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【予告】セルフビルド家づくりで目指す場所。クラウドファンディングに挑戦します!

誰もが夢を叶えられる世界がやってきた。

それはこのクラウドファンディングという仕組みが認知され、その仕組みを利用する人が増えてきたからこそで、私たちもこの度、そんなクラウドファンディングに挑戦することを決意しました!

かねてより、家づくりマガジンをご覧いただいている方はもちろん、購読していただき、家づくりの裏側のすべてを見てきてくださった方には一番に報告したかったのです。

私たちがリリースするクラウドファンディングのプロジェクト名はずばり、

「きこりの夫婦がコミュニティービルドでつくる、結いで建てるいえ」

普段は林業をしている私たち夫婦。

林業をナリワイとする私たち夫婦ですが、きっかけは夫の一言。

「自分が伐った木を使って家を建てたい!」

夫と出会うきっかけともなった「家づくり教習所」

出会った頃からそのことを声を大にしてあちこちに言いまくっていた夫ですが、その当時の私はDIYとは無縁で、本当にそんなことやろうとする人がいるのか…無謀だ…とまで思っていたのは今だからこそ言える話。

しかし、一緒に暮らすようになり、夢を語り合い、そうしていく中で、実際に口にしたことを行動に起こして形にしていく夫の姿を見て、これは本当に自分たちの手で家を建てることができるかもしれないと希望が見えました。

そうして、気がつけば購入した土地には、自分たちの手で生み出した作業小屋やコンポストトイレ 、壁土仕込み場などなど、さまざまなものができあがってきました。

廃材で作ったコンポストトイレ。
不要となった小屋を回収し、移築再生させた「拾ってきた小屋」
小屋の外壁は廃材と、自家製材品を使用。

クラウドファンディングに挑戦する理由のひとつとしては、「資金調達」の意味合いもあります。

正直、家づくりを行うタイミングとしては物価の高騰が激しく、新築を建てること自体を渋る人がいる中で、特別に裕福でない私たちがこの物価高のタイミングで、新築で家を建てるというのは無茶なことに近かったのかもしれません。

そのため、当初予定していた予算よりかなりオーバーしてしまい、そこで解決策として夫婦で相談して決意したのがクラウドファンディングでした。

しかし、クラウドファンディングは資金調達するためだけのツールではなく、仲間を募るという上でもかなり有効な手段だと考えています。

もともと、私たち夫婦が知り合った場は、「いえづくり教習所」という20歳になったらいえをつくろう!というキャッチコピーのもと、高知在住の1級建築士の方が企画運営された、1ヶ月間にわたる大工技術の基礎を学ぶワークショップでした。

当時、その様子は地元新聞にも掲載されました!

そこに全国から集まった15名ほどが「DIYのスキルを極めたい!」「大工さんから学びたい」「家をつくる体験をしてみたい」など、さまざまな理由で参加をしており、1ヶ月かけて、建築知識を学びながら、座学と実技の両方の面から徹底的に学び、みんなで一軒の家を建てました。

その体験がなければ、今はなかったし、一緒に汗水を流してともに学んだ仲間は、今でもつながりのある方が多く「こんなおもしろい人が世の中にいたのか」と個性爆発の人々と貴重な時間を過ごせた期間だったなあと、過去を振り返ると、しみじみ感じます。

「家をつくる」というと、一見壮大そうなプロジェクトに見えますが、ひとつひとつは小さなことの積み重ねで、地道なことを繰り返していくことなので、素人でも無理なことはないし、諦めなければなんでもできるというのが私たち夫婦のモットーでもあります。

しかし、素人だとどうしても経験値が足りず、遠回りになってしまうことも多いので、プロに教わりながらも、自分たちの経験値を積み重ねていくことに重きを置いて、現在のセルフビルド家づくりのプロジェクトを進めています。

話が遠回りになりましたが、今回リリースするクラウドファンディングでは、リターンとして、直接来れる方には家づくりの要所をともに作り上げていく「ワークショップ」をご用意しています。

土壁塗りや、外壁となる焼杉づくりなど、自然の素材を使った家づくりの材料を使って行うものをワークショップとして開催予定で、少々不便な立地ではありますが、この場所を通じて、仲間とわいわいとした時間を過ごすことができればうれしいなと、現在クラウドファンディングの公開に向けて準備中…!

土壁塗りで使うのは、土地の土から仕込んだ壁土。

テキストだとどうしても長ったらしくなってしまうので、YouTubeでも動画としてクラウドファンディングのプロジェクトをご紹介するものも公開予定ですので、そちらも公開時にはご覧いただけると幸いです!

自分たちが伐採した材は自分たちで製材、仕上げ。
周辺の山林から伐採し、製材してまたこの地に戻ってきた!

木材の準備等は3年ほど前から進めてきましたが、ようやく昨年12月から基礎工事の準備編がはじまり、捨てコン打設までは自分たちで行いました。

基礎工事の床掘〜捨てコンまでは自分たち夫婦メインで作業!

その後は、プロの方に力を借りながら、今週には基礎も形が見えてくるようになりそうです。

配筋検査も終わり、ベースが固められていく。

基礎工事が終われば、建前がはじまるので、現在、夫はその建前に間に合わせるために、梁桁の刻みに追われており、家づくりがまさに本格始動し、今年には、目に見えて形になっていきます。

そんな様子も今後noteを含め、各SNSでも随時発信をしていく予定ですが、画面越しだけではなく、直接お会いできる機会もありますので、ぜひご参加できる方は、一緒にプロジェクトを盛り上げていただけると本当に泣いて喜びます!!!

いやー、わくわくしてきた…!!!

ちょうど家が形になる頃には、お腹の中の赤ちゃんが出てくる頃と重なるのですが、動けるうちは胎教も兼ねて、赤ちゃんとともに家づくりに全力投球していきます!(もちろんしんどいときは安静にしますのでご心配なく…!)

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18歳差の林業を営む夫婦がセルフビルドで家を作るまでの過程をまとめた買い切りマガジン。公にしたくないこともあるので、有料で公開していきます…

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