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休むべきとか、休まないべきとか

世の中でいろんな会社がベースアップを発表しているそうです。

さて、自分の会社はどうなるのかなぁと思いながらネットの記事を眺めています。いろんな会社といっても、誰もがその名を知っているような「大企業」であることには変わりないので、だからネットのニュースになるんですよね。

固定の休みもどんどん増えているようです。今、土日祝日が休みになっている会社は有給を使わなくても大体123日の休みがあるはずです。小売業や接客業だとそうはいかなくて、大体110日くらい休みがあれば、まぁ普通かなという感じになっています。でもその間には何もしなくても13日間分の差があります。そして年間休日が110日の業界よりも、123日ある業界の方がホワイトで、給料も圧倒的に高いという現実があります。どこまで行っても、社会の中心にいるのは土日祝日が休みの人たちで、その人たちの付属品として生活をサポートする仕事を生業にしているのが110日ゾーンの人たちという認識が強く僕の中に存在しています。

まぁ嫉妬ですよね。

YouTubeで圧倒的な毎日を送っている人たちの動画をたくさん見ることが多いです。休むことなく働くが素晴らしい!圧倒的な結果を残そう!という思想を強く感じるのですが、それは好きなことをやっているから、手に入れたい未来があるから休んでなんかいられない!というエネルギッシュなオーラを感じます。一方、普通の人というのは「憲法における義務」に則って労働をしています。働きたくはないけれど、生きなきゃいけないから受かる会社に入って与えられた仕事をして、1日でも多く休みが欲しいと思いながら、生産性の極端に低い残業をして、プラスアルファのお小遣い稼ぎをしているのが現実。

少し前までは「会社に少しでも長くいて、会社に人生を捧げることが正義」とされていましたよね。僕が小さかった頃には24時間働けますか?というCMがすごく流行ったそうです。それって社会全体が成長しているという前提があったからこそ流行した概念ですよね。今の日本の社会を考えると、24時間働こう!なんていう目標を掲げた途端に、その会社は大バッシングにあうことになります。

でもその中でベンチャーの人は休む暇もなく働くことに生活を捧げているわけです。そういう人というのは一定数世の中に存在しています。YouTubeとかでルーティン動画なんか見ると、すごく元気が出るんですよね。でも自分の体力を考えると「うわあ」という感情が先に来てしまう。

休むのが正しいのか、休まないのが正しいのか。

でも思うのは「ずっと行動はするべき」だということです。休みの日も朝から映画でもアニメでも観て、ずっと行動すること。

できるだけ長く生きたい。できるだけたくさんのことを経験したい。でも明日死ぬかもしれない。

人生の時間は短い。それだけなんです。


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