婚活に＂恋愛感情＂は必要か【令和コンカツこぼれ話(その8)】

「素直にうらやましい。私も片想いでいいから恋したい」
婚活友達に一連のことを話したら、こういう感想が返ってきた。

確かに＂人を好きになる＂というのは、大人になってから難しい気がしている。

恋活、婚活を始めて好きになったのは、
①恋愛詐欺師の師匠
②既婚疑惑年上(お付き合い？済)
③モラハラ年下彼氏(お付き合い済)
④5歳上の人(4回ご飯後あえなく撃沈)

振り返ると、きちんと恋をしてきた1年だった。
（※師匠はアプリで2年前に好きになった人）

どれもこれも先には続かなかったけど。
相も変わらず、好きになる人は皆、私には向き合う気がないのだと、こうやってまとめてみて自分の男の見る目のなさに失笑した。

歳をとると『好き』という気持ちを持ちにくくなった。好きになっても、傷つくことが怖くなった。学生の時の方が、好きになって、恋愛して、失恋して泣いて…という感情の起伏が激しかったりする。

学生のときは、好きなら好きと素直に相手に伝えてたし、それで振られたとしても別に悔いもなく、好きでい続けるか、あきらめるかの2択になるので楽だったように思う。学生時代の方が、向こう顧みず＂恋愛＂が出来ていた気がする。

好きになった人に真っすぐにぶつかっていく度胸と粘る根性、傷つくことも厭わない素直さは、昔の私の良いところだったように思う。

中学生～社会人1年目までずっと彼氏がいた私にとって、ここまで大人になって不器用になるなんて思ってなかった。過去の私が見たらきっとガッカリする。

筆者の恋愛遍歴は少し変わっていて

小学生：ヲタクの始まり、だけど6年間ずっと好きな人がいた(一途)
↓
中学～社会人1年目：うっすらと2次元と茶の間ジャニヲタながら彼氏がいた
↓
社会人1年目～2年前：声優、二次元ヲタク全盛期で彼氏なし

こんな感じだったので、昔の方がうまく恋愛が出来ていた気がする。

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このnoteを始めたきっかけは、奇妙奇天烈摩訶不思議なマッチングアプリ体験談を、皆様に共有して供養したかったことから「今日も2軍の靴を履く」というエッセイ？小説風？のものを書き始めた。備忘録の意味も含む。

今、改めて読んでみると、そもそも、師匠を好きになるまでは人に興味がなかった。正確には、（推し以外の）人に興味がなかったのだ。
アプリであれ、婚活パーティであれ、プロフィールに興味がなく『で？』って感じで終わっていたように思う。

「『人に興味がない』って言うのやめた方がいいよ」と誰かに言われてから、意識していうのをやめた。人に興味がない奴が、人に興味をもってもらおうとする方が間違えていることに気づいたからだ。

そんな、中二病を15周ぐらい拗らせたようなミドサー女が、誰かを想って泣けるほど人を好きになれるなんて、2年前は思いもしなかった。

1年あれば、人は変れる。

変ったところで、相手が向き合ってくれるかはわからない。だが、まずは自分が真剣に向き合わないと、相手にそれを求めることはできない。
まぁ、とはいえ、この1年『婚活』パーティという場で出会ったとしても、真剣に向き合ったところで、私に向き合ってくれる人はいなかったのだけれど。

自分が真剣に向き合ったとしても、相手が向き合う気がなければ意味がない。それでも、これは『婚活』だから、真剣に向き合ってくれる人に出会えるまで、出会いを求め続けるしかない。

男性は、自分が好きになった人であれば真剣に向き合うし結婚するという。
女性だって同じだと思う。

前置きは長くなったが、男女ともに、真剣に向き合うきっかけとなるものが＂恋愛感情＂であるならば、恋愛は婚活にとっては必要なものだと考える。

5歳上の人とやりとりをしていたとき、ぼんやりだが、「この人と付き合えたら、今やってる婚活は全部やめてもいいな」とすら思っていた。

もう全部『今更』になってしまうのでかっこ悪いのだが、好きになれば、こんな婚活パーティ狂いの崖っぷちミドサー女でも、その人に真剣に向き合おうと思えるのだ。

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さて、クリスマスまで2か月をきった。今ではクリスマスのCM恐怖症。
・ケンタッキーのパーティバーレルのCM
・シチューのCM
・三角チョコパイのCM
・グラコロのCM
・ニトリのCM
これは全部、筆者を追い詰めるものである…。正直本当に泣けてきた。

今年のクリスマスこそ、誰かと過ごしたい。

こういうことを言うと「婚活なのに、クリスマスに焦点を当てるのはおかしい」などいう人もいるが、筆者にとってそれが目標であり通過点。
KGIが結婚だとすると、KPIがクリスマスを一緒に過ごしてくれる人を作ること。

・一大イベントを一緒に過ごしてくれる
　=彼女持ち、既婚者ではない、イベントごとを大切にしてくれる人

という認識から、KPIをここに置いている。

クリスマスまであと2か月を切ってしまった。
今年1年、頑張りに頑張ったので、サンタさん、いや、サンタ様、いや、サンタ御大がきっと、ご褒美に素敵な人と巡り併せてくれると信じている。