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北海道 道東の旅1(釧路編)

コロナによっていろいろなものが制限されたこの数年。
その真っただ中に永年勤続表彰のおまけとして2週間の休みを会社からもらったが、使い道を決められず1年半が過ぎてしまった。
本当であればゆっくり海外にでも行けたらよかったのだが、いろんなリスクを考え、休みを北海道旅行に使うことについに決めた。
行先は昔からいつかは行きたいと思っていた北海道の道東。
釧路から海岸線を反時計回りに網走・女満別まで。
今回の旅の目的は道東の絶景を求めて。

今回の相棒(機材)

今回の移動はレンタカー。
車での移動なので、多少多くても大丈夫だと高を括りたくさんの機材を持って行った。
  Body:Z9
      Z6Ⅱ
  Lens:NIKKOR Z 20㎜ f/1.8 S
     NIKKOR Z 35㎜ f/1.8 S
     NIKKOR Z 50㎜ f/1.8 S
     NIKKOR Z 100-400㎜ f/4.5-5.6 VR S
  三脚:Gitzo マウンテニア 0型3段+マーキンス自由雲台
  フィルター:H&Y 100㎜角型フィルター
考えられるフル装備を準備。
今更振り返るともっと絞って持っていけばよかった。
途中、散策で歩くことが多く、腰への負担から腰痛が再発・・・

初日:釧路湿原

昼過ぎに釧路空港に到着。
レンタカーの手続きなどをしていたらすでに14時過ぎ。
初日はあんまり欲張らず、釧路湿原の展望台2か所を回ることにする。
まずは空港から近い「釧路市湿原展望台」

釧路市湿原展望台 駐車場から

最高の晴天に恵まれる。
旅行でこんなに晴れているのはいつぶりだろうか。

湿原と釧路市街地を望む

非常に開けていて迫力のある景色。
だけど、釧路湿原に求めてたのはこんな景色じゃない。
イメージする釧路湿原を求めて次の展望台「細岡展望台」を目指す。
事前情報から、細岡展望台から見る夕焼けと釧路湿原の組み合わせが最高であるとのこと。
初日はここで夕焼けを撮影し、市街地に向かってひたすら酒を飲むことにする。
すでにこの時点で北海道で飲むサッポロビールが楽しみで仕方ない。

細岡展望台

細岡展望台までの道中、道脇にシカが普通にいることに驚きながら、目的地を目指す。
そして到着し、一目見て思う。これこそ求めていた釧路湿原!!
撮影準備をしながら日没を待つ。
待つこと1時間。
想定外の信じられない数の蚊に襲われ、刺されまくる。
9月の釧路湿原を訪れる方は必ず虫よけを用意してください。。。
もしかしたら夏場は必須アイテムかもしれません。

そして、夕暮れまでの1時間の間に適切な焦点距離を探る。
想像していた以上に手前の木が邪魔だったり、湿原の中に主題や副題になるようなものが少ない。
基本、100㎜以上で必要なものを選ぶ必要がある場所だと思う。

待ちに待った夕暮れ

そして天気にも恵まれ、非常にきれいな夕暮れを迎えることができた。
湿原内を流れる釧路川の蛇行と夕暮れ間際の太陽を収めた一枚。
次に釧路湿原を訪れるときは、カヌーのアクティビティで湿原の中をゆっくりと探検してみたいと思う場所だった。

1日目の旅程はここで完了。
その後、釧路の中心街を目指し、予定通りひたすらサッポロビールを浴びるように飲む。
すなわち、その夜の写真や記憶はほぼない。

2日目に続く。

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