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【ご報告】ようやく新居予定地をいじってもいい日がきました

今日はいいご報告があります。

さて、この度ですが、ついに!!

ようやく土地を触ってもいいことになりました…!(パチパチパチパチ)

なんだろう、この喜びは。

夫からプロポーズを受けたときの喜びや子どもを授かったときの喜びとはまた違った喜びで、たくさんの小人が手を繋いでわくわくルンルン、円を描いて踊っているような感覚が自分の中にあります。

このマガジンを有料でご購読頂いている方には嘘偽りなく、ありのままの現状を吐露しており、最近も弱音を吐いていました。

参照:家づくりが全然はかどらない理由。

それだけ先の見えない行政手続にうんざりしていたのですが、ようやく自分たちがほしい未来が自分たちの手で作っていける、ということに対して、すごく明るい気持ちでいっぱいです。

有料マガジンをお読みでない方には、なんのこっちゃかさっぱりわからないかもしれないのですが、私たちが購入したのは「」でした。

畑というのは、日本の法律で、家を建ててはいけないことになっており、土地の役目を決める「地目」を変更しないといけないんですよね。

その地目をなるべく手っ取り早く変更できるように、まずは「耕作放棄地としての認定」の申請をしており、その期間中は、その名の通り、耕作放棄地なので、耕作を放棄していなくてはいけません。

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(写真上:自分たちで伐った木を梁に製材後、天然乾燥中。それが草に埋もれていく様子)

その地目の変更が今回無事にできたということで、ようやく草を刈ってもよし、自分たちの計画通りに進めてもいいという正式な許諾がおりたのです。

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この日が来るのを待ちわびていた私たち夫婦。

上の写真にあるように、許諾がおりるとすぐに草刈りを開始しました。

「ああ、私たちの家の材料となる、建材たち…!元気だったかよ…!」と愛着湧きまくりの木材に、涙を流してしがみつきたくなるほど、嬉しい瞬間でした。

実は当初、許可がおりると予定されていた時期よりも、かれこれ半年弱も延ばし延ばしになっており、新しい月がくるごとに町役場に「あの件はどうなったでしょうか…」と最新情報を催促する電話をしていたくらいにそわそわしていました。

今思えば、担当の方は「またこいつらか」とうんざりすることもあっただろうなと今は少し申し訳なさを感じつつも、私たちの内心としてはこんな風に感じていました。

セルフビルドで家を建てるというのは、私たち夫婦にとっては人生をかけた一大プロジェクトであり、現時点での最高の楽しみなのです。

というわけで、ようやく許された、土地いじり。

長年、農地として、この地域で大切に育まれ、いろんな作物を生み出して、多くの方の命をつなぐ要素となっていたと思うと、少し申し訳なさもあるのですが、この土地を譲っていただけたことに今一度感謝して、私たちの暮らしの場として活用していけたらと思います。

自然とともに暮らす生活を、より自分たちがやりたいと思う形で。

まずはコンポストトイレ小屋を建設したり、解体してきた小屋を「刻屋」として移設したりと、やるべきことは盛りだくさん。

そのあまりのToDoの多さに白目をむきそうにもなりますが、それ以上に楽しみなことがたくさんあるので、ひとつずつ、夫や子どもたち、家族と一緒に思い出のひとつとして刻んでいけるように、今を生きていきたいと思います。

今後も乞うご期待ください!

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最後に有料マガジン購読者の方向けに。

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