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今日も最低な映画を見て人生の貴重な時間を棒に振ってしまった。

 今日は大学の課題で使おうと思った映画を2本見た。

 その共通点が「チャイナタウンが舞台」ということ。

 1つ目の映画が『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』2つ目が『ゴーストハンターズ』。タイトルだけ聞くとどちらもクソ映画感満載だが、その予想通り、どっちも完全にゴミだった。見なければよかったと開始10分で思った。

 よってこの記事は、僕だけが損をするのが癪なので、これを読んでいるみなさんにも時間を無駄にしてもらおうという算段である。そして、叶うならば、これらの映画を見てもらって、僕と同じ量の時間を無駄にしてもらいたい。それぐらいやってくれないとこの僕の怒りは収まらないのだ。

 

1.イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(原題:YEAR OF THE DRAGON)

 ニューヨーク市警察の刑事スタンリー・ホワイトは、ベトナム戦争に従軍してきた過去を引きずりながら、犯罪の頻発するチャイナタウンに乗りこみ取り締まりを開始する。強引な摘発を続けチャイニーズ・マフィア全体を潰そうとするスタンリーに対し、相手のボス達は強く反発する。しかも警察の上層部はマフィアと暗黙の協定を結び、末端の摘発だけで事を済まそうとする。警察内部でもスタンリーは次第に孤立していく。

 一方、チャイニーズ・マフィア新世代のボス、ジョーイ・タイはイタリアン・マフィアや身内の旧体制派、かつての取引相手を容赦無く粛清し勢力を拡大していく。たびたび起きる殺人事件にタイの影を見て取ったスタンリーは中華系の警察官ハーバートを潜入捜査官としてタイの組織に送り込むが、タイもヒットマンを差し向けスタンリーの自宅を襲撃、正体を見破られたハーバートも殺害された。

 かつてない緊張が高まる中、タフな刑事と若きボス、この二人の対決が今始まろうとしていた。

映画のWikiより

 まず、この映画の嫌いなところは人種差別的・性差別的なところ。この映画にそういう要素があることは、Wikiにも書いてあるんだけどね。

 人種差別的ってのは、まず「中国人は何を考えてるかわからない」とかいってセリフからも感じるし、主人公のスタンリーのアシストをする中国人の少年、ハーバートが突然殺されて、それをスタンリーが悔いるみたいなシーンがほとんどないところもすごく人種差別的だって思う。

 物語の中盤で「中国人マフィアのところに潜伏させる中国人スパイが必要だ」って話になったから、ハーバートが登場するんだけど、このキャラほとんどセリフがないし、まず出演シーンが短すぎる。なんなら「こんなヤツいた?」ってなるレベル。と思ってたら突然殺された。見てて一番悲しかったのは、死ぬ直前にスタンリーがハーバートに「大丈夫か?」って言った直後に「で?情報は?どこにいるって?ん?」みたいに情報言わせてから死なせたとこかな。ジェームズ・ボンドでももうちょっと悲しみに暮れるけどね。

 結局、その後もハーバートのことは一っっっ切話題には挙がらず仕舞いっていう…酷すぎる…君のために彼は死んだんだけど…?


 あと、性差別的っていうのは女性キャラの扱い酷すぎ問題。まずはスタンリーの妻、コニーが自宅に侵入したマフィアによって首を切られて死ぬ。そんでスタンリーと不倫してた中国人女性のトレイシーは敵陣営の下っ端にレイプされる。

 この前、「冷蔵庫の中の女たち」の概念を書いたと思うんだけど、簡単に言うと、物語の展開を進める上で殺されていくor傷つけられていく女性たちのことを指す言葉。まさにこの二人はこのタイプ。

 コニーはスタンリーとの子供を欲しがってたのに、スタンリーは仕事のことしか考えていないし、トレイシーと不倫してるしで、見限ろうかとしたところで殺される。なんなんだ、この胸糞映画は

 しかもスタンリーの同僚が「コニーは、お前とトレイシーのことは気にしてなかったと思うぞ」ってさ。アホか!!!!!!!!!!

 あとトレイシーはレイプされて、精神が壊されてしまって、マフィア関係の報道から退いたかと思いきや、映画のラストシーンで何事もなかったのようにまたマフィアの報道をさせられてる。しかもスタンリーとニッコニコでキスして終わり。この脚本書いたやつ、情緒狂ってんのかマジで!!!!!!!!


 あー、あと映画の展開もよくある感じで全然面白くなかったし、ほんとに差別と偏見が入り混じっただけの映画だったね、はい!!二度と見ませーん!!!


2.ゴーストハンターズ(原題:Big Trouble in Little China)

 ストーリーは、主人公のジャック(白人男性)とワン(中国人男性)がさらわれた二人の美女を、目から光線とか出したり空中で回転しながら戦うカンフーの戦士から救い出す、っていう自分で書いててめちゃくちゃ恥ずかしくなるような内容。

 …とは言っても、あまり嫌いではないこの映画。

 なぜなら、絶対真面目に作ってないから

 さっきの『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』はシリアスだった割に、めちゃくちゃナメてる感じが気に食わなかったけど、こっちは完全に勝つ気がないからあまり嫌いになれない。

 予告編を見てもらえれば一目瞭然なんだけど、ほんとにくだらない。

 まず敵のボスはキョンシーにしか見えない亡霊で、手下は江戸時代の農家みたいな麻の帽子をかぶったカンフーマスターたち。ちなみにこいつらは手から電撃を出したりできる。いい加減にしろよ

 そんでこの映画、一番の目的は二人の女性(一人はワンの恋人のアジア人女性、一人はワンの友人の白人女性)を助けるっていう話なんだけど、そもそも誘拐されたのは、ボスキョンシーが人間に戻るために、神から許されなくてはいけないから、その道具として利用するためという…

 もうさっそく意味が分からないが、この二人の共通点は目が緑であること。なんで目が緑であるのがいいかというと、ボスキョンシーの好みだかららしい。そんで二人のうち一人を生贄に捧げて、残った一人を個人的に楽しむらしい。おぇっ!!!!!!!

 見る前からクソ映画だとわかっているみなさんが羨ましいが、僕は好奇心に負けて見てしまった。アクションシーンも別にたいしたことはなく、「いや、銃使えや」としか言えない。だけど、敵のボスキョンシーともラストはカンフー対決なのかと思いきや、ジャックが投げたナイフが頭に刺さってあっさり死ぬので、逆に「いや、拳でいけや!!!」と頭を抱えてしまった。

 本当にどうしようもない映画だが、なぜか憎むことはできない。この大バカさ加減がいいのだろう。まぁ、たぶん二度と見ないけどね



 最近、配信サービスのおかげで映画の数が劇的に増えておりますが、映画の数が増えるということは、こういうクソ映画も今後どんどん増えていくということですから。僕たち、クソ映画警察がまた巡回する必要がありそうです。また明日。

小金持ちの皆さん!恵んで恵んで!