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ESA新大型ロケット、アリアン6打ち上げ成功!宇宙開発(商用)はスペースX&H3ロケット&アリアンロケットに集約??その1

2024年7月20日作成

REV23

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

日本がHⅡロケットの後継してH3ロケットを開発し、初号の打ち上げに失敗したものの、その後2号機と3号機の打ち上げを成功させ、3号機では実際の衛星を載せて宇宙に運び、予定の衛星軌道への投入に成功たことは、みなさんご存じのことと思います。

今回、つい最近の7月9日にヨーロッパの欧州宇宙機関(ESA)がアリアン6ロケットを打ち上げました。なお、インターネットの情報では一部問題があったとの記述が見受けられます。

そこで、日本のJAXAが開発・運用するH3ロケットの置かれている状況の確認も含めて、宇宙開発の現状について、インターネットで調べてみました。

という事で、インターネットでこのアイテムを調べ始めていたところ、7月11日にスペースXのファルコン9ロケット打ち上げ失敗!というある意味、ショッキングなニュースが身に飛び込んでできました。

一応、どのような失敗か確認すると、発射自体は出来た様ですが、1時間経過前の上段ロケットブースターの再点火で予定通り再点火できず、本来の軌道に衛星を投入できなかったという事のようです。(従って、わざとだと思いますが、地球への再突入軌道に入り、搭載衛星もろとも燃え尽きる操作を行ったという事のようです。要するに予定のルートを辿れなくなったので、燃焼・消滅させる道を選択したという事のようです)

その結果、現在、スペースXでは新たなロケットの打ち上げが米国FAA:連邦航空局によって原因究明と解決がなされるまで、差し止められている模様です。

尚、時系列的にはこの発射失敗のニュースが流れる前に,スペースXの情報として、地上のスマホから直接に衛星通信を行い、地上のスマホが中継基地を経由せず通信を行うサービスを始めているようですが、まだまだ衛星の数が足りないのか、この7月11日の打ち上げでも、13機の対応衛星が含まれているとのニュースが流れていました。

然しながら、その13機は既に地球への再突入軌道上で燃え尽きていると思わます。

スペースXのこのサービス(DIRECT TO CALL)についてインターネットの情報を確認すると、対抗馬のAMAZONの関連会社では同じサービス向けに2030年までに3000機の衛星を打ち上げる計画を発表しており、スペースXも恐らく同じくらいの衛星が必要になりそうですが、2024年の7月11日の前時点で未だ100機程度(100機以上との記述で、詳細数は明記されていませんでした)しか打ち上げておらず、今後、打ち上げ停止処分が解除されるまで、計画に支障が出てきそうな感じです。

現在の宇宙開発では、このサービス例のように、衛星を地球低軌道(LEO)に多数投入する必要があり、H3ロケットで対応できるかは?な感じです。(対応できても、サービス用に3000機必要といわれると、数を揃えるためのリードタイムが現状のH3の打ち上げ頻度(年に6回程度と言われていると思いますが)では、掛かりすぎて、競争できない気がしますが…?)

インターネットの情報でこのサービスの始まりを確認する昨年末から今年の1月に初めて衛星を打ち上げたと確認できるようです。何時から計画がスタートしたのか現時点では不明ですが、パラボラアンテナが必要な衛星放送から、アッという間に、スマホダイレクト衛星通信が始まった様に見えます。

今後もこう言ったサービスがどんどん出て来るのが、宇宙開発の分野に思えます。果たして、JAXAはどこまで追いすがれるのやら?結構、ハードルが高い気がします。

この分野は要ウォッチです。(日本の様に天変地異が多い国では衛星経由で直接電話できると、色々な場面で利用が可能な気がします。ところで以前も衛星通信できる携帯は存在していたはずですが、何が違うのでしょうか?今後、確認してみようと思います)

今回、スペースXのニュースが立て続けに入ってきたので、スペースXの現状を中心に投稿させて頂きました。次回は表題のヨーロッパESAでの開発を中心にお届けしようと思います。

七月下旬近くになり、夏の本番の日差しを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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