのですが、とってももったいないんですよ。

・ライバルの少ない場所を見つける

・今いる場所を極める

これを徹底することですね。

これをやらずに、悪魔の囁きに負けて安易に価格競争の中に入り込んでしまうと、勝負にはなかなか勝てません。

価格競争は「ライバルの多い場所」だからです。

ちょっとだけヒントをいうと、ライバルの多い場所ばかりに行ってしまう経営者の傾向として

どうすればお客様は、買ってくれるんだろう、来てくれるんだろう

と考えがちです。

間違いではないんですけどね・・・

実はそれよりも大切なことは、

お客様が、買わない理由、来ない理由

を考えることにあったりします。


ということで、今日は野村克也さんの

「王や長嶋はヒマワリ。それに比べれば、私なんかは日本海の海辺に咲く月見草だ」

「一流の脇役になれ」

について、私が思っていることをお話ししました。

私も日々の成長が楽しくて仕方がないのですが、やはり「あれ?」ってなってしまう時が当然あります。

そんな時は、この言葉を「振り返るための言葉」にしています。

テンションを上げるための音楽だったり、心を整えるための映画だったり、リフレッシュするための環境だったり、スイッチを入れるための食事やコミュニケーションだったり、そういったことって生きていく中で欠かせないものだと私は思っております。

今回も私の個人的な見解や考えをお話しました。

皆様の何かしらの参考になれば嬉しく思います、

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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