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緊急参戦の佐藤将光が太田忍に勝利してRIZIN、日本で灼熱を生んだ瞬間。朝倉未来一門のヒロヤは名勝負製造機か。「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」超まとめ

リアルタイムで観戦しなかった人も多かったかもしれない「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」。
PPVを買うか迷ったが、結果、買って大正解だった。
よかったら本記事をnote観戦として使ってください。


第13試合/所英男 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ

金原正徳がクレベル・コイケに勝ったのが1週間前である。
急遽メインになったこの試合は、所・金原 VS ボンサイ柔術が再び激突することとなった。
そういった意味で、フライ級のメインストーリーではないかもしれないが、味わい深さを持った試合となった。
これもなかなか歯応えのあるMMAだったが、ヤマニハが有利に進めている印象が明確に強かった。
結果は、ヤマニハのユナニマス判定勝利。
ボンサイがリベンジしたという形になったか。

第12試合/太田忍 vs. 佐藤将光

井上直樹欠場のため、佐藤将光が緊急参戦した。
佐藤将光は第10代修斗世界バンタム級王者であり、One Championshipを主戦場としていた「大物」だ。
おそらくだが、ONEが思うように試合を組んでくれなかったりして、主戦場を日本に移そうとしていたのだろう。
そのタイミングで今回である。

戦績を見てもわかる通り「強い」。

直近の戦績

RIZINファンは佐藤将光を知らない人が多いかもしれない。
だが、上記の通り、佐藤は実力者だ。

試合は、佐藤がとても落ち着いた闘いをみせる。
随所で佐藤の巧さが光る。達人のような感じが確かにある。
どうやら佐藤が勝っているようにみえる。
太田も健闘している。正真正銘のMMAだ。
そして、スプリット判定の結果、佐藤が勝利。

佐藤将光がRIZINのストーリーに入ってきた。
いや、太田からRIZINのストーリーを奪って行った。

練習を続けてきた格闘技人生、
佐藤将光36歳の格闘技が、
日本で確実に認められ、熱狂を生み、
灼熱を生み出した瞬間である。

第11試合/スダリオ剛 vs. イム・ドンファン

ヘビー級。
スダリオがKO。相手は緊急参戦という中、そこをきっちり結果を出したというところか。
スダリオはMMAファイターとして成熟してきた感はある。

第10試合/伊藤裕樹 vs. トップノイ・キウラム

ちょっと硬直時間が多かったかも。
スプリットで伊藤が勝ち。

第9試合/梅野源治 vs. 斎藤祐斗

#YAVAY #妻梅 #爆肘

第8試合/中村優作 vs. ヒロヤ

これは名勝負。
前回、負けたら引退といって負けたヒロヤ。
が、試合内容が相当良く、引退撤回が許された形だ。
そして今回また、朝倉未来が送り込んだヒロヤが日本拳法のベテラン中村に挑む。
結果、また名勝負。
中村が勝ったが、MMAとしてみどころ抜群の試合だった。
多分、今後もヒロヤはRIZINに重用されていくだろう。
それにしても、時代の寵児・朝倉未来、恐るべしである。

第7試合/イゴール・タナベ vs. ANIMAL☆KOJI

どうしてもイゴールがどう極めるかどうかという観点でみてしまっていたが、実際に三角でイゴールが勝ち。モダン柔術。

第6試合/渡辺彩華 vs. 万智

柔道をルーツに持つ両者の試合。
はじめ柔道をやっていて、セカンドキャリアとしてMMAファイターになってる女性ファイターは多い印象。
万智のセコンドにはドミネーターの姿が。「万智ちゃん」とちゃん付けで呼ぶのが聞こえて紳士感を感じた。
結果はスプリットで万智が勝ち。言い試合だった。

第5試合/貴賢神 vs. 荒東“怪獣キラー”英貴

2R、貴賢神がKO直前まで追い込む。正直終わったと思った。
3R、荒東がずっと追いかける、貴賢神はそこから距離をとって逃げているか。というか貴賢神めちゃくちゃ疲れとるやん。
そして、荒東がとうとう追い詰めてTKO。
これで荒東は10勝で全勝の戦績。貴賢神は3敗で全敗の戦績……。

第4試合/村元友太郎 vs. ホジェリオ・ボントリン

ボントリンが強かった。村元もチャンスはなくなはかったか。
ボントリンは結構上がってくるかも。

第3試合/ビクター・コレスニック vs. 高木凌

ビクターがバックスピンキックなどを混ぜて攻め立てる展開。ビクターの手数、技の多彩さが目立つ。が、高木もカウンターを冷静に狙っている感じもある。と思ったら、2Rから高木のカウンターが当たり始める。判定はビクター。

第2試合/渡慶次幸平 vs. 井上雄策

1R早々に決まった。
井上の跳び膝、そして右ストレートでド派手KO。
ラウェイの渡慶次は残念。

渡慶次の本

第1試合/後藤丈治 vs. 日比野“エビ中”純也

後藤が圧倒し、ツイスター(グランドコブラツイスト)でフィニッシュ。
これで2試合連続のツイスターフィニッシュらしい。
後藤は今後も要チェック。
ちょっと珍しいフィニッシュがみれると、なんか良いよね。

ちなみに、本大会の開催日である10/1はアントニオ猪木の命日であり、
猪木はコブラツイストが得意技であった。(合掌)

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