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再び、向かう、図書館へ

ありがたいことに、読みたい本はそこまで躊躇なくポチることが出来るような環境に身をおくことができています

本当にお金がなかった頃は近くの図書館へと足しげく通っていました、そのような生活も仕事が忙しくなり躊躇なく落ちることができるようになってからは変わってしまいました

ふと持っていた図書館利用者カードを見ると、有効期限は1年ということらしく、とっくの昔にこのカードは使えないものとなってしまっています

気軽にポチれるのであれば図書館はもう必要ないのではとの考え方もあるかもしれませんが、私は再度図書館に出向く生活にしようと決めました

図書館はその存在自体が尊く価値の大きいものです、図書館に通おうと思う人の気持ち自体が素晴らしくその気持ちに触れるためには、いくら他の方法で読書しても叶わず、図書館自体に足を運ぶことが必要です

様々な社会情勢の変化もあり図書館という文化がどのような変容を遂げるのかということについても興味がありますが、なくなることはなさそうです、少なくとも私が生きているうちは

図書館に行ったから絶対に何か借りなくてはいけない事はなくてやはり図書館に行くこと自体に価値を見いだすことができれば、生活をより豊かにすることができそうです

知識を知恵に変化させるためには常に何かしらの物理的な体験を伴わなくてはなりません、その体験の一部として図書館という存在はやはり極めて価値が大きいのです

リモート全盛時代だからこそ、安心安全な方法によって物理的な体験をいかに獲得するかという発想が大切になってきました

安心安全という概念は常に相対的であり、目まぐるしく変化しますが、その変化を意識しなくては実りある体験を通しての知恵の獲得は期待できません

知識自体には価値がなく、知恵となって初めて社会的な意義を獲得することになります

今後どうやって有意義な体験の機会を確保していくのかという難しいテーマについて、四六時中考えることになりそうです

その難しいテーマについて考える場所としても、まさに図書館は最適なのではないでしょうか

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