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アラサーが買ってよかった本当にヘビロテしかしてないもの8つ

断捨離のコツは、「使っているか否か」だそうだ。どれだけ高くて素晴らしくても、使っていなければ仮に本当に箪笥を肥やしてたとしても、なんだか悲しい。

圧倒的個人的お薦めではありますが、2021~2022年上半期で本当にリピしまくっているもの、死ぬほど愛用し続けているものだけを紹介します。大体リーズナブルです。

尋常じゃない旨さ、胃がもたれない。淹れる度に目を見張る。「きゃろっと」の珈琲豆

かつて日本を歩いて縦断した旅をきっかけに、苦手だった珈琲を嗜むようになった。泊めてくださった優しい人たちが時々、朝ごはんと一緒に淹れたての珈琲をご馳走してくれて、それが忘れられなかったから。あれから7年、基本的に毎日1~2杯、豆からミルで挽いて珈琲を淹れている。旅でもらったずっと大切にしたいと思う文化の一つ。


美味しいと言われる珈琲にはそれなりに触れてきたし、80度くらいの低めの温度で淹れれば苦味が出づらいな、とか自分なりに向き合ってきたけれど。とある人からここの豆を紹介された時に、まずは店主の方の圧倒的な熱量に震えてしまった。手書きの葉書。自ら海外に買い付けに行くこと。そこでの豆や農家さん達への想い。そして珈琲を美味しく飲んでもらいたいがための、珈琲豆知識の資料まで添えられてくる。研究意欲が凄すぎて、日本で一つしかない焙煎機を作っちゃったらしい。

私自身カフェイン耐性はあるものの、例えばスタバのコーヒーだとショートでも2杯飲むと頭が重くなったりなんとなく気分が悪くなってしまう。何が原因なんだろうなと思うのだけれど、それがここの珈琲だと全く起きないのも不思議(でも飲みすぎると胃痛はする。ほどほどが大事)。

何より感動するのは、淹れる時に挽いた豆がもこもこと浮いてくるその浮き具合。浮くからって必ずいい豆というわけじゃないと書いてはあったけど、経験上ドリップ時に豆が雲のようになる珈琲が美味しくなかった試しがない。淹れる時間が圧倒的にいつも楽しくて、そこまで含めてコーヒブレイクになっている。


ロハコは炭酸水を買うために。メルカリはレモンを買うために。炭酸レモンのススメ

いつだったか、海外の有名な女優さんだったかな、朝起きたら白湯にフレッシュなレモンを絞って飲むのが日課だと言ってた記事を読んだのをきっかけに、冬の朝に取り入れていた。

でもさすがにこの季節、暑い日に白湯はあんまり飲みたくない(健康に良いのだとしても!)。むしろ夏は炭酸こそ正義、と言うわけでウィルキンソンを常にストックするようになってからと言うもの、お風呂上がりのこの炭酸水+生搾りレモンがどうにも幸せすぎてやめられない。

レモンは無農薬国産の方が安心だし、皮が薄いから搾りやすい(握力で絞ってます。ゴリラとか言わないで)。1/3にカットして、500mlのウィルキンソンを半分をグラスに注ぐ。残りは両方冷蔵庫へ。疲れた時のビタミン補給から、お酒がわりの夜のお供にと幅広く幸せをくれる。そう、これを初めてから間違いなくお酒が減った!

お腹が弱いくせにパンツが嫌いな私のための、オールシーズン使える最高の寝巻き


白状します。寝る時のパンツが、どうしても耐えられないんです。ゴムの締め付けとか、蒸れとかが気になっちゃう。だからいっそのことノーパンで過ごしてしまえ、とおうちノーパン生活もかれこれ珈琲ライフと同じくらいになりました。

裸で寝るのが健康にいいって言うじゃないですか。私だって本当はそうしたい。ちっちゃい頃、裸んぼで布団に潜るあの気持ちよさがたまらなくて、お風呂上がりはいつも親の制止を振り切って、服を着させられる前にとダッシュで寝室に駆け込んでた。そのくらい、あの肌に触れる布地の心地よい感触が大好き。

でも。小さい頃からお腹が弱くて、どのくらい弱いかっていうと真夏でもキャミソールの裾をちゃんとインしておかないとお腹を下してしまう。ちょっとでもお腹が冷えるとぎゅるぎゅる言い始めてしまう。そんな理由から裸んぼで寝るという夢は叶えられないどころか、ちゃんとトップスをボトムスインできるパジャマでないとおちおち安心して寝られないのです。

そこに汗かきゆえの吸水性の良さや手触り、それからノーパンゆえに股のところの縫い目がちくちくしないこと、締め付けないデザインでありながら、ウエストはゴムだけじゃなくて結ぶ紐がないと寝相でお腹が出てしまうこと……と気の遠くなるような条件の多さを叶えてくれる、なのに可愛くてリーズナブルすぎる寝巻きをとうとう知ってしまったのです。


