塩水にさらす 第二話
https://note.com/sftyu_dokudesu/n/n21d34304b20e
翌日、体育の授業だったので着替えを持って体育館へ向かっている途中、瑞希の後ろ姿が見えた。
「あ、瑞希・・・」
声をかけると、瑞希は鋭い目つきでこちらを見てきた。その時、瑞希の頬に大きな湿布のようなものが付いているのが目に見えた。瑞希は一瞬睨むと、直ぐに早足で遠ざかって行ってしまった。
俺は気になって、授業のことなど頭からポロリと落っことして瑞希を追いかけた。
早歩きであっただけな