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誰にも内緒で転職活動。勇気を出して家族に相談した結果、SRAを選んだわけ

今年の4月に新たな仲間を迎え入れたSEVENRICH Accounting(SRA)でしたが、そこから約半年が経過しました。そろそろ仕事に慣れてきたであろうタイミングで、新メンバーにインタビュー。

今回声をかけたのは、会計スタッフとして約25年の経験があるベテラン、森 稚志雄(もり ちしお)です。

2001年から横浜の税理士法人で勤務しており、そこで定年を迎えることを考えていた森でしたが、とある事情から家族に内緒で転職サイトに登録。その後SRAへやってきました。

「転職に踏み切れた理由」「数ある転職先の中でなぜSRAだったのか」などを聞いてみました。

森 稚志雄(もり ちしお)
大工、学校職員、営業職などを経て、相模原市の税理士事務所で4年間勤務。2001年に横浜市の税理士法人に転職し、約20年のキャリアを積む。その後、2022年にSEVENRICH Accountingに入社。

地域の相談役として、中小企業の課題解決に貢献

——前職までの税理士事務所や税理士法人で、どのような業務にあたってきたのか教えてください。

これまで担当していたクライアントは、ご夫婦や親子で経営されているような、町の中小企業がほとんどでした。

会社の経理を見せてもらって記帳代行をしたり、税務申告をしたり。個人のクライアントもいたので、確定申告や不動産、相続の相談など、お金のことに関して幅広くサポートしていました。

——会計税務の世界に踏み込んだのは約25年前なんですよね。どのように仕事を覚えていきましたか。

当時「税理士事務所は下働きからだ」「背中で覚えるべし」という感じで、未経験でも関係なくいろいろな仕事を振られるんです。

右も左も分からない状態だったので、みんなが帰った後に先輩が作った書類や申告書をこっそり見て勉強することもあれば、自分で本を読んでなんとか一人前になろうと努力していました。

——その後、横浜市にある税理士法人に転職していますよね。そこで約20年もの間勤めたということですが、モチベーションになっていたことはありますか。

いくつかありましたが、まずクライアントが良い人たちばかりだったことです。とてもお世話になっていたので、周りの人たちと良い関係を築けたのが長く勤められた要因のひとつだったと思います。

また、ある程度自分で働く時間をコントロールできたこともあり、税理士試験の勉強を続けることも、通信制の大学に通うこともできました。

——社会人学生をしてたんですね。

前職に限らず業界自体、変化が緩やかな体質です。クライアントがデジタル化を推進している一方で、わたしたちはほとんどの情報を紙で記録していました。

アナログな体質から脱却すべく、IT技術をビジネスの現場にどう落とし込むかを学ぶために、通信制の大学で勉強していました。

あとは、転職した後に今の妻と結婚して子どもがふたり生まれたことも大きかったですね。昔から家族が大きなモチベーションになっています。

転職について、最初は家族に相談できなかった

——社会人人生の大部分を前職で過ごす中で、安定したポジションを確立していったと思います。そこから転職しようと思ったのはなぜでしょうか。

経験を積んだ結果、所長代理まで任せてもらえて、自分はここで定年退職するものだと思っていました。ただ、税理士である所長が高齢ということもあり、後継者となる新しい税理士の方が入社して。そこから事務所の方針が変わったんです。

代替わりを機に、事務所のさらなる成長に貢献したいとわたしは考えていたのですが、新しい税理士の方は事業を縮小したいという考えだったんです。

事務所が目指している方向と、自分の考えている将来像にだんだんズレが生じてきて、そのタイミングで転職サイトを閲覧するようになりました。

——ご家族に相談はしたのでしょうか。

最初はできませんでした。職場の人や家族の誰にも見られないように、転職サイトやエージェントサービスに会員登録していました。

ですが、わたしが会社や自分自身の今後について悩むようになってから、家にもその問題を持ち込んでしまっていたようで。日曜日でも眉間にシワを寄せて、難しそうな顔をしていたらしく、今思えば家族に気を使わせていたんだと思います。

次第に転職する気持ちが固まり妻に相談したところ、まったく反対されることはなく「まずは探すだけ探してみたら」と背中を押してくれました。

——そこから本格的に転職先を探し始めたんですね。

そうですね。都心の会計事務所や税理士事務所の中から自分で選んだり、エージェントに紹介いただいたりして、SRAを含む2社から内定をいただきました。

——転職活動時のSRAの印象はいかがでしょう。

人事との面談が良い雰囲気でしたし、HPやnoteを読んでみると、代表の服部さんの考えていることがわたしと似ている気がしたんです。

「これしかやらない」と決めずに何でもクライアント力になろうとしている。クライアントの発展に重きを置いているところに惹かれました。

どちらに転職するか迷っている中で妻に相談したところ「SRAのことを話しているときの方が楽しそうだよ」と言ってくれて。それで入社を決めました。

興味があったIPO支援に挑戦中

——SRAに入社して約半年が経過しましたが、いかがでしょうか。

わりと毎日が楽しいです。面接時にもSRAでやってみたいと話していた、スタートアップの会社設立のサポートや、IPO(新規公開株)を目指すクライアントの支援経験ができているので、毎日新鮮な気持ちです。

ほかには、社内メンバーの雰囲気が前職とは違いますね。事務所によって社風の違いがあると思いますが、前職では、人は人、自分は自分という感じで、休憩中はそれぞれの時間を過ごしていました。

ですが、SRAは年齢問わず気にかけてくれる人が多くて、業務時間でも昼休憩でもコミュニケーション量がとにかく多いですね。隣にいるのにチャットが飛んでくるのは、まだ変な感じがしますけど(笑)。

——前職との違いがありすぎて、合わないと感じることは?

それはないですね。税理士事務所や会計事務所の大切なルーティンワークである記帳代行や税務申告などは、定期的な仕事としてお受けしていますし、自分のこれまでの経験はダイレクトに活きています。

またSRAに来たかった理由のひとつとして、上場準備をしている会社のサポートのような、新しいことに関わって自分のできることを増やしたかったんです。

たとえば、IPOを達成するためには最終的に証券取引所から上場の承認が必要です。そこに至るまでの現実的なスケジューリングや、証券取引所はどこを審査するのか、経営の透明性向上のためにどんな準備ができるのか。

わからないことばかりで自分のスキルとしては発展途上です。経験豊富な周りのメンバーにお世話になりながら、目の前の仕事に取り組んでいます。

「税理士事務所や会計事務所はどこも同じだろう」と思っている人に最適

——SRAへの転職後、ご家族の反応はいかがですか。

子どもたちには転職が決まった後に話して、そのときは「へえ」って感じで、報告するのにちょっと緊張していた身としては拍子抜けでした(笑)。

ただ最近は、「前より機嫌良さそうだね」とか「パパの会社って結局何屋なの?」と一応気にかけてくれているようです。

——最後に、SRAへの転職を検討されている方にメッセージをお願いします。

もし現状の環境で停滞感を感じているなら、思い切って別の職場で働いてみるのも良いかと思います。

わたしは、自分ができることや会社としてできることが増えるのは、直接クライアントの発展に貢献することだと考えています。

仮に今やりたいことがないとしても、SRAで多種多様な業務に触れることで「これができるようになりたい」というものが見つかるはずです。

わたしたちと一緒に、会計や税務からクライアントの成長をサポートする仲間をお待ちしています。まずは気軽にお話だけでもお聞かせください。


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