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「今は弟と一緒に経理の仕事をしています」市原兄弟のリファラル採用体験談

企業の採用活動において、徐々に事例が増えてきているリファラル採用。社員がリクルーターとなり、自社に知り合いを紹介する採用活動を指します。「社員を通じて履歴書には載らない情報がわかる」というメリットから、整備を進めている企業が多くなっています。

Seven Rich Accounting(以下、SRA)でも現在、リファラル採用に力を入れており、社員を介した新しいメンバーの入社が続いています。今回のnoteで紹介するのは、そろってSRAで働く兄弟。市原貴史(弟)が、所属する経理部の仲間として市原裕史(兄)を迎え入れました。

なぜ貴史(弟)は自分の職場を紹介しようと思ったのか。弟からの紹介を裕史(兄)はどう感じ、入社後どのように働いているのか。市原兄弟に聞きました。

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市原 裕史(いちはら ひろふみ)
地元の大分県にある電気設計の会社から、2021年にSeven Rich Accountingへ。経理部のマネージャーを務める弟の紹介で入社し、現在は同じ部署で業務にあたる。渋谷オフィスで研修後、地元に戻りフルリモート勤務を予定。

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市原 貴史(いちはら たかふみ)
2015年、最初の新卒としてSeven Rich Accountingに入社。会計・税務などのクライアントワークに加え、社内経理や人事などコーポレート業務に従事。2020年にコーポレート部門への異動を経て、経理部門のマネージャーを務める。

創業期と比べ、紹介できる環境として整ってきた

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——おふたりはご兄弟ということで、以前からお互いにお仕事について相談するような間柄だったのでしょうか。

貴史(弟):年に1回、僕が地元の大分に戻って近況報告をするくらいで、そのときにすこし話す程度でしたね。兄ちゃんは今地元の電気設計の会社で働いている、くらいの認識でした。

裕史(兄):お互いの詳しい仕事内容などは、全然話したことなかったですね。わりと疎遠になってたかも。

——なるほど。では、どういった経緯で貴史さんはお兄さんを紹介しようと思ったのですか。

貴史(弟):いくつか理由があって、まずはSRAを紹介することで兄ちゃんの給与の悩みを解決できるかも、と思ったのが大きなポイントです。兄弟間は疎遠になってたかもしれませんが、両親伝いで生活が大変らしいということは聞いており、そこで電話をしたのがきっかけでした。

SRAとしても経理部の人材を増やしたいと考えていた時期で、信頼できる家族なら一緒に頑張りたいと思えたんですよね。

——それで、一般的な採用活動ではなくリファラル採用だったんですね。

貴史(弟):はい。もともと個人的にリファラル採用をしようとは思っていなかったのですが、転機となったのは数年前に行った合宿でした。そのときに目標管理のためのOKR(Objectives and Key Results)を設定し、経理部の人材不足が明確になったんです。

自分が入社した当初はSRAも創業期で忙しい毎日だったため、紹介で入社してもらうと、忙しさを知り合いに押し付けていしまうようで気が引けました。しかし年々SRAは働きやすい会社になってきているし、自分としても新しいメンバーをサポートできるくらい力がついてきたので、信頼できる人に声をかけていました。

——裕史さんは貴史さんから声をかけられて、最初はどう感じましたか。

裕史(兄):まず、貴史が「信頼できる人」という枠で僕に声をかけてくれたのが嬉しかったですね。特別仲が悪かったわけではないのですが、3年連絡をとっていなかった時期もあったくらいの就かず離れずの関係性だったので、それでも声をかけてくれるんだと嬉しくなりました。

僕が力になれるならと思い、声をかけてもらってからはSRAへ行けるような方向で話を進めていきました。

貴史(弟):この先死ぬまでに家族と会える時間ってどれくらいだろうと考えたときに、年1回のペースだと数えるくらいしかないなと思って、それはちょっと寂しいかもという気持ちもありました。ただ、兄を誘えた一番の理由は「SRAに来ることで兄はより幸せになれる」と思ったことでしたね。

——選考段階ではおふたりとも本業があったと思いますが、並行しての採用活動・転職活動は大変だったのでは?

裕史(兄):そんなに大変だった記憶はないですね。雑談のような感じで、電話をしながら面接の準備をすることができました。

自分の人生設計に沿って働き方を相談できること」や「5年後10年後にどうなっていたいか」など、事前にSRAの特徴や大切にしていることを共有してもらいました。それで貴史と一緒に詰めることができたので、スムーズに進められたのだと思います。

貴史(弟):僕も日程調整をするくらいで、詳しいことは人事に相談してサポートしてもらっていたので、実働数時間程度で採用まで進められましたね。

「僕自身が力になれるのか」がいちばんの不安点だった

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——裕史さんは異業種からの転職でしたが、抵抗はありませんでしたか?

