各タイプを詳しくみていく、ひとコマ編。
今回は「テラス席から物思いに向かい通りを眺める旅人」タイプです。
このタイプは、①セックスすることに価値をあまり置いておらず、一方で②このままレスが続くのはどこか嫌だと感じている、少しアンビバレントな状況にいます。
そんな彼女(彼)の一面を、旅行日記の形でふれてみました。
(セックスレスタイプの確認はこちら。)
Day0(前夜)
Day1
Day2
Day3
”はい、ビールお待ちどうさま” 書いた文字が琥珀色に照らされる。
”旅行ですか? 大切な思い出ができるといいですね。”
”はい、ありがとうございます。”
そっか。初体験での出来事が自分のセックスの価値感をかたち作ったのかもしれない。さして重要な行為ではないのだからいいんだって。自己防衛の一種なんだろう。
この気づきをパートナーに話したらどんな言葉を返してくれるんだろう? 仕事をねぎらった後にでも持ち掛けてみることにしよう。
っと。泡が消える前にいただきます。
------終わり-------
次回は、人生の周回者タイプの一面にふれてみたいと思います。