これ。もうやばい。生地はほぼレーヨンだからさらっとしつつもくたっとした質感で気持ちよくて、暑い時はノースリーブになれるし羽織れば長袖にもできてしまう。ボトムがロングなのも足から冷えなくて良い。良すぎてすぐに2着目を買って、この2年本当に毎日一年中着回してて、よく泊まりに行く友達の家にも置かせてもらってるくらい。

唯一の難点は、腰紐を結んだまま洗濯すると濡れてるせいで微塵も解けなくなってそこだけ乾かなくなるので、最新の注意を払って洗濯しなくちゃいけないこと。冬は直接もこもこしたパジャマを着ると肌が乾燥して痒くなってしまうから、これの上から着てもこもこしてる。寝る瞬間にそれを脱いで布団に飛び込む。今回のラインナップの中でもヘビロテ最優秀賞。


肩こりめちゃくちゃ改善した。プチプラ&収納もデザインも優秀すぎるシンプルリュック


姿勢が悪いことで肩こりがやばすぎて、自分なりにありとあらゆる方法を試す中で一つ圧倒的に効果があったのが、「鞄をリュックにすること」だった。

とはいえリュックそのものが重くちゃ本末転倒だし、だからと言ってiPadを持ち歩きたいから丈夫さも欲しい。そしてカジュアルすぎるリュックもコーデが限られてしまうからダメ……と楽天・Yahoo・アマゾンを行ったりきたり反復横跳びし続けて数時間。辿り着いたのがこの子でした。


見た目以上にしっかり入るし値段まで可愛い。内ポケットも充実してて、肩紐も細すぎないから肩への負担が少ない。

これに変えてから、肩こりが本当に良くなって整体通いをやめられたほど。3日に2日使って3ヶ月半使う度に感謝してます。


キャッシュレス時代の最強の財布。可愛すぎて、安すぎて、ずっと触っていたすぎて。


元々カードを持ち歩くのが苦手。ふらっと近所に行くときは、ポケットに財布と鍵だけを突っ込んで手ぶらで出掛けたい。そんな人にとてもとてもおすすめの財布。

この財布を見つけてしまったのは、去年彼女とディズニーに行ったのがきっかけだった。お揃いにした鞄がすごく小さくて、手持ちの財布じゃ入りきらなさそうだったから、とりあえず適当に安いのを、とポチってしまったのが運命だった。


一時期はシャネルのチェーンウォレットなんかを愛用してたけど、今はこの掌サイズが愛おしくてたまらない。財布くらいブランド物をと思うものの、唯一このサイズを展開してるBALENCIAGAのはなんだかしっくり来ていなくて、いい出会いがあるまではこの子をたっぷり愛用しようと思う。

保険証、臓器提供カード、マイナンバーにクレジットカード。小銭入れの部分のサイズもちょうどよくて、手のひらに吸い付く肌触りがとにかく堪らない。気づくと撫でてしまってるくらいだからちょっぴり困りもののお財布です。


365日使用。ドリップにそのまま使えて温度指定もできる優れもの、スタイリッシュケトル


あまりに使い勝手が良すぎる話を周りにしていたら、友人が引っ越した時に「引っ越し祝い何がいい?」の質問に即答でこのケトルを指定されてしまった。整体でお世話になってたお姉さんが「最近可愛くてインテリアに馴染む、それで先端が細くなってるケトルを探してて…」と相談されて、これをプレゼンしたらその日のうちに買ってしまった。そんな、シンプルで優秀な電気ケトル。


猫舌人間で珈琲も苦味を抑えたい私のこのケトルは、設定温度が常に80度になっている。60度から調整が効くようになっているから、ぬるめのお湯を作りたい時にも大活躍。気づくと火にかけていたことを忘れてやかんを鳴らしてしまっているような人間だから、自己管理してくれるこの子の働きに日々助けられてます。


4つあっても一人暮らしで足らなくなる、COSTA NOVAのシンプルなミニボウル


初めてこの子をBRUNOの店舗で見かけた時、「朝、ヨーグルトとフルーツをいれて食べたい!」と真っ先に思ってしまった。両手のひらでそっと包みこめてしまうミニサイズ。女性のお茶碗にちょうどいい。ちなみにこの時買えなかったせいで買い逃し、6~7軒取扱店舗を店舗を梯子し、通販で二度サイズを間違えて購入してしまって絶望したのは良い思い出。


ちょっと余ったおかずを入れて置くにもいいし、一人暮らしの食事だととにかく重宝するサイズ。丈夫だから重ねても軽く落としても大丈夫(物をよく落とすから繊細な食器が使えない)。写真を撮るときもこっくりしたカラーが映えるしシンプルさが中身を引き立てる。気づけば茶碗におかず2品とサラダを入れて、手持ちの4つをフルで使ってしまうことも。