裕史(兄):別業種から来た自分が入社後に力になれるのかは不安でした。あとは貴史がやたらと「大丈夫だから」と励ましてくれたのですが、その大丈夫の度合いがいまいちわからなかったのも心配だったんです(笑)。貴史だけが盛り上がって、会社としてはそんなに必要とされていなかったらどうしようといった懸念点もありました。

貴史(弟):正直なところ、会社にマッチするかどうかは実際に働いてみないとわからない部分はあると思っていました。それでも大丈夫だと言ったのは、何かあったときに自分がサポートできる立場にいるから。自分(弟)という要素が、会社と兄の間のクッションになると思ったんです。

裕史(兄):当時はコロナウイルスによる自粛期間で気持ちも閉鎖的になっていたし、もともといた会社の業績も右肩下がりで余計にナーバスになっていたんだと思います。

前職では昇給制度や住宅補助がなく、感染拡大の影響で労働時間も減らされてしまい生活に困窮していました。実家の事情で大分から離れることはできず、やむなく副業のアルバイトも考えていた頃に貴史から電話がかかってきたので、転職を検討し始めました。

貴史からは「SRAは社員と長期的な付き合いを考えていて、個人の思いやなりたい自分を大切にする会社だから、5年後10年後どなっていないかを考えてほしい」と言われていました。実家の事情や自分の将来のことを考えたときに、貴史が信頼しているSRAに行かないという選択肢はなくなりました。

——最初は貴史さんとのやり取りだけだったと思いましたが、実際にSRAへ面接に来てみていかがでしたか。

裕史(兄):やっぱり貴史だけが盛り上がっていたらどうしようという不安はあったので、人事の方との面談は緊張しました。ただ人事の中岡さんは気さくにお話してくれたり、野崎さんは真摯に僕と向き合ってくれたりして、堅苦しくないカジュアルな面接でした。貴史と同じような温度感で迎え入れて、真剣に話を聞いてくれて安心することができました。

印象的だったのは野崎さんの「SRAで働かないとしたら、どういうことが考えられますか」という質問で、「僕としてはSRAから不採用と言われない限りは、その選択はないです。」と回答した覚えがあります。

これから職場にフィットできるように、貴史と同じ部署で

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——自分が力になれるかどうか、など不安点があったとのことでしたが、入社後にその不安は払拭されましたか?

裕史(兄):完全に無くなったわけではありませんが、これから力になれるように、貴史と同じ経理部で目の前のことにトライしている日々です。

ただ、貴史が経理部だけでなく他部署のメンバーとも楽しそうに話しているのを見ると、こういう関係性を築けるように仕事をしてきて、弟も今まで頑張っていたんだなと兄として安心しました。

それと同時に、これからは自分も同じようにメンバーの皆さんと関係性を築いていきたいと思っているので、なるべくいろいろな方とコミュニケーションをとるようにしています。

——入社されてまだ数ヶ月しか経っていませんが、社内やChatworkでも積極的にメンバーと交流されていますよね。

裕史(兄):早い段階でできるだけ皆さんと関わりたくて、全社員が見ているチャットでちょっとしたコラムを発信しています。

貴史(弟):仕事のクオリティは職場に慣れるにつれて安定してくるはずですし、兄ちゃんが真面目なのは知っているので、その点は安心して一緒に働いています。ミーティングのときは、ちょくちょく鋭い指摘をされることもあるので、兄ちゃんもちゃんと考えてるんだなと思うこともあります(笑)。

裕史(兄):(笑)

——これからさらにSRAにフィットしていくはずですよね。最後にSRAへ入社を検討している方へメッセージをお願いします。

貴史(弟):正直なところ、僕は今の仕事が大好きだからSRAで働いているというわけではなく、SRAで一緒に働く人が好きだから働き続けています。今回も、「SRAに入ることが兄のためになる」と思えたくらい、SRAは信頼している人に紹介したくなる環境です。

裕史(兄):僕自身SRAに所属してから、確実に人生が良い方向に向かっていると思います。面接のときにできる限りの要望を伝え、働き方を人事の方と相談して合意することができました。

もちろんケースバイケースだと思いますが、自分の人生設計においてキャリア面に悩んでいる方は話を聞いてみると良いかもしれません。

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