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3人1組だから、人が育つ。Seven Rich Accountingのクライアントワークはこんなふう

こんにちは、Seven Rich Accountingです。

株式会社Seven Rich Accounting(以下SRA)は、東京・渋谷と北海道・札幌を拠点とし、2011年の創業以来700社以上のクライアントとお取引させていただいています。

成長段階にあるベンチャー企業から老舗の製造業など、幅広いクライアントに恵まれていますが、たくさんのお客様のご対応をさせていただくには、それに適した組織のあり方が鍵になっていきます。

今回のテーマは、SRAの特徴であり、クライアントにとってもメリットがある「プロジェクト体制」について。

日々の業務をチームで支えている、弊社組織のあり方についてご紹介いたします。

Seven Rich会計事務所のクライアントワークはこんなふう

弊社会計事業部のクライアントワークは、1社に対して3人1組のチームで対応しています。

それぞれの役割としては、「インチャージ」「レビュアー」「プリペアラー」に分かれます。

■インチャージ
チームをマネジメントする責任者。経験豊富な人材がこのポジションを任され、決算などの提出に伴う最終的な判断はインチャージが行います。インチャージの多くは、会計業務に5年以上携わった経験があるベテランです。

■レビュアー
会計処理や文書などをチェックする役割。インチャージが全体を統括するのに対し、レビュアーは技術的な面でチームをサポートします。

■プリペアラー
実際に手を動かして会計処理を担当。クライアントに一番近い窓口としても機能し、お客様と接する時間がチーム内で一番長いポジションです。

この「インチャージ」「レビュアー」「プリペアラー」という3人1組が、1社ごとに編成されており、SRAの業務を支えています。


1社3名体制の3つのメリット

一般的な会計事務所は、クライアントごとに1名の担当者が付き、トップの所長にチェックをしてもらう体制がほとんどです。なぜなら、1社につき1名の体制を取ることによって、情報の集約漏れが発生せず作業自体の効率性が上がるからです。

それに対して、SRAは3名体制でクライアントワークをしています。なぜなら、3人1組のプロジェクト体制には1社1名体制を越えるメリットがあると考えているからです。

メリット①:メンバーが多くの事例に触れられる

1社3名体制というのは、タスクが分散されてクライアントに対しひとりひとりの負担も軽減されます。時間に余裕が生まれ、別のクライアントをそれぞれが担当し、単純計算で3倍の数の企業と接することができます。

さまざまな企業の会計に触れることで、経験値やノウハウが蓄積していき、ひとつのクライアントで得た知見を別の企業でも活かすことが容易になります。


メリット②:同時にいろいろな働き方を体験できる

SRAでクライアントワークをする際は、メンバーに固定の役割を与えることはしません。

あるチームで会計処理をチェックする「レビュアー」をやっている人が、別のチームでは責任者である「インチャージ」を任されることもしばしば。

多くの事例に触れられるのと同様に、同時期に異なる立場で働くことができるため、チームのために自分がどうあるべきかを日々アップデートできるのです。


メリット③:経験が浅いメンバーの育成に有効

3人1組のチーム体制を採用している最も大きな理由が、教育面でも有効であるということです。

このチーム制は、比較的経験の浅い「プリペアラー」のための体制と言っても過言ではありません。

未熟だからといって上司の手足となるアシスタントではなく、自らがクライアントとの窓口となって、実務作業やチームのスケジュール管理などを主体的にこなすのが「プリペアラー」の役割です。

作業をしていく上で「レビュアー」や「インチャージ」からのヘルプはもちろんありますが、彼らの助言や良い点を吸収し、「プリペアラー」は各々の目標に向けてスキルアップしていきます。

以上は会計事務所側から見た利点でしたが、クライアント視点でも、ベテランが会計処理のチェックを二重に行うため質が担保されたり、ミスを事前に防げたりと、メリットはたくさんあります。


チームの生産性を高めるために工夫していること

若手の育成に有効なSRAのチーム体制ですが、その効果を実感しているという「プリペアラー」の丸山に話を聞きました。

彼は、自身の生産性だけでなく、メンバーの生産性を高めるために配慮を心掛けているとのこと。

丸山:レビューしやすいように工夫して資料をまとめたり、事前に留意事項を伝えるなど、レビュアーやインチャージ側のコストを意識します。クライアントの窓口として一番情報を持っているので、適切な情報共有を心掛けています。

SRAでは、プリペアラー・レビュアー・インチャージの順に、担当するクライアントの数が多くなっていくため、メンバーの作業量を減らすのも自分の仕事であると語る丸山。

クライアントによってはスピード重視の案件も多くあるため、チーム全体でも工数を削減し、生産性を上げることを日々気にかけています。


レビュアーもチーム体制のメリットを実感

丸山と同じチームで「レビュアー」をしている青木も、3人1組体制のメリットを感じ、チームならではのコミュニケーションコストは気にならないと話します。

青木:丸山さんは、私がレビューしやすいように資料をまとめてくれて、毎月の業務スケジュールも作ってくれます。それに合わせて自分の予定を組めば大丈夫なので、安心感もありますね。

各々の役割がうまく機能し、自身のチームは順調にクライアントワークができていると話す丸山と青木。

こうしたチームをSRAでどんどん増やしていくために、メンバーには自身の役割をきちんと認識してもらい、うまく機能しているチームの動きを再現できるよう、チーム間での情報共有も活発に行っています。


教育体制が整った理想の組織へ

クライアントのビジネスを支え続けていくという最重要の指針はありつつも、その未来を達成するためには新しい人材の育成が欠かせません。

そのためSRAの会計事業部では、経験がまだ浅い「プリペアラー」主体の体制を整えています。

丸山・青木と同じチームで「インチャージ」をしている市澤は、「プリペアラー」がリーダーシップを発揮できるようなチーム設計を心掛けています。

市澤:プリペアラーがリーダーとなって、レビュアーとインチャージで彼を支える体制が理想です。いまのチームではそれがうまくできているので、このチームで得たノウハウを別のチームにも共有し、会計事業部の組織全体で人を育てられる環境にしたいですね。

「レビュアー」は「プリペアラー」のそばで技術面をサポートし、「インチャージ」はチームのマネジメント方法をアドバイスする。

「プリペアラー」がチームを回せるようになり、ほかのチームでもその流れが活性化されれば、自然と組織全体の底上げを図ることができます。

SRAでは、経験が浅くてもリーダーシップを発揮したい方、あるいは人を成長させることに喜びを感じる方にはぴったりの組織です。

現在、弊社ではスタッフを募集しています。もし興味を持っていただければ、一度お話しする機会をいただけないでしょうか?

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