ちなみにこのCOSTA NOVAには色んなシリーズがあって、これ以外にMARシリーズとCRYSTALシリーズを愛用中。BRISAシリーズもいつかお迎えしたいけど、一人暮らしだからこれ以上器は使わないし置く場所がない、でも手元に置いておきたいし気分で使いたいなぁ、というジレンマに日々苛まれております。


人と同じは嫌だけど、すぐ霞む匂いはもっと嫌。一日包むように香る香水LE LABOのTHE NOIR 29


知る人ぞ知る、その場で調香師が香りを作り上げてくれるフレグランスショップ”LE LABO”。お店がもうオシャレすぎてやばい。入るだけでテンションが上がってしまう。


何年も前にここのGAIAC10を愛用していたから嗅げば瞬時に分かるけど、道ゆく中でその香りを嗅いだことは今までにたった1回しかない。人と同じ香りが嫌という天邪鬼人間にはぴったり。ラベルにオリジナルの刻印をしてもらえるのも嬉しくなってしまう。

落ち運びに便利だし、と割高ではあるものの15mlサイズを持ち歩いていたら落として盛大に割ってしまい、近所のファミリーマートの店先の匂いを一気に洗練させてしてしまったことのある身としては、大きめのボトルを買って必要に応じてアトマイザーに入れ替えるのを推奨します。ちなみに私が持っているのは50ml。調香日が2020/11/9(刻印)らしいのでかれこれ1年半以上、家から出ない日以外はほぼ毎日使用しているけれどまだ半分も残っている。香りが程よく重たくて、その日の夜もうっすら手首に香りが残っているから、安くはないけどコスパも実は悪くない。自然ベースに作られた優しい、それでいてコンセプトのしっかりした香りは、毎日つけてても飽きが来なくて大好きです。


おまけ プロテインがそこらのラテより美味い。ゆるトレ&食事制限なしなのに1ヶ月で3キロも筋肉がついてしまった、チキンジム


これはまだ始めて1ヶ月しか経っていないから余談なのだけれど、リーズナブルと言われているパーソナルジムにとうとう通い始めました。

とはいえパーソナルなので、全然安くないです。お値段見てびっくりした。安いフィットネスジムに行こう行こうと思い続けてはや4年。「あ、これ運動経験ない私には心理的ハードルが高すぎてこのままじゃ一生行けないやつだ…」と気づいてしまって、気づいた時にはままよと入会してしまっていた。短いコースで器具の使い方やトレーニング方法を一通り覚えて、そしたらフィットネスジムでも自分でトレーニングできるはず、という思惑。


正直トレーニング法も器具の使い方も、Youtubeで見るなりすればいいと思ってたけど全然違った。動画で見たはずなのに、スクワットのやり方一つ全然違ってた。自分のフォームの癖に合わせたトレーニングとか。食事制限一切なしだけど、心がけるポイントを聞いたことでレシピのレパートリーが増えた。

  
何より、自分でトレーニングすることが楽しくなったこの感覚はきっと自力じゃ辿り着けなかったと思う。あの、完全にあれです、「これ進研ゼミでやったやつだ!」ってなるやつ。100を教わっておくと30のものが楽々ストレスなくやれてしまう精神状態は何事にもあると思っていて、多分そういう意味で、筋トレやダイエットのハードルを上げてるのって肉体的負担より心理的なハードルだったんだと気がついた。経験値ゼロじゃ自力で100のトレーニングは出来ない。プロが居てくれるから安心して委ねてやれたんだと思う。入会書にサインするとき「後悔したらどうしよう…」となったけど、専門家の力って偉大だ。結果、週2回通いにも関わらず、半年先(ジム終了後も含む)のゴールだったはずの「筋肉を3kg増やす」をなんと1ヶ月で達成してしまった。

あとチキンジムのレビュー見ると笑っちゃうくらい「プロテインが美味しぎる」って書かれてるんだけど、言わせてください。冗談抜きで何倍でも飲める、というか飲みたくなってしまう。2杯目以降有料にしていいんでもっとください。前からあった抹茶もだけど、最近リリースされたきなこ味とかが更に美味しすぎてもうカフェもやってほしい。スタバに行ってた分を全てチキンカフェ(仮)に振り替えます。

入会が多くなってパーソナルトレーニングの予約がマジで取りづらい(フリーは取れる)というデメリットはあるものの、勇気を出して良かったと思った今年の大きな買い物でした。

「サポート」ってちょっとわかりづらいですが、チップとか投げ銭みたいなものです。読めてよかったな、これで珈琲でも飲んでくれよ、と思ってもらえたら、どうぞ投げてやってください( サポートの通知を見たら嬉しくて飛び跳ねています )