管理職は全体最適を理解しろ
管理職に付くと、人や仕事のマネジメントが今までの自分の仕事の上に乗ってくる。さらに、そのままこなしていると多部署や上とのコミュニケーションが出てくる。
ここで、起こるのが会社内の仕事量とパワーバランスの調整だ。自分の部署が強ければ仕事量が減り、弱ければ仕事量が増える。
仕事量の増加と弱いパワーバランスは部下や上司からの不平不満を招くので、何とか自分の部署を保とうと保守的な方針を招く。
そして、管理職は磨耗していく...
なんて様子をよく見かけるが、全てがナンセンスだ。自分の事しか考えていない。
管理職が自分の事しか考えていなければ、周りの部署も部下も自分の事しか考えなくなり組織である意味を失っていく。
どうすれば良いのか?
それは会社全体の最適化を行えばいい。
仕事量の話をする前に、会社全体でどこの部署がなんの仕事をするべきかを把握して交渉に臨まないと水掛け論が始まる。
つまり、会社全体を眺めた時にどのような仕事の流れなら利益を最大化できるのかを管理職は考えるべきだ。
それが管理職に与えられている最も重要な課題だ。むしろ、それが分からなければ管理職のポストに相応しい人材ではない。
不平不満、仕事量、パワーバランスの前に会社全体を見通して夢を語れる人が管理職だと思う。
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